部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



ようやく週末ですー
今週は毎日出張、しかも場所はバラバラ...(汗) しかも気を使う内容がほとんどだったので、さすがに昨夜はグッタリでした。

昨夜は比較的早く帰れたので、グッタリながら、気分転換にプラをいじってました。
ホント、気分転換って大事。仕事気分をどこかで切り替えないと正直やってられません。それにはプラモってピッタリなのかなと。
ある程度集中して作業しないといけないので、仕事とは別事に意識を集める事になり、それが気持ちの切り替えには良いのかな。実際に手も動かすのでなおGOOD。


さて、そのデュエルですが、脚の検討に入りました。

先週の記事にもUPした、MGの脚部パーツ。

デカいです。

これをエイヤァで分断して、とりあえず脚部をでっち上げたのが先週末日曜日の作業。

いくらなんでも脚が長すぎ(汗)


昨夜はこれをさらに詰めてました。

脚長の原因の一つになっている足首パーツを分断し、詰めます。
分断したのが下記画像。


もとのパーツと比較するとこんな感じです。



内部機構をもう少しカットして、もとの脚と比較するとこんな感じです(比較する意味はあまりないのですが...)




話は前後しますが、脚部の腰への取り付けをどうするかが、スカートの無いデュエルでは大きな問題でした。
横軸受けで進めるか、従来通りの縦受けにするか?
色々考えましたが、結局は従来通りの縦受けにしました。

市販のボールジョイント受けに対して、厚みの薄々攻撃+幅詰め作業をして、腰のスカートもどきに少しは隠れるように+サイドのスカートもどきに干渉しないようにしました。
正直、正面から見るとボールジョイントの接続部は見えるのですが、適当にアレンジしたカバーをつける事で対処します。


その脚を本体に接続したのが下の画像です。


まぁ突っ込みどころ満載の状態です...
・腰幅が無加工なので、全体バランスに対して明らかに太い。
・フンドシも無加工なので、これは長すぎ。
・脚ももう一息短縮必要。
・若干、足の甲も高いか?
・コクピットハッチが主張し過ぎ。
・腕がやっぱり太てーなぁー
・手首ガードが取って付けた感じ。
・アンテナ太すぎ

現段階の結論、カッコわる~ 
まだ8回目なので、仕方ないですが...
とりあえず両脚で立たせてから、全体バランスは煮詰め直します。


さて、今年のオラザク。既にあちこちで話題に出てますが、今年はSD部門が無い!!!
SD部門が無いときはLOVE部門に参加するかなぁと思ってましたが、応募要項には、SDはガンプラ部門へ、と示唆するような記述が...ガンプラ部門って...花形部門...無理じゃん!!!
さて、どうしよう????



最後におまけの話題。

先週末、こんなのを手に入れました。

HMの旧キット(当時は旧ではないですね)改造や、フルスクラッチ記事がテンコ盛りで、読んでてすごく楽しいー 作製記事も手書きのポイント図が満載で、昔のHJってこんな雰囲気だったよなぁーと懐かしく、時間を忘れて読み込んでました。
単なる懐古趣味なのかなぁ~??? 個人的にはこのような昔の誌面作り方が大好きなんですが...








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金曜日の午後から、所用(私用)で別どころへ行っていたので、定例の土曜の更新が出来てませんでした。それでも沢山の方々にブログを見に来ていただき、恐縮しております。

さて、デュエルですが、先週末の作業で少しフェイスをいじっています。
目のひさしの下に少し突起があるのがデュエルの特徴なのですが、ベースとしているBB戦士の形状加工のために、以前にこの部分を切り離して作業、そのあとの復元が適当のままで今まで使ってました。

この辺が今一つフェイスに愛着が湧かない原因になっていたので、この部分を修正。また合わせてマスクにエポパテを少し盛って、フェイスのボリュームをわずかですが増しました。




ここまでが先週末の日曜日の作業(これだけか??? 汗)
昨日の夕方に帰宅後、さっそく今週末のデュエル改修の作業開始。


先週末日曜日の作業量が少ないのは、脚部の検討をだらだらと(大汗)やっていたせいで、その綿密なる(???)検討の結果、脚部バランスとの関係から胴体(腹部)の長さをもう少し詰める事にしました。

