局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

薔薇園 詳細

2024-05-23 23:52:03 | 日々の生活
薔薇園散策詳細です

この日は父の面会とこれからの治療方針の話し合いに実家地方に来た。
小康状態は保っているとはいえ、いつ何時何かあったらそのままさようならのお年頃である。
カンファレンスは朝の9時半から 終わって父の様子をみて(面会時間は15分まで)オットも夕方父の様子を見に来てくれるまでの時間に行ってみようと思ったのである。

実は前の夜に弟と実家でご当地ローカルTVを見ていたら薔薇が見ごろというニュースをやっていたのである。



病院からこの公園まで車で15分足らずだがナヴィの道案内で見たら、このバラ園の周りの道路は真っ赤である。この渋滞には巻き込まれたくないのでちょっと離れた駐車場に止めて松林の中を歩くことにした。

900m歩くことになったが、普段東京の田舎区に住んで地下鉄やターミナル駅の乗り換えに慣れてるワタシにとってどうってことのない距離であるが、実家地方は超車社会。みんな歩かないんだよね~
薔薇園の駐車場の空きを待つ車は長蛇の列であった。



気持ちのよい晴天の日でちょっと強すぎる日差しをうまい具合に遮ってくれる松林の中を一人でトコトコ歩いているとあちらからおじいさんが・・・

「薔薇園にいぐんかい? 今日は混んでらいね~」とジモティー言葉で話しかけてきた。
ここの地方はアクセント的訛りは少ないが、独特の言葉使いがあるのである。
本人たちは「〇〇は東京にちけーから訛りはねーんさね~」と思っているのである。

話がそれたが・・・

薔薇園入り口に着いたらフェンスにからみつくこの子たちが迎えてくれた。
まさに満開


入り口 いわゆる映えスポットだが人がわらわら居ないのが良いですね。


5月の快晴の日

パノラマ映像

全景はこんな感じ

この日はまさに花たちは満開で迎えてくれた。







1月前にオットと来た時はまだ咲いていなかったアーチも満開の花着きであった。

心惹かれた薔薇たちをあげてみると・・・



↑ ニュードーン



↑ パレード その名前の通り明るい印象




↑ この優しい黄色が好きだ


園内はイングリッシュローズ フランスその他欧米 オールドローズ 日本とドイツの薔薇 アメリカの薔薇 モダンローズ などのエリアに分かれている。

約600種、7000株だそうです。 見事~



薔薇に自分の名前がついたら嬉しいだろうな~


↑ 大地真央


↑ ソニア・リキエル

上を向いて朗らかに咲く花 少々うつむいて咲く花



↑ グラニー この子はうつむき加減で綺麗なピンクが乙女のようで・・・
デンマークの薔薇でした。




↑ シャルルドゥゴール
この色は好きだな~

紫の薔薇の人と言えば この人じゃないですか 速水真澄サマ



混んでいると言われたけど 園内は広いしこのくらいしか人はいない

平日午前中だからか入場者平均年齢は高そうである。
こういうシーズンでゆったり見るには地方に限りますね(美術展もそう 東京は人口密度高すぎだ)








↑ 白薔薇もいいものですね シンセラ









↑ オールドローズエリア この辺の薔薇たちはどこか懐かしい 控えめで小さめの薔薇

そしてワタシを感動させたのは日本の薔薇たちでした


↑ 王朝 





↑ ブラックティー

この二つのなんともいえない色が好きだ。十二単の襟元や袖口からのぞきそうな日本の色ですね



↑ マダム・ヴィオレ これも日本産 開きかけのものが上品だ





↑ ノスタルジー 日本産







↑ マドモアゼルマイコ 日本産 オレンジの濃淡が美しい


↑ そしてご当地薔薇 あかぎの輝き 平成22年3月にオリジナル品種と定められたそうです。 時間とともに色が変わっていくんだそうだ。







↑ 白薔薇でも華麗 貴船 (日本産)




↑ 同じく華麗な紅バラ ローズオオサカ 日本産

いや~ 日本で研究開発された薔薇って趣味ってことがわかったわ~



↑ こちらはドイツ原産の カインダブルー 青に近いバラ


入場口近くには苗もたくさん売っていた。
「ワタシを選んで持って帰って」という花たちのささやきも聞こえた。
車で来ていたから買おうと思えば買えたのだが、東京の家の庭には植える場所がないし、実家の庭は今やドクダミ畠となっていてそこに唐突に植えてもな~  だし、虫がついても病気になっても弟が手入れするとは思えないので諦めた。




父の衰えを目の当たりにしたあとだったが この花たちにはかなり救ってもらった感がある。
なるほど多くの人たちが薔薇に惹かれる理由がわかったような気がした。
気分が落ちた時は薔薇の中で深呼吸ですね。いつも咲いてるとは限らないけど。







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8 コメント

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Unknown (YUMAMA)
2024-05-24 09:57:42
ああ、眼福、だけじゃなくて、かおりまで楽しんだ気分です。
癒されますね〜、花の力、素敵。

局様には、いつもその生き方、考え方に、おおげさでなく、生きる前向きの力をもらっております。
お父様もどうぞ長く元気でいらしてくださいますよう、お祈り申し上げます。
(我が家の母も、92、なかなかに難しいフェーズに突入した感じがあります💦)

