☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

老衰で自然に逝く

2015年08月15日 | Weblog

老衰と言う言葉を初めて父の姿を通して分かりました。
個体を形成する細胞や組織の能力が低下し、
生命活動の維持ができなくなり死亡したと判断された場合は
老衰と記載されるそうです。 

大正生まれで96歳の父が老衰で自然な形で逝きました。
体重が減リ36キロと言われたのが一月前です。
その辺りから、甘いゼリーやアイスやいちじく等の自分の好きなものしか食べなくなって、
病院の食事を取らなくなりました。
皆が病院に行くと、今日はなんの土産かと聞き、冷やしたゼリーを一個食べてしまいます。
好きなお菓子類や無花果はペロンと食べて、食事はそれだけになって行きました。
そして1週間前になると、好きなものも食べなくなり、病院から老衰で自然に苦しまず逝くでしょうと言われました。

私は運良く新幹線で亡くなる2日前に会いに行った時は、
もうゼリーは後で食べると言って食欲は無くなっていました。
そして遠い所よく来てくれたと言ってくれてけど、いる間は寝た状態でした。
体重は更に減って足の大腿部は本当に骨と皮だけになって、驚くほど細いと思いました。
帰るときも、また来るねというと、ありがとうとと言ってくれました。
この状態で 最後まで頭はしっかりして命終えたとを思いましす。

今年は一番お世話になり交流のあった叔母もあっという間に逝って、
そして父も あっという間に逝きました。
一緒に生活していないので普段はなんともないけど、大きな穴がどこかに空いている気がします。

コメント (4)
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