まずは従来の状態。

これ以上腹部の長さを詰めるには、コクピットハッチが邪魔になります。


コクピットハッチがこのくらいの状態になるとちょうど良さげなので、胸部のハッチ上の装甲を加工して、このハッチ位置に合うようにします。



こんな風に切り離しました。



1mm程、切り離したハッチ上部の装甲の長さを増して取り付け。



前から見るとこんな感じです。



胸部の内部機構も現状から3mmほど短縮し、腹部の内部機構が胸部にその分だけ潜り込むようにしました。
腹部の長さを短縮した結果が下の画像です。




続いて脚関連の作業に入りました。
まずは足(ソール)から。
先週末の日曜日に、ソール(=スリッパ)のベースをどうしようかと迷い、HG、1/100ノーマル、MGを色々見比べてました。
大きさとしては、HG<MG<<1/100ノーマルの順。
1/100ノーマルは詰める気がしないほどデカい(汗)
HGではボディのボリュームに負けてしまうので、結局MGベースで短縮をすることに決定。
それにしたがって、昨日は加工をしてました

MGはつま先とかかとが分離動作するのですが、脚の動きが少ないSDには不要な機能なので、あっさりと可動はオミットすることで脳内会議は決着しています。

そのつま先をバッサリ3mmほど、後ろ側をカット。



かかと側も2mmほどカット。



胴体とのバランスは下の画像のようになります。
HGキットより少し長めくらいの感覚です。



で、問題の脚部です。


これ、大工事になる見込み。
ベースとしては、ここまできたなら脚部もMGを使います。
・ふくらはぎを下に移植。脛にふくらはぎを作る。
・膝のアーマー部分も脛に移動。
・足首パーツは接地可動のため生かしたい。
・足首パーツが干渉するレッグアーマーは形状変更。
とまぁここまでは常識(?)の改造範疇なのですが、最大の問題は脚の腰への接続。
デュエルは腰のフロントスカートがないので、脚部むき出しです。

この場合、常識的には、通常に脚部を接続する横軸ダボを利用、脚部に横軸受けを設けるべきでしょうが、これをやると、
・脚が確実に長くなることと、
・横軸位置を最大限に上にあげても、結果は脚部の固定支点が下過ぎて、全体バランスがおかしくなること
を懸念しています。
できれば、従来通りに腰部の上から直接脚部軸を通したいところ(脚が腰から直接生えているようにしたい)
ただし、PC受けを今までのように腰に張り付ける構造をとると、スカートがないので、接続部が飛び出して、接続が丸見え、となります。

腰にPC受けを埋め込むことから作業しないといけなくなりそうです。という事は、腰もバラバラバンの運命。強度確保の問題もあり、少し頭が痛いところです。




月曜日からの仕事はもう、課題・問題がこれでもかと言わんばかりにテンコ盛りなので、前日朝のこの時間ですでに目茶目茶憂鬱なのですが(滝汗、冷汗)、UCep1のカーディアス・ビスト曰く「だが行け。恐れるな。自分の中の可能性を信じて、力を尽くせば 道は自ずと拓ける」だそうなので、頑張りましょうー 






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昨日はヤマト2199&UCep5祭り。

ヤマトを見ながら、これをパチ組。

旧沖田艦、現キリシマ(きりしま)。
カッコえー!!! ファインモールドさんの造型が光ります(大人の事情で”艦隊旗艦”という名称ですが...)
この艦、沖田をして「奴らには、この艦では勝てない」と嘆かせた旧式艦ではありますが、冥王星-火星間を、旧作では3日間、新作でも3週間で航行できる超高性能艦なんですよね。
ガンダムの世界では有り得ない超航行速度...木星まで3年だもんね。

そのうちちゃんと塗装もしたいと思います。


で、表題のデュエルですが、昨日はヤマトとUCを見ながら(視聴の合間をぬいながら?)、腕太の解消をおこなっていました。

まずは二の腕から。
写真が無くてわかり難のですが、二の腕部分の内部機構を軸受けのPCが不安定にならない程度に、少しカット2mmほどして、外装をそれに合わせて短縮しました。
作業終了後に比較した写真が下です。

