アメリカの利上げ:オオカミ少年の気配も?
イエレンFRB議長の発言で、円が101円台に乗せたりていります。
イエレン議長の発言は「この数ヶ月で追加利上げへの説得力が増した」ということだそうで、奥歯にモノが挟まったようなニュアンスは否めないようです。
アメリカ自身、あるいは実体経済重視のイエレン議長にしても、アメリカ経済の正常化、そのための金利の正常化(徐々なる引き上げ)はまさに望ましいのでしょうが、アメリカ経済自体が、なかなか本当に強くならないので、焦っているように思われます。
ダウ平均が史上最高を記録したり、雇用情勢も多少の強さを見せているようですが、意図せざる在庫の増など、実体経済はまだら模様のようです。
さらに、本当に消費が伸び出せば、経常収支の赤字は増えることが必至で、予想では経常赤字は増加という見方が多いようです。
9月期上げの可能性の確率もなどと言われているようですが、気を引くアナウンスはするが、現実はその通りにはならない(オオカミ少年的)という状況が続くような気がします。時期は先延ばし、幅は最小限といった状況が続きそうです。
アメリカ人自身も、もっと圧倒的に強いアメリカ(経済的に)を望む人が多いのでしょう。だからトランプ現象なども起きるのでしょうが、政治的にも経済的にも、どう決着をつけていくのか、アメリカ世論が劣化しているようにも感じられ、心配です。
翻って、日本も、本気で「自力」で考えなければならない時代になるようです。
イエレンFRB議長の発言で、円が101円台に乗せたりていります。
イエレン議長の発言は「この数ヶ月で追加利上げへの説得力が増した」ということだそうで、奥歯にモノが挟まったようなニュアンスは否めないようです。
アメリカ自身、あるいは実体経済重視のイエレン議長にしても、アメリカ経済の正常化、そのための金利の正常化(徐々なる引き上げ)はまさに望ましいのでしょうが、アメリカ経済自体が、なかなか本当に強くならないので、焦っているように思われます。
ダウ平均が史上最高を記録したり、雇用情勢も多少の強さを見せているようですが、意図せざる在庫の増など、実体経済はまだら模様のようです。
さらに、本当に消費が伸び出せば、経常収支の赤字は増えることが必至で、予想では経常赤字は増加という見方が多いようです。
9月期上げの可能性の確率もなどと言われているようですが、気を引くアナウンスはするが、現実はその通りにはならない(オオカミ少年的)という状況が続くような気がします。時期は先延ばし、幅は最小限といった状況が続きそうです。
アメリカ人自身も、もっと圧倒的に強いアメリカ(経済的に)を望む人が多いのでしょう。だからトランプ現象なども起きるのでしょうが、政治的にも経済的にも、どう決着をつけていくのか、アメリカ世論が劣化しているようにも感じられ、心配です。
翻って、日本も、本気で「自力」で考えなければならない時代になるようです。