部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



すでにひと月ちょっととなってしまっている静岡HS。
ディフォルメ屋の企画展に参加する作品を加速させないとと毎日焦る気持ち。

とりあえず進んでるところまでご紹介。

お題はエルガイムMKⅡ。
バスターランチャーを大仰に構えたシーンを作ります。

ディフォルメ機体でデカいバスターを構えるのを最初に計算して作る程の技量がないので、おおよその当たりで各パーツを作って、とにかくポージングを決めないと全体バランスが決められないという、いつもの素立ちのディフォルメ作品とは大きく異なるアプローチが必要な作品になります。

まずは当たりを決めるための各パーツ作製。
エルガイムMKⅡのデイフォルメにはaspさんの素晴らしい先達作品があるので、素立ちの場合はどのようなバランスになのかをイメージし易いので非常に助かります。

目指すはこのポーズ。


資料はこの辺りでモチベーションアップ。


まずは胴体。
元のパーツ。


肩を切り離します。これは完全に好みです。


腹も切り離し。


胸部を上下部分で少しずつ短縮。


この時点で様子見


肩の大きさも短縮。下部を少しカット。


腰部分を加工。元のキットの腰。


腰の幅を短縮。


続いて脚部の下加工。
ふくらはぎの凸をとりあえず切り離し。


脚の幅詰め。


ソール加工の下処理。
甲と足先を切り離し。


甲を脚の幅詰めにあわせて同じく幅詰め。


脚の長さ短縮を一旦実施。
元の長さのままだとこんな感じ。

少し短縮。


各パーツに接続軸の固定部分を設置して、アルミ線で接続。
ポージングを仮決め。


まぁ簡単に言うとヤバイ状況です(滝汗)
頑張ります...









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先週末、中京AFVの会に参加してきました。もう25回なんですね。
猛者揃いの中、結果は...次回また頑張ります。

今回はこの記事の最終です。
途中写真が余りありませんが、明かり塗装を中心に紹介。

まずは明かり塗装のベースとなる状態がこれ。

その4、その5あたりで既に紹介済みですが、基本色はミッドナイトブルーでベタ塗。その上からネイビーブルー系の戦闘機色を適当にチョイスして、ごくごく薄く希釈してまだら塗装。イメージは若干の月明かり。

影になる黒い部分にはジャーマングレーやブラックをこれまた極薄に希釈してまだら塗装。
石畳の石一つ一つをMr.ウエザリングカラーのマルチブラック、グランドブラウン、シェードブルーあたりで適当に色付け。

闇夜と言えども明かりはあるので、まったくの闇ではないし、黒一色に塗りたくるとイメージが損なわれます。
闇は漆黒ではなく、青基調だというところがポイントかなと思っています。僅かな明かりで色目も分かるし。逆にこれが夜のシーンの厄介なところですが...

で、いよいよ明かり塗装。

写真を撮り忘れましたが(汗)、まずはニュートラルグレーⅠを極薄に希釈して、街燈を中心に半円にグラデーション塗装。
根元は薄く、街燈からやや離れたところが一番濃く、周辺に行くほど薄くなるイメージで。
この時点でフィギュアーも所定の位置に立たせて、一緒に塗装しています。
間違っても別々に塗ろうと思わない事。周辺のグラデーションとパターンがずれるので危険です。

ニュートラルグレーⅠが乾燥したら、いよいよ黄色系の塗装。
黄色をこれまた極薄に希釈し、先のニュートラルグレーのグラデーションを撫でるように塗布。部分的に強めてムラも出しています。
ざっと塗ったら、この希釈黄色にオレンジを微量対して、黄色の外周部分にざっと塗布、さらに少しオレンジを足して、最外周部分にざっと塗布。
だいたい3段階で塗っています。


フィギュアは光があたる場所をイメージしながら、強弱をつけて色のせ。

(このあと個別でMr.ウェザリングカラーのスポットイエローで凸部分をフィルタリング、凹み部分にはマルチブラックで影付け強調してます)

石畳の塗装が乾燥したら、周辺部のオレンジ部分の最外周部分をMr.ウェザリングカラーのスポットイエローでフィルタリングして、少し色を馴染ませます。そうしないとオレンジがきつすぎて浮く可能性があるので。


明かりの基本塗装はここまで。
あとはMr.ウェザリングカラー各種、エナメル各種で、石畳の隙間を適当に色がなじむように埋めていきます。
また、人の足元、ベンチの下等はエナメルの黒で薄く色付け。


