話はさかのぼるが連休中のことである。
そう、子供の日だった。
この連休中 お嫁ちゃんM子の両親が東京に遊びに来ていて、その日はみんなで示し合わせてランチでもしましょうと言うことになっていた。
ムスメもM子弟もちょうど時間があいていたので総勢8人。
「なんか気の利いたところ予約しといてくれよ」とドラ。
まったく丸投げしおってと思いながらも、ダテに普段オバ仲間とランチしているわけではない。赤坂見附の某ホテルに、落ち着いていて、味もまずまず、それでいてリーズナブルなレストランがあるのである。サラダとスープは食べ放題。ランチはサービス料無しでセットメニューは千円台からである。しかも、土日はワイン飲み放題!
当日は、M子は両親と待ち合わせて、弟ちゃんは下宿先から、ドラは英会話教室から、オットは泊まり仕事あけで、私とムスメは家から それぞれ現地集合することにした。
この後ドラ夫婦とワタシは途中犬をピックアップして母のお見舞いがてら実家に行く予定だったので、車でホテルに行くことにした。
ムスメが運転である。
この日は降り続いた雨がやっと上がった日で、GW中は案外空いている都内の道だが、結構車の数が多かった。
某通りを曲がり甲州街道を新宿南口に出て御苑トンネルを抜けて四谷に向かおうとしたとき、私とムスメは同時に
「何あれ!」「許せない!」と同時につぶやいたのであった。
それは南口の車道を通る一台の自転車であった。結構なスピードで私たちの車の後ろからせまり、左側をすり抜けようとしたその若オヤジの自転車の後ろには小学校低学年くらいの子供が乗せられていた。しかもオヤジは携帯電話で大声でしゃべりながら片手運転をしていたのである。
若オヤジよ。あんたが勝手に事故るのは同情しないが載せている子供(ノーヘルだし)まで危険にさらす権利は親としてもないはずである。
父ちゃんを信じて楽しそうに乗っている子供が不憫である。
ここらで発見
その後のオヤジの軌跡
自転車は基本歩道じゃ乗ってはいけないよと道路交通法が改正されたのはいつだっただろうか?
まだ完全にいけないってわけじゃないみたいだし、歩道の幅によっては今までどおりにOKってところもあるからその規制は大分ファジーなものではあるけれど、なんとなく歩道を自転車に乗って通るのははばかられるようになった。
だけどね、例えばこの新宿南口。歩道は人であふれているから自転車で通行するのはほぼ不可能であるのはわかるが、片側はそれぞれが狭い三車線の車道は都内でも有数な自転車通行困難道路ではないだろうか?
それを子供を乗せて携帯で話しながら片手運転とは・・・(何やら待ち合わせしている友人に道を確かめている模様であった)停まって話せちゅうに
震災以来、本当に自転車が増えた。それも車道に。
私のように車も運転する、しかも自転車も乗るといった立場として公平に見ると、やはり車道の自転車ってのは車にとって怖いものである。
バイクだとスピードは同じようだから無理に抜かす必要はないけど、自転車は普通に走っていると抜かす必要が出てくることが多いし、それもバイクと違って時々ふらつくからすごく神経を使う。
事故ったら絶対に車のほうが加害者になるし。
私がよく使う片側二車線だが狭いし右折車線はなく時々駐車しているので実質一車線しか通れない某道路で、自転車が前にいるとあ~怖いなと緊張が走る。そりゃー自転車側も気を付けてはいるのだろうが、車の側が気をつけなきゃいつ被害者になるかわからない立場である。
ここのところてんかん発作だの居眠りだので どうしてこんなに?というほど車が人の列に突っ込むことの多かったこと。ああいう事故のニュースを見ると余計私は車道を自転車で走ることができない。
自分の命を見ず知らずのドライバーの好意にゆだねるほど私は知らない人一般を信じられないから。
だったら歩行者に注意して歩道を遠慮がちにゆっくり通行するほうを選択する。
このところ確かに自転車専用のラインが車道にひかれている所も増えてきたけど、あれにしても車一台駐車しているとライン外に出なきゃならないんだから決して安全とは言えない。駐車できないような物理的なものが置かれない限りは。
もうちょっとその辺を整備してから道路交通法も改正しておくれよと言いたくなる私である。
話はまた子供の日に戻るが、私たちの脇をすりぬけた若オヤジをまた抜かして次の信号で停まった時、ムスメは道路の左端ギリギリに車を停めて若オヤジの自転車が通れないようにした。
「へえ あんた意地悪いね」と私が言ったら
「意地悪でやってるんじゃないよ。こうやればあの人停まるじゃない。さっきから携帯でしゃべってるんだからまだ停まってしゃべればいいじゃないかと思ってわざと通れなくしたんだよ」
だそうだ。
ムスメもオヤジはいいけど事故ったら子供がかわいそうと思ったそうだ。
そう、子供の日だった。
この連休中 お嫁ちゃんM子の両親が東京に遊びに来ていて、その日はみんなで示し合わせてランチでもしましょうと言うことになっていた。
ムスメもM子弟もちょうど時間があいていたので総勢8人。
「なんか気の利いたところ予約しといてくれよ」とドラ。
まったく丸投げしおってと思いながらも、ダテに普段オバ仲間とランチしているわけではない。赤坂見附の某ホテルに、落ち着いていて、味もまずまず、それでいてリーズナブルなレストランがあるのである。サラダとスープは食べ放題。ランチはサービス料無しでセットメニューは千円台からである。しかも、土日はワイン飲み放題!
