tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

稔るほど こうべを垂れる 稲穂かな

2016年08月20日 10時18分18秒 | 環境
稔るほど こうべを垂れる 稲穂かな
 

  これは、稲穂に例えて、人間の望ましい在り方を言っている「諺」だと思っていますが、我が家の赤米の稲穂も、嬉しいことに、次第にその様相を見せてきました。

 先日、 出穂、開花の様子を写真で載せましたが、その後、台風が来たりして大気の状態が不安定ということで、巧い具合に雷が鳴り「稲妻(稲夫)」も光って、これで稲は「よき夫(つま)」を得て、言い伝え通り稔ってくれるのではないかと思っていました。

 それからほんの数日ですが、確かに稲穂はだんだん垂れてきています。やっぱり穂の中で、お米の一粒々々がだんだん大きくなり、重くなってきているのだなと見て分かるような気がして、オリンピックの重いメダルの数の増えるのと一緒に喜んでいます。

 上の写真は右(上)先日の出穂・開花の時の写真を改めてトリミングしてみたもの、左(下)が今日の稲穂の状況です。明らかに「こうべを垂れて」いるのが稔ってきている証拠でしょう(雨のせいで多少垂れすぎ?)。

 ところでまた余計なことを書いてしまいますが、アメリカの競泳の金メダリストが、リオで破廉恥極まりないような行為に及び、世界中で、またアメリカのマスコミからも厳しく批判されているようです。

 アメリのマスコミの痛烈な批判についてはネット上でも沢山見られます。それはまあ当然でしょうが、アメリカの新聞をはじから読んでいるわけではありませんからわかりませんが、アメリカのマスコミ自身、醜悪だ、高慢だと痛烈に批判しても、そうした人間の行動をを生み出したアメリカ社会や文化についての反省や自覚は何か欠如しているように感じられます。

 過日、「先進国はなにか」を書かせていただきましたが、トランプ氏や バイデン氏の他国のことなど無視したような発言もあります。やっぱり一人当たり国民所得の金額だけで「先進国かどうか」を決めていいのでしょうかなどと思ってしまいます。

 最近では、アメリカも「カリフォルニアコシヒカリ」などを栽培していますから、種籾と一緒に「諺」も輸出する必要がありそうです。

 翻って「瑞穂の国日本の日本人」は、いつも稲穂のようにありたいものですね。