向かって右の二の腕が幅詰め加工したもの(わかり難いですね。汗)


続いて前腕の幅詰め。
まずは内部機構から。外側部分が腕太につながる要因だったので、肘アーマーの基部を中心に2mmほどカットしました。
向かって右が加工最中のモノです。


加工前後で比較。向かって左が加工後の腕。


外装を被せた状態だと下の画像のような差になります。



外装の加工に入ります。
まずは腕を構成する外装パーツ。

これを、内部機構の幅を2mm詰めた状態+そもそもの腕短縮加工に合うように加工します。

画像の上部分が元の外装パーツ、下部分が短縮した加工パーツです。

袖元の青いパーツなどで、幅詰めされているのがわかるでしょうか?

組み上げるとこんな感じです。


両腕で比較するとこのような感じです。



両腕加工後、昨日加工分の最終画像。

う~ん、まだ腕が太いなぁ。
内側を少し削るか...
デュエル=決闘者という命名から、腕っぷしは強そうな方が良いかな...う~ん(汗)






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昨夜は新商品の開発完了の打ち上げでした。スタートから2年。皆さんお疲れ様でしたー
帰宅が午前様だったのと、アルコール酩酊状態により、昨夜は爆睡...
で、御多分に漏れず二日酔い気味の朝です(汗)


という訳で、酔っ払いネタからスタートした今週末ですが、先週末に”MGモデラーズギャラリー”に久しぶりにアップした”SDドライセン”が頑張ってくれていて、週間ランキング入り!
今朝現在、まだ粘ってくれています。投票いただいた皆様、ありがとうございます!!!


あと、今週のトピックスと言えば、遅まきながら入手した”ヤマト2199[1]”!!(おそいよー)
もう何回も見ました。
クリクリおめめの徳川さんは置いといて、沖田、土方、カッコエーなぁー
”きりしま”も良いなぁー ”ゆきかぜ”もいいぞー
やっぱりコレ↓作らないと!!!


今日もヤマトとUC ep5を見よう~



さて、本題のプラですが、昨夜は冒頭の状況なので、作業は無し(汗)
先週末日曜日の作業分の紹介になります。


まずは肩の付け根を修正。

画像では少しわかり難いのですが、腕をつけると、肩の付け根軸が見えるくらいに位置が外にずれていきます(向かって右の、腕が付いた側)

本当はもっと肩を胸部に近づけて、ギュっとした感じを出したいのですが、肩パーツの内部と、腕の接続パーツが干渉して、この位置以上には内側に動かせません。


そこで、単純に干渉する腕の付け根部分をカット。

向かって右がカット後です。結構乱暴(汗)


ホント小さな画像では見難いのですが、以下の画像2枚で、上が改修前、下が改修後です。
下の方が、肩が胸部に近づいているのがわかるでしょうか?


これをやらないと腕が胴体から離れすぎることになり、バランスが変だったので、無理やり処理しています。
アサルトシュラウドを付ける時の干渉を考えると、このあと厳しいですが...


あとの作業としては、腕を追加改修。
長さをさらに短縮しています。
向かって右から2ヶ目の量を追加でカット。


また、どうしても腕太の感じが拭いきれないので、まずは二の腕のスリム化を図ろうと外装を削りました(向かって右が作業後)

正直、これはちょっと失敗。削り過ぎて外装がペラペラになった割には、腕太感の解消にはあまり寄与出来ていません。


いちおう両腕を処理して、現在はこんな感じです。

ちょっと腕が太い(外装をつけると、さらにぶっとい)ので、オーソドックスに、内部機構の削り込みによる細腕化作業をチマチマと行っていきます。


今日は一日雨のようなので、ヤマトとUCを見ながら、チマチマとデュエルをいじろうと思います。





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昨日は梅雨って感じの天気でしたが、今日はまた快晴です。
5月のような空ですね。

昨日は午前中少しと、出かけて帰ってきた後に、夕方から夜までユニコーンを流しながらタラタラと作業。
進んだような、悩んでばっかりで時間の割には進みが遅いような...


いよいよ大胆に、MGにノコギリの歯を入れる工程に入りました。


胴体改修の仮作業を実施。
まずは2段構成になっている腹部パーツの上の方を切断。
恐る恐る切り離ししました。


どんどん詰めて行って、昨日の最終はこの辺りまで詰めてます。



腹部2段構成のキットパーツの下部分を腰との接続パーツに使い、先に加工した上部パーツと合体・接続出来るように加工。
今は適当にテープ止めですが、塗装後に最終接着固定できるようにしてます。



昨日、記事に書いた肩の加工ですが、もう一方の肩も加工し、先の加工済み胴体と接続。

腹部はもうちょっと詰める必要があると思うのですが、この先、脚の長さと相談することになるので、今はこのくらいで。
腰パーツはとりあえずキットのままですが、2~3mm程、幅を詰めた方がバランスが良いかもしれません。
腹部をもう少し詰めると、腰が大きく見え過ぎるはずなので、その時に一緒に幅詰めします。


続いて難関になると思われる腕の加工。
上半身のボリュームから考えて、腕も1/100スケールで作ることにしました。
ノーマル1/100パーツとMGパーツを比較すると、やっぱりMGパーツの方が一回り(?)小柄。

宇宙世紀モノ(前々から思っていましたが、宇宙世紀モノ=UCモノと書きたいのですが、ユニコーンガンダムと宇宙世紀の短縮形の書き分けってどうするのかな... U.C.って短縮ピリオード付けて書くと、宇宙世紀と認識されるのか? ユニコーンって短縮形は無かった?...う~ん...)のSD化の時には、頭部1/60(BB戦士)+ボディ1/144(HGUC)+脚1/220(旧キット)+ソール1/144(HGUC)がベストな流用キットバランスだと思いますが、SEED系のキットバランスは、頭部1/60(BB戦士)+ボディ1/100(MG)+脚1/144(HG)+ソール1/???(HGか?)になるかな???と言うのが今の印象。

閑話休題。

腕は内部機構の加工が苦しいですが、なんとか長さ短縮してみました。
MGは当然のごとく2重関節になってますが、これをこのまま放置するとやたらと腕長になりますので、短縮必須。
関節の軸位置を避けて、曲がり具合を考慮しながら中抜き加工。

このキットではこの辺りが限度と思います。


前腕もかなり長いので加工必須ですが、外装の取り付けが当然内部機構に依存しているため、歯を入れる位置が厳しいです。
結局正解が見つからず、エイヤぁと切り離したところが下記画像位置。

...肘の装甲が付かなくなりました。後で取り付け用のダボでも作ります。


二の腕も長いので加工しています。
短縮し過ぎると軸を受ける力が弱まって、重い腕(アサルトシュラウドつけると相当重いはず)を保持しきれなくなるので、極端に短くできない所が悩みどころ。
内部機構のカットはかなり控えめにして、外部装甲のカットを多めにしてみました。



これら加工結果を無加工パーツと比較すると、このような感じになります。

かなり詰めたように見えますが...


本体と接続するとこんな感じです。

どうもまだ前腕が長い印象です。あと3~4mm詰めないといけなさそう。
脚含め、全体バランスが出てきた時に、また短縮作業をすることにします。


昨日でだいぶMGにノコギリを入れる事に慣れてきましたが、やっぱり内部加工が難しいですね。
外装はどうにかなる!って無理にでも思わないと、怖くて進められません。

今は本体(中の人)に集中して作業していますが、このあとは当然のごとくアサルトシュラウドの短縮が待ってます。
本体腹部を詰めた分、そのままでは付かないので、かなりバラバラにして再構築する必要が有ります。楽しみ半分、怖さ半分というところ。

とりあえず今日はもう一本の腕の加工を行います。





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週末です!!!
今週は月→木・金という感覚で、あっという間に週末になった感じです。
なんだかんだとバタバタしてたと思うのですが、良く覚えていない(汗)


昨夜、UCのep5見ました。ダークサイドに落ちていくリディ少尉が良いですね~
小説ももう一回読んでみよう。

で、昨夜はそんなわけでep4→ep5とつないで見ていたので、プラ時間はあまり取れず(汗)

昨夜少しいじった部分と、先週末に少し触っていた部分のご紹介になります。


まずは胸部の幅詰め。
リアパーツも数mmですが、詰めました。


また上下の厚みも、パーツを上下削り込むことで2mm程度は薄くしています。
ホントはもう少し厚みを詰めたいところ。胸部ど真ん中に鋸入れて上下分断するかどうか、ちょっと迷い中です。


胸部はいったん置いておいて、続いて肩部分を確認。
前の記事にも書きましたが、SEED系の機体って宇宙世紀モノに比べると圧倒的に華奢なので、肩もHGだと少しパンチに欠けそうな予感もあり、ここもMGベースで作製してみる事にしました。

まずはパーツのままで組み付けた状態を確認(胸部も元のまま)

MGのままではさすがに大きいか...う~ん...しかも青いアーマー、上下逆だし(汗)


とりあえす様子見も兼ねて、いったん幅詰めしてみる事に。
内部機構をばっさりやりました。

上が詰めたモノです。


装甲も、周りを一回りカットすることで、見た目小型化。

写真じゃ非常にわかり難い(汗)
向かって左の上下組は、上段が加工後、向かって右の左右組は、左が加工後、です。


組み上げるとこんな感じです。
向かって右が加工後。



胴体に付けるとこんな感じです。



向かって右が加工後ですが、もう少し詰めていかないと詰めた感じがしませんね。


いやぁー MGの加工って難しいですねー 身に染みて感じます。
ついつい内部構造=パーツ保持構造を活用しようと考えちゃうので、大胆なカッティグがやり難いです。
慣れてくると違う感想を持つかもしれませんが、今のところはお勧めしかねますね。
ちょっと失敗したかなー





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SDドライセン完成品UPいたします。

先日開催された、静岡ホビーショー第23回モデラーズクラブ合同作品展で、倶楽部ディフォルメ屋のZ/ZZ企画展示に出させていただいた作品です。
展示会ではドライセン含め、作品に対する沢山のご感想をいただき、本当にありがとうございました。

このドライセン、Z/ZZ企画展示向けに作製しましたが、ほとんど見た目はUCバージョンでの仕上がりとなりました...袖のエンブレムを消しただけ...(汗) aspさん、すみませんでした...

3月末からの作製ですので、作製期間はおおよそ2ヶ月となります。今年のGWはほとんどをこれの作製に充ててました。
なかなか追い込みに冷や汗をかいた作品ですが、展示会に間に合ってよかったです。


■AMX-009






















■作製記

初めてのドム系MSのSD化です。中でもボリュームたっぷりの超重MSドライセン。
設定身長22mの巨大MSだけあって、パッケージもボリュームたっぷりです。

静岡HSのモデラーズクラブ合同作品展、倶楽部ディフォルメ屋のZ/ZZ祭りに参戦のための作製でしたが、UCverを使用し、袖を削り落としてます。

ドム系だけあって、頭部はドム系BB戦士からという事で、三国伝太史慈ドムから軽装バージョンの頭部を流用することを想定し、作業開始しました。


ドライセンのボディーに太史慈ドムの頭を乗せるとこのような感じ...

これ、本当にSDになるのかぁ???というのが、この時点の率直な感想。これ無理だよね~

ドライセンのHGUCはその巨大なスカート、脚部、太すぎる腕で有名(?)ですが、それをイヤと言うほど実感しました(汗)


1.頭部

まずは頭部ベース。前述のように三国伝の太史慈ドムの軽装時の頭部です。


モノアイガード(フェイスガード)の赤いパーツをゲージに、HGUCドライセンのフェイスガードから寸法を取って、プラ板で作製。
とりあえずの暫定頭部です。


上記の暫定頭部はフェイスガード上部のテーパーが逆になっていたので、これを修正。
ゲージにした太史慈ドムのフェイスガードを(適当に)削除処理して、フェイスガードを完成。


フェイスガードと内部の頭部の距離が離れすぎているので、頭部のモノアイ面にエポパテを盛って、適度な面を作りました。
なお太史慈ドム頭部そのものは胴体との干渉面を処理し、頭頂部分を全体的に削り込んで、小型化および丸みを持たせています。
後頭部をぐるりと取り囲む凸部は、エバグリの凹形状プラ板を巻きつけて再現しました。
最後にプラ棒でアンテナを簡単に再現しています。