そもそもなぜ黄色なのか?
ドイツに出張した時、夜が割と全体に黄色いイメージだったことから、改めてネットで夜の画像を検索してみるとやっぱり黄色、黄色。
街燈が黄色の光が強いので、町全体が黄色に光ります。
目の構造が日本人と異なることに由来するようですね。
おかげでこういうシーンもディフォルメしやすい。もし日本と同じように蛍光色だと闇の中の光源とそれによる明かりを表現し難いです。


フィギュアの顔も半面は街燈色、半面は煙草の明かりで赤で染めてみました。

本当は哀愁を演出するためにこの赤を目立たせたかったのですが、なかなか難しい。次の課題です。


つづいて先の記事でも紹介しています、枯葉を配置。

明かりのある部分には黄味と赤味の強い落ち葉を、暗いところには黒染のキツイ葉を使い分けて配置。
黒い部分の葉にはさらにMr.ウェザリングカラーのマルチブラックを上から追加塗布。



あと水面について補記。
結局、モデリング・ウオーターとさざ波に相性は最悪の様で、綺麗にはがれました。


仕方ないので、最終的にはモデリング・ウオーターを補充充填して静止水面としました。

本当は静かな流れを再現したかったなぁ。


まぁ何だかんだとありましたが想定したイメージの7割は実現でき、AFVの会の会場も皆さんに沢山ご感想をいただけたり、タミヤ会長にもコメントをもらえたりと、苦労して作った甲斐がありました。
次はもっとドラマ性があるものにトライしたいと思います。

では、完成作品のご紹介。
「Light in the Darkness」





























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いよいよ来週に迫りました中京AFVの会。
今日で作業は終わりの予定。

今回は先週末からおこなった水回りの処理の話。
今回はクリアのエポキシを使用してみようと準備してましたが、時間の関係等々もあり従来通りモデリング・ウォータを使用。


アクリルガッシュと混ぜ合わせながら、流していきます。


こんな感じに充填。


先の記事で紹介したリーフパンチで打ち抜いた落ち葉を散らしながら...
川の流れで隅の方に落ち葉が集まるように少し頭を使ってますw
静かな水面で、川岸が映ってます。

ホコリをかぶらないようにカバーに気を使い...


このあと、さらにモデリング・ウォータを投入して、落ち葉が沈むようにしたりしてます。
(ちょっとやり過ぎたw)
で、悲劇発生。
さて、一晩置いとこうとカバーすると...あれ?キムワイプが水面に触れている....????!!!!

粘度が高くなってからの悲劇。
キムワイプをひきはがしてみたものの、水面はぐちやぐちゃ。
まだ多少粘度が残っていたので、ある程度盛り上がった水面は平らになってくれましたが、被害のあとは見て取れる。
(ショックで撮無し)

何とか自身を納得させて、そのまま行こうと決心。

モデリング・ウォータは固まった後も表面がベタベタして、ホコリがくっ付く困った習性があります。
これを緩和させようと上からクリアを吹いたらまた悲劇が。
何か表面が白っぽくなり、さらにムラムラが目立つ(泣)

先のキムワイプによる凹凸と今回の失敗をカバーすべく、KATOのさざ波を投入ー


う~ん、上手く行かないなぁ。

で、静止水面もイマイチなので、えぃやぁで流れを付けてみました。


しかも、これ、朝になったら端が剥がれかかってもうダメポ.....(大泣)

浮き上がるのは縁に引っ張られていることもあり、少し縁部分をカットして落ち着かせてみましたが、果たしてどうなる事やら。








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追い込み、追い込みの日曜日です。

先週末の作業、小物の作製を。

ベンチ足元が少し寂しいのと、寂寥感UPを狙って、新聞を置くことを考えました。
ネットからフリーのドイツ新聞イメージ画像をひろって加工。
適当な大きさに縮小印刷して切り出し。

Mr.ウェザリングカラーで適当に色付け。
紅茶葉で色付けしようとしたらインクジェットの文字が完全に消えてしまい失敗www

古新聞ポイ感じに。

ベンチの足元に置いてみると良い感じに。


なかなか煮詰まることも多くなってきましたが、シェパード・ペインさんのHow to build DIORAMASを眺め読みすることで、イメージの拡大を図って、手が止まるのを防止しています。

やはりバイブル。

今日は水回りを仕上げます。

中京AFVの会まであと2週間。
なんとか終わりそうな気がしてますが、しわ寄せを喰らっているのが静岡HS向けのディフォルメ作品。
あと2カ月半で、どこまでやれるか非常に心配。

これから4月の期初にかけて仕事も激忙しくなるし、焦り感とプレッシャーがキツイwww








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