局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ブランド品よりも

2015-05-27 23:47:10 | 見る(映画 劇場 美術館など)
例によってバタバタしていて記録が遅くなってしまったが・・・

先週の事、こちらに行った。





麹町にある。ベルギー大使館 


先月 YUMAMAさんが習っていらっしゃるレースの展示会に行ってきたのだけど ★ 

その時にいただいた案内状を見て、ぜひ行ってみたいと思った展示。




ベルギー人のアンティークレースの収集家 ★ の方のレースと 日本人の ★ 鍛金作家の方のコラボレーション作品。

この作品が印刷されたハガキを見た上、実際にそれを見に着けていた方を見て、一目ぼれしてしまったのである。
そしてYUMAMAさんとともに「ぜひ行きましょう」と約束して展示の日を指折り数えて待っていたのである。




当日はベルギー大使夫人も桜内さんも会場にいらした。

そして作品。思った通りにステキである。
繊細な繊細なレースを切り取って、それに沿ってひきたてている周りの銀の細工。
裏を返すとそれがまた凝っていて、△や○に銀が切り取りがしてあり、あまり重くならないような工夫がしてある。

これがペンダントヘッドとかブローチとしてつけられるのである。







なんてステキ!

でもつけられている値段はあまりステキじゃない(例えれば、ハイブランドのバッグ一個分くらいの(エルメスは除く)のお値段)・・・・

しかし 考えてみるとアンティークのレース。その昔レース職人がこれだけの面積を織りあげるのに何時間も費やして、当時の貴族たちのために作られたもの。それが現代の作家さんの手で新しい生命を与えられてこうして私に微笑みかけている。ほらワタシを持ち帰りなさいと・・・(妄想)

こりゃ~ 買わないと一生後悔するな と思い、YUMAMAさんもワタシもお買い上げ予約をしたのであった(まだ違う会場での展示会があるので)

だって、ほんっとに気に入ったものは買わないで後悔するのは嫌じゃないですか? 最近年とともに物欲も低下してきたが、久々に欲しいと思った品であった。

買ったという高揚感が過ぎて今になっても、買って良かった、あの美しい作品を速く手に取りたいと思うばかりである。

あの小さな空間のレースの花が、元はどんな作品の一部だったのだろうか? 美しい貴婦人のエリ飾りだったのだろうか?それともイケメン貴族のポケットチーフだったのだろうか?とか想像するとワクワクする。
作品と一緒にロマンも手に入れた気になったからである。

手に入ったらどうやってつけようか? 金属のチェーン?バカラのペンダントみたいなサテンのリボンとか革紐みたいなもの? 最近アクセサリー店や素材屋さんを見てあれこれ考えている。







コメント (4)
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