2.胸部

まずはキットの胸部です。
ドライセン特有の、胸部上面が急な角度を持って下に落ち込む形状および、胸部正面ダクト(?)がかなり下に位置しているという2点が、これをSD化するにあたっての障害になっています。


また胸部の厚みがかなりあって少しでも薄くしたいことから、まずは上部をギリギリまで削り込んで厚みを薄くし、上部をなだらかになるようにしました。
また、ダクト(?)位置を上に移動させるために、キットの正面上部の段差を削り込んで、ダクトを上に移動。
もともとダクトがあったところに出来る隙間の穴は、パテ等で埋めました。
横幅はSDとしてみると少し狭いので、プラ板で左右1mmづつ幅増し。


前後の厚みもSDとしては薄いので、前面をいったんカットし、厚み増しが出来るようにします。


プラ板で2mm厚み増し。大きなフェイスガードも上手い位置にハマるようになりました。




3.脚部

さて、とにかく巨大な脚部です。脚の脛部分だけでBB戦士の大きさがあります (汗)
これをやっつけるというのが、このドライセン作製の工程の半分を占めています。

脚部に使うのはHGUC脛パーツ。とにかくひたすら幅詰め、です。
下の写真は最初に5mmカットした時の画像。


1回目の詰めで、下の画像の向かって左になりました。これを何度も繰り返しました。


2回目の5mm詰めたときの画像。向かって左が2回目です。結局同じ工程を4~5回くらいは繰り返したかもしれません。


以下が脚部に関して今回の工夫の一つ。
単なる幅詰めではどうにもこうにもモッサリとした雰囲気で、とても扱える代物にはならなかったので、太史慈ドムの脚部を観察し、重心を後ろに逃がすことが効果的ではと考えました。
これを実現する方法の一つとして、途中で上下に分割し、下部に上部を突っ込んで、上下が重なるように接着。これで上から下への漫然とすたラインを変更し、重心を下と後ろに持って行けました。
この工作辺りで、何となくSD化出来そうな気がしてきました。


上下のライン取りはこの後も変更を繰り返し、本体組み付け時に分割ラインがディテールに見えるよう、上下位置を改善していきました(と言っても処理が汚くて...汗)
前に付く脛パーツも角度を最適化し、脚部と一体化するように改善(画像手前側が改善後)
う~ん、隙間処理が汚い~




4.足

巨大な脚に合わせて、ソールも巨大です(汗)
そのままでも取りあえずは脚部に付くのですが、あまりに大きいので、やはりモッサリ感を増長してました。
そこで、まずは幅方向を短縮。
脚部との接続のPC受けを基準に三分割。3mmほどは詰めたでしょうか。


幅だけでなく前後方向も詰めないと、脚部のフレアの中にソールがいっぱいに詰まっている感じになって、どうやってもスッキリ見えないので、前後2分割で詰めました。


前後の詰めた結果です。数ミリは詰めました。このくらい詰めると脚のフレアの中で空間が出来ます。
やはり空間って大事ですね。




5.スカート

脚部、ソールが巨大なら、それを覆うスカートも超巨大。
処理中の胸部とそのままのスカートの組み合わせ...なんじゃこれは???って感じです。
この時点で本当は放り出したい気分でした。


