局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

エリザベート~マテ様

2012-05-16 20:52:57 | 見る(映画 劇場 美術館など)
今週は鬼のように遊び倒す所存の局です(と開き直る)

今日は帝劇にてエリザベート鑑賞

と その前に。
昨日仕事中に舞台友N(今日の同行者)よりメールが着た。
「明日 Nちゃん(建築士の)に交流戦のチケット渡すから観劇前に有楽町で会う約束してランチもするんだけどさ、局もおいでよ。フォーラムあたりでど?」

フォーラムと言えば先日オムレツ屋に行ってなかなかおいしい思いをしたところである。平日だとランチも手ごろだしそこに行こうじゃないかと彼女に返信した。一応仕事中なので予約℡はできないからNにそのまましてもらうことにした。

しばらくしてNより
「さっきからかけてるけど通じないし 電話! でも明日は早めに行って席とっとくよ」とのこと。

ところが今日 もうすぐ有楽町という電車の中に着たメールには

「とんでもないオムレツ屋だよ! 昨日はまったく電話出ない上に 予約してないからダメって断られたよ! 頭来た! 従って紅虎に変更。2階!ビール飲んで待つ

と怒り心頭マークが連ねられておった。

点心をつまみにビールで怒りをなだめているNの言うことには、昨日の5時から11時すぎまでみはからって電話をかけ続けたのに一度も出なかったそうだ。
そして今日行ってみると予約以外はランチでも受けないとのこと。電話が通じなかったというと3回線の電話を一人で処理している上、予約がいっぱいになるとその後電話には出ないことにしているんだと。

予約がいっぱいならいっぱいですと電話に出て告げてくれれば他に対処の仕方もあろう。食べたいと思って電話をかけてくる客に対してそれはどうしたもんか?とNは一言言って来たそうだ。(一言ではなかったんじゃないかなとは思うが)

「それにどんだけのもん食わせるんかいな たかがオムレツだろ! あたしゃモンサンミッシェルで食ってるし!」

一緒に聞いたワタシも建築士Nちゃんにも怒りはしっかり伝わり、鉄なべ餃子を食べつつ、あのオムレツ屋は リピートしたいリストから二度と行かないリストにシフトすることにしたのである。

で、舞台友N。今日紅虎の二階で怒りながらビールを飲んでいた彼女を見たときに、(あら 今日は地味じゃないか)と思った。サテン地なのかちょっと光沢はあるが普通の細身のパンツにごく普通の丸首Tシャツである(上下黒)

ところが・・・

ランチが終わって支払も済ませてのこと。レジ前に順番待ちの椅子のある空間(誰もいなかった)でのこと。
「ちょっとエリザベート仕様にするからね」とNがでっかいバッグから取り出したのはレースの付け衿と付けカフスであった。



Tシャツにそれらをつけてタキシード風のジャケットを羽織ってセリーヌの帽子をかぶると

 あ~ら、いつものNに変身!

さすが、畏友である。建築士Nちゃんはそれ見てお腹をかかえて笑ってるし・・・

ふと店内を見ると、鉄なべ餃子を前にその一部始終を目を丸くして眺めているオバサンを発見した。紅虎ランチに付随するにはもったない見ものを堪能されたと思われるw



で、本日のエリザベートである。
前から7列目ど真ん中というごちそうさま席。

★ 前回の観劇ではトートは城田くん この舞台も印象に残ったものだったが、

今回は

 この組み合わせ




マテさんは本場でもトート役でNはそれも見てきたそうだ。

よくまあ日本語で全部歌えるね。って感嘆。山口御大の名人芸も城田くんのフレッシュな一生懸命さも良かったけど、この方のも良かった。ちょっと抑え目なんだけど目力でそれを補ってるように私には感じられたトート。
もともとロックの人なんだそうだ。結構年いってるかもだけど甘い風貌や身のこなしがそれっぽい。
ルドルフとの絡みの場面もよかったが平方くんにはもうちょっとダンスをがんばって欲しかった。(動きが固いこと・・・)

瀬奈ちゃんのエリザも歌の安定感が増して進化していた。10代の娘時代から数々の不幸をや理不尽に翻弄されながら晩年までのエリザの演じ分け、さすがである。
寿さんゾフィーは初見。あとお一方より私はこちらの声が趣味だった。

あと声と言えば、エリザベートの父親マックス役の今井さんのバリトンに惚れた。

もうこの舞台は宝塚も含め、何度見ただろうか? 場面の展開もメロディも歌詞も頭に入っちゃってるよ。
でもまた次もキャストが変わる度に見に行くんだろうな、多分。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする