局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

夕陽とディナー

2022-11-07 21:20:37 | 
伊勢旅2日目は賢島のホテルに泊まった。
3つの宮を効率よく巡れたので予定より早い近鉄特急に乗れて4時半ごろに賢島着

車内で調べたらホテルや桟橋から見る夕陽が抜群だという。スマホで日の入りの時間をチェックしてちょうど良いんじゃないかと期待が高まる局夫婦

ところが同じ電車で来て迎えのバスに乗ったチェックインの人も多くてチェックインや案内に多少時間がかかる。
いえ、とってもスタッフの対応は良いんですよ。ただコロナ対策で人を詰めない配慮やゆったりとしてせかせかしない対応に、せっかちのオットが我慢できずにスーツケースを運んでくれようとするスタッフの台車から自分の荷物を下ろして
「大丈夫です 自分たちで行きますから」とさっさと歩きだす。
まったく~

まあこの時に限らず、この地の方々はセッカチな東京人よりだいぶのんびりはされている。レンタカー屋さんや周囲の車の運転も然りではあった。(青信号になっても動き出すのが遅いこと)
たまにはそれに合わせてペースダウンすればいいのにさ。

とはいえ・・・

急いだ甲斐あって、海に沈みゆく太陽、それの残照に映える英虞湾の美しさの変化は存分に見ることができたのは良かったかもしれない。

部屋の窓から↓



一息ついてディナーの始まるまでラウンジでくつろぐことにした。
ここがすんごく良かった。








これだけワインがあれば当然いただく局夫婦



ラウンジのバルコニーに出て夕陽が海に少しずつ飲み込まれるのを観ながらワイングラスを傾ける楽しさよ







こういうシチュエーションではせわしない日常生活を忘れ互いの不満も忘れ、楽しい時を過ごすに限りますね。



ワイングラスは空になり夕陽の残滓をとどめていた空はすっかり群青色に暮れていったところで・・・

部屋で着替えてからディナー会場へ



サミットで使われたテーブルが飾られています



この日は海鮮コースだった



料理に合わせて三種類のワインを少量づつのペアリングとオーダーした。
二人でボトル一本だと飽きるし、飲み切れないともったいないし、少々良いワインをちょっとづつ飲んでお料理に敬意を表しましょう。
これは良い選択だった。
「酒のことはお前にまかせると間違いない」とオットに褒められた(褒めどころはそこかいなw)



幕開けの泡はテタンジュ
オットの腹が出ているw



アミューズ 丁寧なお料理に続くメニューへの期待が高まる





車エビカクテル



伊勢海老のクリームスープ よくかきまぜてお召し上がりくださいと言われる



伊勢海老の味噌とクリームがまじりあって互いに引き立てあって海を奏でるハーモニーを感じる
さんざん馬鹿にした番組だが 口の中がちむどんどんだ~!
あたしはこれが一番美味しいと思った



白はムルソー バニラっぽいワインは好みじゃないが、これはクリーム系の料理にマッチしました。



バックのシャンデリアもさりげなくステキだった



伊勢海老のアメリカンソースを経て
「俺さ 今まで伊勢海老食べて うまいって思ったことなかったけどこれはうまいな」
そりゃあお飾りみたいなお節料理の冷えたカチカチの伊勢海老に比べたらね ぷりぷり~



アワビのステーキ
これも焼き加減がちょうどよくて磯の香りとバターと香草ソースがよく混じり口の中の弾力も楽しく



魚介に赤はどうかな~と思ってたがシュヴレシャンベルタンの渋みに負けずに最後まですてきなペアリングとなった。



デザートもおいしくて



最後のコーヒーまで満足にいただいた。
この日の18000歩いた疲れが心地よい酔いを誘って(ってラウンジでも結構飲んでたからね)
ここへ泊まろうと言ってくれたオットに感謝して就寝。
コメント (4)
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