スカートをカットする前に、まずは中央のフンドシもどきを分割カット。
まずはここを短縮してみます。



この後、スカートの短縮に合わせてフンドシもどきも上下を短縮していきます。
スカートの短縮を繰り返すたびにこのフンドシも複数回短縮を行っています。


まずは一回目の短縮。凸および凹ディテールに影響を与えない所でカットし、幅詰め。
向かって左が一回目の短縮後です。


脚がフロントスカートの縁とリアスカートの縁に干渉して、うまく取り付けなくなるので、縁を適当に切り取ってます。


複数回詰めた後のスカート。向かって右がほぼ最終長さだと思います。
切断した下部の曲りの角度を、脚に合わせて調整しています。


リアスカートも超巨大なので、下側をカット&詰めます。
そのため、スライスターのカバーを切り離して上部へ移設します。これと下側のカットで長さ詰めの効果を出します。


上部へスライスターガードを移設し、スカートの下部をカットした状態です。
下部は、切り取ったスカート残部を再利用してスライスターの下部を埋めます。



スカート回りの最終まとめの画像です。
フンドシはプラ板でちまちまと最終形状まとめ。動力パイプはFGザクの頭部動力パイプを流用しています。




6.腕

腕はHGUCの腕パーツから生成。
まずはキットパーツのままで本体に取り付け。完全ゴリラです...(汗)
しかし腕もまた太いなぁー


二の腕は3分割し、中抜きで作製します。


前腕も真ん中あたりで短縮。中身の腕の基部構造も合わせて短縮しています。


この状態で本体で取り付けましたが、前腕の太さは相当なもの。ちょっとバランスが悪すぎるので、幅詰めすることにしました。


前腕の外装パーツを4分割し、それぞれの幅を詰めています。内部基部構造と干渉するところもあるので、適時干渉部分を処理しています。


上記を横から見たところ(画像ではわかり難いですね)



7.ランドセル

まずはリアル作製でも定番のトライ・ブレードの大型化。
手抜きでプラ1枚です。


ランドセル全体も幅増しして大型化させるため、各部をいったんバラバラに。


横幅を3mm程度幅増し。




8.全身

ほぼ工作の終わった状態です。
なんとか巨大な脚、足、スカート、腕の処理が出来ました。




9.サフ





10.塗装

何回も塗り直ししているので、最終調色は実際のところ不明です(汗)

本体薄い青紫:ガイアのラベンダをベースに、黒とシアンを追加し、薄い青紫に調色。
脛・手首:上記にシアン微量追加。
本体グレー:黒、青ベースにパープルで調色。
関節:ガンダムカラーのジオングレー。

すみません、正確なところは???です。一発で色出しが出来るようになりたいなぁ。それにはまずはメモを残すようにしないと...



■あとがき
初めてのドム系で超重MSという事もあり、従来のザク系SDの作製手法だけでは対応できずに、巨大な脚部やスカートを捌く方法を模索しながらの短期作成となりました。
途中、本当に何度となく投げ出そうかと思いましたが、何とか完成し、先日の展示会に無事出せてホッとしています。展示会では、沢山作品へのご感想をいただき、完成出来て良かったと思っています。
突貫でしたので、いつも以上に粗が多い作品となりました。このあたり作製速度を上げながらも処理を丁寧に出来るように鍛錬あるのみですね。
途中、かなり追い込まれたときに皆様のコメントに力づけられました。本当にありがとうございました。

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なんか梅雨が近づいてきたなぁって天気ですね。昨日もやたらと蒸し暑かったし、今朝もどんより曇ってますし。これから通勤がうっとおしい時期に入りますね。

さて、デュエル-Refineですが、先日いじった頭部です。



一昼夜おいてもまぁまぁに見えるので、とりあえず暫定合格とします。
実際には、後日、鼻部分にエポパテを盛って、もう少しマスクを高くする事になると思います。


で、この頭部を受ける胴体。特に胸部ですが、正直困っています。

SEED系機体は胴体が細い(小さい)!!!

以前のBB戦士+HGミキシングの作り方では、この細身のボディがベストマッチングで、HGの各部パーツをBB戦士と違和感なくとっかえひっかえ出来て、すごくやり易かったのですが、UC(宇宙世紀)系MSをHGUC切り刻みで作ってきたバランスと比較すると、なんとも頼りない感じになることが判明。

HGを幅増しして使おうにも、横幅でおおよそ30%増ししないとUC系と同じボリューム感にならないため、そこまで幅増しすると、もう何が何だか...となること必至。
BB戦士のボディーを幅増しして使っていくのが順当ですが、厚み方向がこれまた薄すぎ。

かと言って1/100の通常キットのボディーを持ってくると、今度はデカ過ぎということで、しばし黙考。


BB戦士のボディー+頭部

今の目でみると、小さい、薄い...厳しい~

ここで、ディテールを参考にするため並行して組んでるMGに、ふと思いついて頭部を載せてみました。

う~ん、これは良い感じに出来そうな予感が...なんかカッコいいぞー


ここで手持ちのボディーの形状、大きさを再度確認。

向かって左から、1/100ノーマル、MG、BB戦士、HG

HGって小っさっ!


