部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



昨日は大須に寄った際に、ロンドベルさんの作製オフ会(ミーテイング?)に少しですがお邪魔しました。あにさん、キラキラ☆さんもいらっしゃっており、皆さんとは静岡HS以来のお久しぶりでしたが、楽しい時間を過ごせました。
作製中のズワァースをネタ程度に持って行ったのですが、今度は工具を持ってちゃんと参加したいですね。
飲み会のオフ会も良いけど、作製オフ会も良いなァー


さて、肝心の作製ですが、夕方~夜にかけてズワァースをいじり始めたもののなかなか手が進まず、ブログネタに出来るほど進んでいません。
SDアイザックの作製記をUPしようかと書き始めましたが、それもとん挫。

で、表題通りのお茶濁し(?)。
あちこちいじっているので、途中過程をまとめておかないと後で忘れるってものありますが...
(レプラカーンも途中で作製内容をメモ程度にまとめているので、放置してあっても作製記を書く際には安心)


このズワァース、皆様ご存じのように”ずをコン3.5 AB祭”に参加する作品です。
 


旧キット1/72を使用しています。今現在、ズワァースを作製するにはHGABを使用するのが正しい選択なのでしょうが、切った張ったのお楽しみはやっぱり旧キットが王道かと。

まぁ元がこれですから、どうやったって良くなる方向にしか行かないという安心感(笑)



実際にはそんなに悪いキットではありません。レプラカーンに比べると雲泥の差。そのまま作製してもちゃんとズワァースになると思います。
ただ、あの80年代、”ズワース”(最初はズワースだったと思うんですよね。いつからかズワァースになってるけど)が登場した時の衝撃-最凶最悪を思わせる真っ黒な機体、思春期の少年(あれ?そんな年齢だったかな?)の心を鷲づかみにするような圧倒的な存在感-というものは残念ながらキットのままでは得られないかなと。(→ 私ごときが改修してもそうなる可能性は低いのですが(笑))

放映当時感じたカッコいいズワースを目指して、あれこれいじくりまわしています。

で、今はこんな感じ。

まだまだ道半ばです。


さて、中間まとめという事で、作業内容を簡単にメモ。


まずは頭部

何はともあれ、顔が命の吉徳。少し胴体の幅詰めの感触を見た後で、すぐに頭部の作業に取り掛かっています。(この頃この頃

どうにも旧キットで許容できない点がいくつかありますが、その1番がこの頭部の眼の部分。
確かに設定画はタレ目に見えるのですが、そのままネコ目&タレ目にしなくても...
口元(?)と相まって、笑っている顔に見えました(笑)

作業は目じりの直線化、目の周りの掘り込み、目玉(?)の断面がかまぼこ状になるように削り込み、などをやっています。また、眼が奥まって見えるように少し眼の上にエポパテを盛ってます。
また大小の角が頭部に接続される部分も、エポパテで自然なラインに見える様にしました。


正面です。
課題はデカい口(?) 赤い玉を咥えているように見えるズワァースですが、これが少し大きく感じるのと、かなり下膨れになっているため、全体に締まらない表情に見えます。

下部を中心に幅が詰まるように、少し斜めに幅詰めしてます。また玉の周りの部分を掘り込んでいます。
しかしズワァースって、正面から見た顔は凶悪な兎って感じですね(”ウサギ”ではなく、”兎”ってところがポイント。肉食兎。)


良くある決め画の角度から。

もうちょっと凶悪さを出しても良かったかな。まだタレ目ですね(汗)



続いて胴体。

幅が太く、マッチョ体型なのは旧キットAB全般に言える事ですが、マッチョを通り越しておデブに見える所が辛い。
B-CLUBのAB記事、電撃ホビーのダンバインのMOOK本でも、胴体の幅詰めがAB旧キットの定番工作として紹介されています。

このズワァースも定番工作に習い、幅詰めしていますが、下が細くなるようにくさび状に幅詰めしています。
またその作業以前に胴体と腰を分離して、個別の作業が出来るようにしました。
この辺りの作業は頭部と同じ頃にやってます(注:頭部項目と同じリンク先です。この頃この頃
胴体はキットより少し浮かせています。隙間にはエポパテでオーラマルスを仕込むつもりです(オラ設定ですが)

