局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

一人遠足

2012-05-15 09:31:06 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ドラの結婚式からこっち,母のことや色々忙しく、髪は伸び放題、ジェルネイルは半分取れてみすぼらしく、気にはなっていたがなかなか時間がとれなかった。

やっと落ち着いたので 今日は「自己メンテの日」に決定。

美容院→ネイルサロンと梯子することにした。 ネイルサロンは初めての店。ムスメの友達がネイリストをしている店である。
友達価格でやってくれるらしい♪

家を出ようとした時、まだ家に居たムスメからファッションチェックが入る。
「そのセーターと白いジャケットの下にそのパンツ合わせるの~ 重いよ~ ジーンズにして!」
めんどくさいけどジーンズに着替える。どうせ見えないからとテキトーなベルトを締めたら
「信じられない! そのベルト! まるで合わないじゃん」と自分のベルトを貸してくれた。ベルトなんてセーターに隠れるんだからどうでもいいっちゅうに・・・

ホントにピーコなみにうるさいムスメである。
「どーでもいいじゃない! どうせおばさんなんだから誰もそんなの気にしないよ」と開き直ったら
「そう思うんだったら ネイルなんてしなくてもいいよ。おしゃれしたいと思ったら徹底しなさいよ」 だそうだ。

靴までチェックが入らないうちにさっさと家を出た。今日は歩きやすい靴を履いて、時間が余ったらどこか新しくできたファッションビルでも覗こうかと思ったのである。ヒカリエだの東急プラザだのできたことだし・・・
「鍵かけてくからね 玄関まで出なくていいからね」となんで我がムスメから逃げるように家をでなくてはいけないのであろうか・・・

髪カット→中国茶カフェランチ→ネイルがサクサク終わった。ネイリストはムスメの幼稚園の時の友人で、おしゃれして綺麗にはなったものの、しゃべったり笑ったりしているとやはり昔の面影が垣間見られて、施術中ずっとしゃべりっぱなし。それにもかかわらず手早く綺麗にフレンチネイルを仕上げてくれた。

そしてフリーになった午後1時の原宿駅周辺。さてこれからどうしようと思って歩道橋の向こう側を眺めたら明治神宮の緑が目に入った。
荒れた天気続きだった連休明けの気持ちのよい日。 (そうだ!明治神宮に行こう!)

 鳥居を入ったとたんになんとなく空気が違う空間

  平日のありがたさ 人がいない!

 大鳥居をくぐると

参道には明治天皇の生涯と明治神宮の成り立ちの写真展示をやっていた。 今年は明治天皇崩御100年にあたるらしい。

  

 

駆け足で明治史を眺められる展示。

もっと古そうに思えたけどこの神社って明治天皇死後に作られて まだ90年しかたってないのですね。
荒地だったという写真が印象深かった。



途中 500円払って御苑に入る。ここは加藤家と井伊家の庭園だったそうな。
何年か前から清正井がパワースポットとしてにぎわっていると報道されていたが、パワースポットとか占いとか信じない方だし、そこに行くまで1時間待ちとか冗談じゃないと思っていたワタシ。ブームも去ったようだし、このくらいの人口密度なら行ってみても損はない。

 人気のない里山の登山道のような空間を独り占め

 茶筒みたいな大きな望遠レンズをつけて何かを撮影する後期高齢者っぽいオジジたちは元気だ。
「ジョウビタキが・・・」とか話していたから野鳥ウォッチングであろう。

池にたどり着く



鯉がたくさん泳いでいる。
上品そうな親子連れがさかんに話しているのをふと小耳にはさんだのが「中国で食べた鯉のまる揚げの料理について」であった。

この池の周りの植え込みで遭遇したのが・・・

 

こいつである。

タヌキ? アライグマ?
私が近づいてもまるで動じることなくマイペースで毛づくろいのようなことをしている。
明治神宮ワイルドだぜ。

 

菖蒲田はまだ花は咲いていなかった。6月から7月が見ごろらしい。来るべき花の時期に備えて手入れをしている人が何人か。
これだけの施設を維持するのは大変であろう。



清正井に ワタシの他後期高齢者夫婦一組しかいなかった。ブームってはかないのね。



澄んだ水に手を触れてみるとひんやり冷たく気持ちがよろしい。パワスポはどうあれ、静謐な空気は満喫できましたぞ。

御苑を出て社殿にお参りに



初詣の時にはこの参道に佃煮のごとく善男善女があふれているらしいが(人混みは避ける性質ゆえTVで見るだけだが)人がまばらでありがたさの密度が集中していただけそう(そういうもんか?・・・)



外人さんの姿が目立った。あと日本人かと思うと中国語話してるし。



本殿の中は撮影禁止だったので撮らなかったが、神官が何か行事をなさっていた。

百円のお賽銭でお参りをすませる。

来た道をまたの~んびりたどり往復1時間半ほどかけた一人遠足終了。
歩きやすいオバサン靴履いてきて良かった~っとつくづく思った。















コメント (10)
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