当日は、M子は両親と待ち合わせて、弟ちゃんは下宿先から、ドラは英会話教室から、オットは泊まり仕事あけで、私とムスメは家から それぞれ現地集合することにした。
この後ドラ夫婦とワタシは途中犬をピックアップして母のお見舞いがてら実家に行く予定だったので、車でホテルに行くことにした。
ムスメが運転である。
この日は降り続いた雨がやっと上がった日で、GW中は案外空いている都内の道だが、結構車の数が多かった。
某通りを曲がり甲州街道を新宿南口に出て御苑トンネルを抜けて四谷に向かおうとしたとき、私とムスメは同時に
「何あれ!」「許せない!」と同時につぶやいたのであった。
それは南口の車道を通る一台の自転車であった。結構なスピードで私たちの車の後ろからせまり、左側をすり抜けようとしたその若オヤジの自転車の後ろには小学校低学年くらいの子供が乗せられていた。しかもオヤジは携帯電話で大声でしゃべりながら片手運転をしていたのである。
若オヤジよ。あんたが勝手に事故るのは同情しないが載せている子供(ノーヘルだし)まで危険にさらす権利は親としてもないはずである。
父ちゃんを信じて楽しそうに乗っている子供が不憫である。
ここらで発見
その後のオヤジの軌跡
自転車は基本歩道じゃ乗ってはいけないよと道路交通法が改正されたのはいつだっただろうか?
まだ完全にいけないってわけじゃないみたいだし、歩道の幅によっては今までどおりにOKってところもあるからその規制は大分ファジーなものではあるけれど、なんとなく歩道を自転車に乗って通るのははばかられるようになった。
だけどね、例えばこの新宿南口。歩道は人であふれているから自転車で通行するのはほぼ不可能であるのはわかるが、片側はそれぞれが狭い三車線の車道は都内でも有数な自転車通行困難道路ではないだろうか?
それを子供を乗せて携帯で話しながら片手運転とは・・・(何やら待ち合わせしている友人に道を確かめている模様であった)停まって話せちゅうに
震災以来、本当に自転車が増えた。それも車道に。
私のように車も運転する、しかも自転車も乗るといった立場として公平に見ると、やはり車道の自転車ってのは車にとって怖いものである。
バイクだとスピードは同じようだから無理に抜かす必要はないけど、自転車は普通に走っていると抜かす必要が出てくることが多いし、それもバイクと違って時々ふらつくからすごく神経を使う。
事故ったら絶対に車のほうが加害者になるし。
私がよく使う片側二車線だが狭いし右折車線はなく時々駐車しているので実質一車線しか通れない某道路で、自転車が前にいるとあ~怖いなと緊張が走る。そりゃー自転車側も気を付けてはいるのだろうが、車の側が気をつけなきゃいつ被害者になるかわからない立場である。
ここのところてんかん発作だの居眠りだので どうしてこんなに?というほど車が人の列に突っ込むことの多かったこと。ああいう事故のニュースを見ると余計私は車道を自転車で走ることができない。
自分の命を見ず知らずのドライバーの好意にゆだねるほど私は知らない人一般を信じられないから。
だったら歩行者に注意して歩道を遠慮がちにゆっくり通行するほうを選択する。
このところ確かに自転車専用のラインが車道にひかれている所も増えてきたけど、あれにしても車一台駐車しているとライン外に出なきゃならないんだから決して安全とは言えない。駐車できないような物理的なものが置かれない限りは。
もうちょっとその辺を整備してから道路交通法も改正しておくれよと言いたくなる私である。
話はまた子供の日に戻るが、私たちの脇をすりぬけた若オヤジをまた抜かして次の信号で停まった時、ムスメは道路の左端ギリギリに車を停めて若オヤジの自転車が通れないようにした。
「へえ あんた意地悪いね」と私が言ったら
「意地悪でやってるんじゃないよ。こうやればあの人停まるじゃない。さっきから携帯でしゃべってるんだからまだ停まってしゃべればいいじゃないかと思ってわざと通れなくしたんだよ」
だそうだ。
ムスメもオヤジはいいけど事故ったら子供がかわいそうと思ったそうだ。