ガンダム系で最新作のFAガンダムと大きさ対比してみました。
まずはBB戦士胴体

う~ん...胸部ダクトの幅増しがキツそう...ディテールも従来並みかぁー

MG胴体パーツ

う~ん。これもちょっとデカいか(汗)
そのままMG胴体に頭部を載せて、以上OK、とはいかないようです。


手持ちの素材的には、MGが形状的には一番やり易そうで、さすがにカッコ良くなりそうなのですが...

MGを採用すると、
・MGのハイクオリティなディテールが利用できる。
・MGのアサルトシュラウドパーツも実にコンパクトで、装着時にそれほど違和感なし。
 (バンダイさん、やっぱりスゲーよ!!!)
・新工法が開発できそう
というメリットがありますし、

逆に、
・厚み処理が必要(ややバランス的には厚いか)
・約2mm幅詰めが必要。MG内部機構を考慮して幅詰めが本当に出来る?
・そもそもMGをSD素材にするなど、神をも恐れぬ所業
というデメリット(+心理的障壁)があります。
MGがその複雑な内部構造ゆえ、大幅な改造に向かないというのは業界(?)の定説ですが、確かにこの内部構造がポイントですよねー

ここでほとんど半日逡巡。

何に悩んでたかというと、結局は、MGにノコを入れて良いかということと(失敗したら数千円がパーだぜ~)、MGを使ったSD作製って本当に在りなの???という常識論。
とにかく悩むこと半日。
出た答え...


結論:新工法開発のために犠牲になってもらいましょう、MGデュエル君。


いやぁーどうなる事やら(汗)



ということで、脳内会議の決定事項を速やかに履行すべく、胸部の幅詰めにトライしました。

まずは元の状態


サイドの装甲を切り離して..(あ~ぁ、やっちゃったよー)


左右合わせて3mm分ほど削り込んで、再度仮接着。


最初なので恐る恐るでしたが、やってみれば、こんなもんです。...と、自らに言い聞かせてみる(大汗)
実際にはあと1mm詰めたいところなので、再度加工します。
また厚みは、上部と下部を少し削り込むことで2mm程は詰めたいと思っています。

問題は意外に大きくデザインされているコクピットハッチ。
多分胴体短縮のために、下1/3はぶった切る事になりますが、このハッチ部分のバランスが悪くなりそうな予感がします。形状を変更するとか、何かしら対策が必要かも。


ついに神を冒涜する禁断の領域に踏み込んでしまったSD作製。この先どうなるかお楽しみに...(滝汗)


ABS素材って接着できたっけ...ほんと、内部機構いらねーよなぁ...可動多すぎっちゅーの...アサルトシュラウドも大幅改造かぁ...そう言えば腰から下は何を使う?1/100かぁ...ぶつぶつ





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週末です。
先週末は静岡HSの余韻に浮かれながらでしたので、今週末からブログも平常運転となります。

今週は外に出てお客さんや業者の方々に会う機会が多く(って、良く考えてみたら、出張+外出でほとんど毎日出かけてたなぁ...)、なかなかにお疲れモードでした。
色々と懸案事項もあって頭が痛いですが、ともかくも週末を迎えてホッとしています。


で、先週からいじり始めたデュエルですが、先週時点での頭部がこんな感じでした。




う~ん、ちょっと鼻の凸ラインが強すぎて今一つですね(汗)


もとのBB戦士デュエルがこんな感じでした。



造型的には悪くないのですが、やはりBB戦士顔なので、もう少し手を入れたい。
でも先週末のままでは今日一つ。


という事で、昨夜のプラモタイムでは頭部のさらなる改修をやってみました。

・鼻の凸ラインをやめる(というか均して少し穏やかにする、と言うか元に戻すというか...)
・デカいイーゲルシュテルン(バルカン砲)をいったん取り除く
・頭部ひさしの厚み増ししたプラ板の部分、真正面部分をわずかに削って、上向きに角度をつける(すみません。文章では何言っているかわかりませんね...)


・頭部ひさし(青い部分)の角度を変える。
・後頭部を伸ばす。


それなりに男前になったと思っていますが、いかがでしょうか?




頭部も良い感じでまとまってきたので、胴体の検討に入りたいと思います。

おっと、ドライセンの完成作製記も作成しないとなぁー





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