局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

花組観劇記

2015-05-23 14:45:36 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週は小劇場系の舞台に行ったが、相変わらず節操のないワタシ・・・

今週は久しぶりといっても二公演ぶりに(星は柚木さん退団チケット難で取れなかった)宝塚 花組




コレです

 
 舞台は地中海で最も美しいとされるカリスタ島。この島に生まれながら、数奇な運命に翻弄され、フランスで育ったシャルルは、カリスタ島を統治するフランス軍将校として、再び故郷に降り立つ。時はフランス革命前夜。シャルルには本国フランスの動乱に乗じて、故郷カリスタ島を独立させたいという密かな野望があった。島のレジスタンスの若者達と信頼をはぐくみ、野望は成就するかに見えたが、島の女アリシアの情熱的な愛がシャルルに向かったことで、歯車は狂い始める。
 男が英雄になれなかったのは、一人の女を愛してしまったから…。愛と友情、そして故郷への想いの狭間で揺れ動く青年の葛藤をリリカルに描いたラブロマン。


ワタシは本当の所、よい宝塚ファンじゃないのですね。出待ち 入り待ちしたり お茶会に行って特定のジェンヌさんを応援するほどの情熱はなく、一公演は一回のみ観劇、何度も行って思いを反芻するわけじゃない、ただ回数だけは重ねているくらいのファン。

だけど、あの現実離れしてウツクシイ方たちを眺めて、しばし現実から浮遊できればよい くらいのもの。
だから 特定の方に思い入れしない分、脚本は楽しませてほしい(せめてとんでもない矛盾とか破たんしたものは見せないでほしい)くらいのもん。

今回の大石さんの脚本は良かった。フランス革命と島の独立という背景で、将校とレジスタンスの若者リーダーと情熱的な島の娘の三人が絡む恋愛事情を描き、よくまとまってたし、最後はハッピーエンドで気分も上がった。

そしてその三人の主人公たちの歌の安定していたこと。誰かが極端にへただとずっこけますから。安心して聞いてられた。あとアニータ役の専科の人の歌が上手い事。聞き惚れた。

それにしてもこの組のトップさんはどこから見ても美しい。

 

同じジェンヌさんたちが「あまり綺麗なので」と言っているのがわかるくらい美しい。あんまり身長はないけど、その分顔が極小だからバランスがいいこと。相手役になる娘役さんが気の毒なほど顔が小さいんだもの(ほれ、また余分なことを)
それにこの公演の最初、歌いだしたときに「んっ?」と言ってつっつきあった 舞台友Nとワタシ。歌が以前に比べすごく上手になってるからであった(上から感想ですみません)低音も自然な発声で伸びも出てきて無理がなく聴けた。

そして特定の贔屓は居ないと言ったそばからなんですが・・・

この組には秘かなオシメンが居るのである。

今回ナポレオン役の

この人



 

都会的で恵まれた容姿 ダンスはキレキレ 舞台のどこにいても目でおってしまうオーラの発生。
この人はなにかアクシデントがなければ絶対トップに上り詰めると予言しておこうっと。まあその前に歌をどうにかしてと切にお願いしたい(また余分なことを)

ショーもよくまとまってて良かった。みりおさんの花魁姿にはぶっとんだけど。



この日はいつもの観劇トリオ(舞台友NとMちゃん)に+してやはり小学校から高校まで同じ学校だったSちゃんが参戦。遅子持ちの彼女は今春子供が大学生になってやっとフリーの時間が増えたと実家地方からこの公演目指して上京。

せっかくだからと銀座でご飯。

この劇の最後に 将校と島の娘が結ばれてハッピーエンドだったのだが、その際のせりふ

♂「広い家なんて住めないよ」
♀「そんなのいらないわ あなたがいれば」
♂「お金もないよ」
♀「そんなのいらないわ あなたがいれば」~~ というようなセリフが続くのですね。

そのセリフを変えて

「それは無理だわ お金がなければ~」と寿司屋のカウンターで歌う舞台友Nの熱演にお腹をかかえて笑いつつ



おなか一杯で満足したオバ四人であった。










コメント (4)
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