tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

やっぱりメジロの雛でした

2016年08月21日 14時55分45秒 | 環境
やっぱりメジロの雛でした


    ハハミズキの枝の広がり

 先週のことです。暑い暑いといいながら、ちょっと近所まで出かけて帰ってくると玄関の前に、チョンチョンと小鳥の雛らしいものが跳ねていました


 そばに寄ってみると灰色がかったウグイス色の小鳥の雛で、まだよく飛べないようです。そばに寄ってもあまり警戒心はないようです。
 ネコでも来ると大変と思い、そっとつかまえて親鳥が見つけやすい所にのせてやろうかなどと考えて、そっと両手の掌で掬い取るようにしてみました。

 しかし雛の方はかなり元気で、私が掬い取る寸前に、ぴょんぴょんと1メートルほど逃げました。
 これではとても捕まえられないと思って、どうしたらいいかなと考えていると、にわかにチュンとかピイとか鳥の鳴き声がして、親鳥が2羽、雛のところに飛んできました。

 見ると、春に見慣れたメジロです。梅の花の時期は始終来て、梅の枝に刺したみかんの輪切りなどをついばんでいますが、この時期は全く姿を見せません。
 親鳥は、雛を連れて、カーポートの車の下に入って行ってので、もうこちらの出る幕はないな、と思って家に入りました。
 
 以前にこのブログで「 この巣の主は?」で写真を入れておいたところ、「多分メジロの巣でしょう」と教えてくれた方が居られましたが、我が家では玄関の脇にアメリカハナミズキが大分大きくなっていてその葉の茂っているところにメジロが巣をつくり、秋に葉が落ちて、「あれこんなところにメジロが巣をかけていたんだ」と思ったことがありました。

 庭の梅の木に鳥の巣箱を架けて、スズメが入った、シジュウカラが入ったと一喜一憂していることは、この春も書きましたが、メジロの方は、そんな巣箱には見向きもせず、自然の木の枝に巣を作っているのです。

 そうだ、今年もあのハナミズキの中にメジロが巣を作って、雛の巣立ちの日を迎えたところだったんだ、と納得して、一体どこに作ったのかなと、また外に出て、ハナミズキの枝を下からのぞきましたが、巣らしきものはありません(写真)。

 いずれ秋になって葉が落ちればわかるだろうと、探すのはやめて、車の下をのぞいてみましたが、もう親鳥の姿も雛の姿もありません。多分、親鳥たちの指導と手助けで、どこか安全なところに行ったのでしょう。

 何か、秋になってハナミズキの葉が落ちるのが待ち遠しいような気が少しだけしました。