胴体を幅詰めしたので、胸部パーツをぐっと曲げて胴体の幅に合うようにしました。これで胸の張り出しも良い感じに出来ました。
さらに旧キットでは胸の紋様がシールで再現となっていますが、やはりここは一段落とし込みをして、トレードマークの紋様を強調したいところもあり、プラ板をシール通りに切り抜いて胸部パーツに張り付けました(以上の作業はこの頃。腰の幅詰めもこの辺りで実施しています)

また、肩のあたりは、先のように胴体を斜めくさび状に幅詰めしたこともあって、キットに比べてかなり撫で肩になってしまいました。
もともとキットでも肩の辺りのボリュームが不足していることと、この加工の影響で、腕をつないだ時の肩から腕にかけてのラインが非常に気持ち悪いものになりました。このため何度かに分けて肩にエポパテを盛ってライン変更を試みています(この頃


次は腕。

旧キットの腕。

最初は少し長い気がしましたが、最終的に腕の長さはいじっていません。
関節の掘り込みと、手首を付けるための手首目隠しの増設程度です。



盾の部分。

旧キット。

こちらも形状はキットのままです。
胸と同じように紋様がシールで再現となっているので、これもプラ板に紋様を写し取って、それを貼り付ける事で一段落ちとしました。



厄介な脚部

頭部に続き、旧キットの大きな課題ととらえている脚部です。
脛と腿のバランスが悪く、また脛にメリハリが無いのが何とも気持ち悪さを増幅させています。

バランスについては、脛を短縮、腿を延長して、全体の比率を変えました。それぞれ約4mm程短縮・延長しています(この頃) また、太すぎるので幅詰めも行っています。

脛はこの作業に先立ち、脛部分とふくらはぎ部分を分離して、メリハリがつくように加工しています(この頃
先の幅詰めでは、脛の幅詰めは上部がすっと細くなるように、これもくさび状に詰めています。ラインが自然に膝関節のアーマーにつながるようにしました。
この膝のアーマーも幅詰めしています。

作業はいつも行きつ戻りつなので、文章にしようとすると合わない...(汗)

脚に関してのもう一つの課題が足首。

旧キットには足首がありません(汗) 足の指が脚から直接生えています(大汗)
旧キットは脚の内部に内部フレーム(!)とも言える軸パーツがあり、これに脚の外装、指を取り付けるという独特の構造になっているためです。
このため、脚を少し傾けると、接地性なんて言葉は存在しないかの如く、足の裏が浮き上がります(滝汗)
このため、足首を作りました。
旧キットの内側の小さな指を切り離し、脚の底面を切り出して、先の軸の下部を流用して再構築しています。細かな作業はこちらこちらを参照ください。
中指の奥にチラリと見えるのが作製した足首(もどき)です。

これにより、冒頭の画像のように脚を曲げても一応は接地するようになりました。
あと、足の爪を延長したり、中指、後ろ指の形状も少し削り込みで変えたりしてます。


最後にオーラコンバータです。

オーラコンバータ自体は現段階ではいじっていません。少し小さいような気もしますが、あまり大きくしても自立できないので、まぁこの辺りかなと。

ただ改修では、コンバータ基部の取り付け位置を少し上前方に持って来てます。
またコンバータの角度も少しキットから変えています。



とりあえず現代段階での作業の大枠は以上です。


旧キットABは(レプラカーンとズワァースしかいじっていませんが)、ホントにいじり易くて、触っただけ化けてくれる、期待に沿ってくれるという意味で、すごく良いキットシリーズだと思います。
(この先、ビランビーを触った瞬間、この印象が吹き飛ぶかもしれませんが...笑)
HGABをいじるとなるとかなり大がかりになりそうなのと(何となくですが)、どうせ弄るなら元に難有り、のキットの方がやっぱり面白いかな(笑)。
HGABはデカいのが嫌という理由もあります。これが理由の一番かも。とにかくデカいキットは苦手なので...



ずをコン3.5 AB祭に参加!
      






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