私も、どんよりのらくらしてないで、明るい空の下で自然に触れようっと!
tsuboneさんへ♪ (Passy)
2024-05-24 14:42:50
tsuboneさん、こんにちは♪
素晴らしい薔薇園ですね....。.:*・゜
薔薇たちの癒やしパワーのシャワーを浴びたような...そんな気分を味わえたことでしょう。
そうなのですよ、ただ眺めては歩き、香りを愉しんでは歩き、名前からいろいろ想像してみては歩き...
そんな時間が、なぜか私たちをリフレッシュしてくれたり
慰めてくれたり、元気づけてくれたり...ね。
植物にも動物にも、私たちを癒やす力があるのですね、きっと。
そうそう、日本の薔薇たちの素晴らしさ.。.:*・゜
頼もしいでしょう?
日本人育種家の皆さまの、長年のたゆまぬ努力に感謝しています。
私も日本の薔薇の美しい姿に感動して...薔薇園巡りが始まったのですよ。
20年以上前のこと...ひとつひとつの薔薇に物語があるのです...
tsuboneさんの言葉で嬉しい気持ちが.。.:*・゜
お父さまにも、薔薇の香りを愉しんでいただけたら、いいですね...
tsuboneさんご自身も、どうかくれぐれも御身お大切に...
面会時間制限 (怒) (夢母)
2024-05-26 20:28:12
この日も
薔薇日和?でしたね

それにしても
病院の面会時間制限とやら
まだまだ続けるのでしょうか

限りある
家族との時間

感染対策などと
印籠のように
ふりかざすなんて
本当に
非科学非人道過ぎます

この騒ぎが始まったころ
臨終迎える父との
面会時間が
20分
1時間経ったら
20分・・・
ICUの個室で
待っていたこと思い出しました

少しでも
お父さまに逢える時間が
持てますよう
応援してます

私のようなことになったら
猛抗議してください
家族にはその権利があるのですから・・・
Unknown (kebaneco)
2024-05-26 22:04:34
バラ園、いいですね〜
地方だと広い会場に人がちらほらでも、混んでるっていう評価。
混んでるっていう定義がわかんなくなります、我が家も週末にそんな経験をしました。

薔薇って品種が多いですよね。
あたし好きだから時々買いますけど、一輪でも華やかになります。

お父さまのこと、いい方法が見つかりますように
YUMAMAさん (toki-tsubone)
2024-05-27 13:33:31
ワタシの実家地方は自然豊かで花の名所なども多いのですが いかんせん宣伝がヘタで交通インフラが悪すぎるキライが・・・
鎌倉のように気軽にいけないのが残念ですがいつかご一緒しましょうね。

ワタシの事を買いかぶりすぎだよ~~ と照れちゃいますが、できることはやるし、無理なことは自己犠牲しすぎないで行きましょうよ。
お母様もお年を考えるとこれから大変なこともあるかもしれませんが、三姉妹で乗り越えてくださいね。
魔女の一撃 治りましたか? どうぞお大事に。
Passyさん (toki-tsubone)
2024-05-27 13:40:56
こんにちは
Passyさんのブログで「薔薇と月」の魅力をたくさん教えていただきました。こちらの薔薇園でいくつかの薔薇で(この名前読んだことあるかも・・・)なんて思いましたもの。
日本の育種家さんたち・・・ 果物(イチゴやかんきつ類やぶどうなど)も日本で開発されたモノたちは素晴らしいですよね。
結果が出るまでに何代も受粉を重ねて試行錯誤する・・そういった工夫と情熱を形にできる同胞の方たちに誇りを覚えますね。

日本の薔薇の色・・・ なんとも柔らかくて優しくてつくづく良いな~と思いました。
このバラ園 ちょっと遠いですがPassyさんにもみていただきたいな~と思いました。
夢母さん (toki-tsubone)
2024-05-27 13:54:17
ここの公園の薔薇園 進化してませんか?
行くたびに思います。

面会制限、まだまだ多いですよ。
父と母が入院した所は急性期も受け入れていて、面会は3人まで一日15分です。
これでもマシな方で 療養型の病院となると1週間に1度予約のみ のようなところばかりです。

医療関係者に聞くと やはり現場の第一線の人たち(ナースとか介護士さんたち)が反対するケースが多いようです。
あと、お年寄りに感染した場合 「どうしてくれるんだ!」と詰め寄る家族も多いんです。
コロナに限らず 感染症ってのは防ぎきれないもんだって認識、覚悟してる人ばっかりじゃないですから、文句をいうなら家で診ろって言われればそれまでなんですよね。
ワタシはたとえ何かあっても、お年寄りが家族に会えて温かい時間を過ごしてもらえる方がいいと思いますけどね。
あと、自分がそういう立場になったらと思うと、牢獄みたいに隔離されて一日過ごすよりは、インフルにかかって多少早死にしても 知ってる人に会いたいもんだよな~ と思いますけどね。

この病院も今までいた介護施設も、多分個室であればずっと家族と居させてもらえると思います。
母の時もそうで、弟とオットと三人で見送れました。
kebaさん (toki-tsubone)
2024-05-27 14:00:21
このバラ園、盛りの頃に行ったのはホントに久しぶりなんです。
こんなに綺麗だったんだ~と感動しました。
薔薇は一輪でも家にあるとその場が華やかになりますね。特別な花ですよね。

そうそう、「混んでるよ~」と教えてくれたおじいちゃんに 週末の竹下通りとか新宿の乗り換え階段とかを歩いてみてもらいたいと思いましたw

kebaさんも北へ西へお忙しそうですね~

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