局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

リースを作って過去を反省する

2022-11-26 21:21:32 | 日々の生活
私の車を買ったディーラーで、毎年この時期にクリスマスリース作りのワークショップがあるらしい。
いつも素敵なのを作らせてくれるという。
毎年参加しているG友から誘われたので今年初めて参加してみた。



ショールームに入っていくと、なんとなく精油系のいい香りが漂っている。
2階に案内されると、こんな感じに各シートにリース台とワイヤー。フレッシュな常緑樹が何種類か置いてあった。
リース造りは初めての経験。
飾ってある講師の先生の見本を見て、素敵だけどできるんかいな?とちょっと不安になる。



一人分の材料はこんな感じ
ヒバ3種類 もみの枝 コニファーと紫の実。
まず枝を切り離して止めやすい長さにしてこれらの葉っぱを時計回りの方向に円を描くように、根本を止めながら反時計周りに止めつけて行く。



表面だけでなく リース台の上と下にも枝を入れて、横から見るとふんわりとしたかまぼこ型に作っていくんだそうです。

リースの丸い形は はじめと終わりがないことから永遠を意味し、特にクリスマスリースは「終わりなき永遠の神の愛」を意味するとか・・・
円状のものが吉祥となるのは 和柄でも七宝模様や青海波だのは円の続き柄でおめでたさを表しますよね。東西離れていても人の考えることの普遍性ってあるんだね~などと考えつつ、ここはこの枝にしようか、円の外側には長めの枝ね、などと考えながらやってたら、あら楽しい!



先生のお手本に比べるとショボいが一応できあがったので良しとしよう。
何処を上にするか考えて、渋い色のリボンももらったのでつけてみた(リボンは無くてもいいかもしれない)




家に帰って飾ってみたところ。
これは1日に霧を数回吹けば年末くらいまでは緑色が保つらしい。
ドライになってもそれはそれで良いし、お正月には水引でも飾ればお正月飾りに転用も可能ですね。

いわゆる「お稽古事」って好きだったので幼少時から色々やってはきたが、華道だのフラワーアレンジメントだのはまるで習ったことがないワタクシ。
家に花があるのは好きだが、いつも我流、ぶっ刺し流である。
実家では、母が古流の講師資格を持っていたので、いつも家に花は飾られているのが当たり前でそうありがたいとも思わず、母が活けるお正月の松竹梅や万年青の生け花も(ふ~ん、まあ良いもんかもね)とは思っても、それを習おうとも思わなかった不肖の娘であった。
こうやって自然の枝に触れて、形を作っていく面白さを習う楽しさを、この年になって初めて知ったってお恥ずかしいけど事実です。

母に生け花のいろはくらい習っておけばよかったな~ などと、もう多分かなえられない事を思ってしまった。



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする