部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



会社フロアーでのインフルエンザの流行が止まりません。
月末の海外出張が2月中旬にずれたのですが、それまで罹らないようにするにはかなりプレッシャーです。早く収まってくれないと...



昨夜は特に飲み会もなく普通に帰宅できたので、金曜深夜のプラモタイムでグフカスの頭部をいじっていました。

先週末の作業と昨日の作業分を合わせてUPします。



下の写真が先週最終UP分です




このあと、先週末の日曜日の作業としてはひさしの三角形(?)の取り付けとザクのモノアイ支柱の撤去を行っています。

プラパン積層の成型でひさし三角を作製。
モノアイの支柱は切り飛ばし、プラパンの切り出しを貼り付けました。
周りとの形状整合はこの先、エポパテで行う予定です。




さて、昨夜の作業としては、まずはモノアイの可動内部構造の仕込みから。

BB戦士ザクⅡのモノアイ内部機構を使用し、干渉部分を調整して取り付けています。
割としっくり収まったので、手間が省けました。




上の写真のレベルで、まぁこんなモノかなぁ- と思っていたのですが、HGUCの胴体とあわせるとどうも鼻面の角度のせいか頭が浮いて見える。
グフの鼻はザクより少し角度があるイメージもしていたので、鼻面に切込みを入れて薄いプラパンを差し込んで角度を変えました。




また長さも心持短い気がしたので、1mm程度延長。




昨夜作業分の結果は下の写真です。
動力パイプはザクⅡのまま(手抜き)。この先、ここはモビルパイプへ置き換えていきます。



正面から見るとまだまだブタさんですね。
鼻のつけ根のエッジの角度などザクⅡの影響が残っている部分等は今後処理して行きます。


もとのザクⅡの頭。



これと比較すると、まぁなんとかグフの頭らしくなってきたかなと。


boujiさんのグフカス、さらに作業が進み、その途中画像がfgにUPされていますが、これがまたメッチャカッコ良いー 自分でグフカスを作らずそれが欲しいくらいです。
う~ん、差別化をどのように取って行くか...(汗)




今日はSNS「模型大好き」の新年会用のティエレン宇宙型の塗装をする予定です。
乾燥の合間を見てグフカスはもう少しいじれるかな。
ただ会社の持帰り仕事もあるので、ちょっとは仕事の時間を作らないとなぁ。

再来月、自部署の中期計画を会社役員の皆様に報告予定なので、そろそろ本腰を入れて資料作成していかないと報告の場で火達磨、メッタ切りに合う恐れが...作成に使える時間は余り無いんですよね- かなり憂鬱。












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金曜夜から検討を開始したSDグフカスですが、ベンチマーク相手としては以前に作製したSD06Rとなります。

このSD06Rは胸部ベースをBB戦士ザクⅡ、スカートをHGUCの切り貼り、脚部をMSV切り貼りで作製していますが、大きさと全体バランスをこれにあわせたいと思っています。




そう考えた時にまず目立つのが胸部厚み(奥行き方向)。
比較ベースの06Rは胸部ベースがBB戦士ザクⅡなので、厚みが結構あります。




ちなみに06Rの元になったBB戦士ザクⅡとGFグフの胴体厚みを比較してみるとほとんど同じでした。
と言っても、GFグフをベースに出来るわけではないのですが...(汗)




結局、06Rと同じバランスにするには胸部厚みをBB戦士ザクⅡにあわせる必要があります。
今度はBB戦士ザクⅡとHGUCグフカスの胸部パーツを比較検討してみると....



幅方向はほとんど同じですが、やはり奥行き(厚み)が全然異なります。
同じにあわせるには、
・左右両脇のカバーをはずした、中央部分のパーツの前部分を切り出し。
・厚み不足分を、切り出した部分と中央部の芯との間で幅増し
・左右両脇のパーツをそれにあわせて長さ調整(幅増し)
という工程を踏む必要がありそうです。

結構大掛かりな作業ですね....


もう一つの方法は、
・HGUCグフカスの前面からコクピットハッチを切り出し、
・胸部パーツを加工、
・それらをBB戦士ザクⅡの胸部を芯に使用して、加工調整して取り付け、
という方法もあります。

これも結構手間暇かかりそうな工程です。


どちらにするかはもう少し検討しますが、今のところ前者を想定しています。


また胸部幅方向に関してですが、先の記述のようにBB戦士ザクⅡとHGUCグフカスの胸部は同じくらいの幅なのですが、SD06RはBB戦士ザクⅡをさらに幅増ししているので、HGUCそのままでは同じバランスにはなりません。

HGUC胸部の左右両脇のパーツを少し隙間を開けて取り付けて、さらに左右外側にプラパンで幅増しするぐらいのバランスでちょうど同じ感じです。
その際には胸部中央との隙間はプラパン等で塞ぐ必要があります。



胸部はさらに検討を進め、早いうちに作業方向性を確定させたいと思います。



さて、グフカス作製に当って最大の懸案事項は頭部。
昨日の記事にも書きましたが、頭部選択肢としては、GFグフ(またはグフカス)を加工する、BB戦士ザクⅡを加工する、の二通りを想定しています。
どちらも一長一短があるので迷うところですが、GFザクは予備パーツがないので、まずはザクⅡ頭部を改造してグフ頭を作る事にしました。


BB戦士ザクⅡの頭部です。ここからグフを作るのって結構大変かも、思いながら作業を進めてました。




まずはモノアイ機構のあとハメ加工から。
モノアイを動かしたいのがザクⅡを使用する理由です。




続いて、頭部パーツのあとハメ加工。
モノアイ機構がはまるようにくり抜きます。




グフは頭頂形状がザクとは大きく違うのと、特にグフカスは前面への角度も違うと認識しているので、いったん頭頂を切り離し、角度をつけて取り付けられるように加工しました。




これが参考とするHGUCグフカスの頭部です。
こうなるようにBB戦士ザクⅡを加工していきます



パテで裏打ちして硬化後、ひたすら削り込みすること数時間。
鼻面のザクパイプ基部も削り落として、こんな感じとなりました。



一応、HGUCグフカスの頭部にイメージが似てきたかな。


アンテナブレードを取り付けて、今朝の段階です。



まだまだグフとザクのアイノコみたいな感じですが、このあと左右のモノアイスリットを塞いで、薄々攻撃をかけながら、全体バランスを調整していきます。
鼻面の延長と角度変更もしないといけませんね。


結構大変な作業の連続になりますが、頑張ります。
やっぱりSDを改造して作るのって楽しいですね。やはりリアル系作製よりSD作製の方が性に合っているのかも...ティエレンよりこちらの方が楽しい...












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今のところインフルの発症は無いようですが、潜伏期間が通常1~2日、長いと4~7日と言われているようなので、まだまだ安心は出来ません。月曜日に出張なんですよね-


さて、昨日は床屋とSDグフカスの追加部材購入のために外出していましたが、夕方帰宅後にティエレンのサフを吹きました。

リアル系作製は久しぶりですが、やたらサフを吹くのに時間がかかりました。
記憶にあるリアル系では、昨年にダンバインを作製していますが、これは小さいのであっという間に終わった記憶でした。まぁそもそも表面がリュータ等によるシボ加工なので余り気を使わなかったと言うのもあります。
その前となるとFSSのナイトオブゴールドですが、これもこんなに時間がかかったかなぁ???

ちなみにうちのサフは缶ではなくて瓶派です。


で、サフ後のティエレン宇宙型。



やっぱりサフを吹くと締まりますね。

この後、ホント一部だけ修正して、塗装段階に入ります。
塗装はモデグラの作例を参考にしていきたいと思っています。





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インフルエンザが猛威を振るっています。会社でも罹患率が例年に比べて異常に高い。
小まめに手洗いとうがいはしていますが、油断できませんね。
(特に今年は予防接種してないので...と言ってもニュースを見ると新型中心のようですが...)
罹ると仕事がパタッと止まるので、回復出社後の地獄が怖い。
注意するに越した事はありません。


昨夜、帰宅後にプラをいじっていました。
年始明けから金曜日、土曜日と飲みに行く機会が多く、今年になって初めての金曜深夜の定例プラモデルタイム。久しぶりです。

現在作製中はティエレン宇宙型。珍しくリアル系を作っています。
このティエレンは、SNS「模型大好き」の中部新年会に複数機体を集合させる「中部人革連」企画向け。現在パーツ洗浄まで終わってサフ待ち。今日、明日でサフが吹けると良いなぁという状態です。

昨夜のプラタイムはこれをやったわけではなく、SDの新作検討をしていました。

新作は首記の通り、グフカスタム。



このグフカス、HGUCが発売されてリアル系の作品がネットのあちこちに上がるようになり、またSNS「模型大好き」のりりももさんも昨年中早々に完成されるなど、作製が活発な感じです。さすが人気機体と思います。
それらに刺激を受けて、次のSD作品はグフカスにしました。

で、SDでグフカスと考えた時に、すでにカッコいい作例がいくつもネットにUPされています。
また、SD大家のboujiさんがHGUCを使ったグフカスを現在作製中!(これがカッコ良いんです! fgに作製中の機体がUPされていますが、一見の価値あり、です)
先達が多い分、参考にさせていただける内容が濃いのはありがたいのですが、逆に差別化がまた難しいという課題もあります。

そんな課題もありますが、06R-1A→キュベレイと来た”私的SDジオンシリーズ”に乗っかって、一応5月の静岡の合同展示会を目標にチマチマとやって行きたいと思っています。
(合同展示会にはもう一つ倶楽部共通テーマの機体作製があるので、結構大変かも)



使う部材は以下の通り。あまり増えないようにしたいですね。
(出来るだけ地球に優しいエコプラを目指します~ ...あくまで出来るだけ、ですが)



GFのグフカスが入手できて無いので、まずはグフで (汗)


グフです。 ちゃんと”グフ”しているのですが、これはそのままでは使えません。




やっぱりHGUCベースの切り刻みというところで、定番の頭部+胴体の初期確認を実施。





汗)

まぁ何とかなるでしょう。

頭部はBB戦士ザクⅡの頭部パーツが優秀なので、これを使いたいところなのですが(モノアイも動くし)、ザクとグフって全然違う機体なんですよね...と実感。
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」と言う声が聞こえてきそうですが。
しかもグフカスは更に異なる....

作製に当っての課題の書き出しはまた別途。








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雪です。
朝起きてみると割と積もっていて、その後も断続的に降り続いています。
今もかなり降っていて窓から見ても視界が真っ白です。

そんな天気なので、今日は外出も止めて午前中に持帰り仕事を少し済ませた後、ティエレンをさっくりと弄っていました。


全体にさっと600番かけたあと、ディテールUPが作業の中心。


まずはペーパがけのときに削り落としたバックパックの凸ディテールの再現。
モデグラの作例を参考に、スジ彫り含め、雰囲気だけ追加ディテールUP。




また同じくモデグラの作例を参考に、全身に丸穴のディテールを入れました。



う~ん...雑誌ではメチャメチャカッコ良く見えるのですが、自分でやるとグダグダですね- あと適当にプラパンで凸ディテールをつけましたが、これもイマイチ...

なかなか模型雑誌の様には行きませんね。

これでティエレンの加工工作は終了です。
で、全体像を。




もとのキットの出来が良いので、楽ですね。
追加した余計なディテールは無くても良かったかな (汗)

先ほどパーツ洗浄までやりました。



今日の作業はここまでです。
サフは来週にまわします-

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昨日は会社の飲み会(新年会その2)で、少し二日酔いでの休日スタートです。
今夜も別の飲み会があるので、早く体調回復させないと...

さてティエレン宇宙型ですが、先週の作製成果を記載しておきます。

まずは定番工作の、燃料タンクのあとハメ加工を実施。
向かって左が加工後です。



脛のパーツを分割し、ダボを削り取っただけです。



続いてこれも定番(?)の太腿の継ぎ目の段落ち加工。



継ぎ目を段落ちしていくと塗装時に分解できて、膝関節のパーツを別塗装出来るので楽になりますね。
段落ち部分は治具を作らずに直接ナイフで削ったので、精度は適当(?)です。


で、全体を400番でヤスっています。




このあとは600番を簡単にかけて、出来れば少し穴あけ等でディテールを付けようかなと。
明日にはサフに行きたいなぁ。



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年末年始の長期連休があけて、数日リハビリしてのこの3連休。心身にはありがたい休みです。
この休み明けからは本格的に忙しくなるので、その事がチラリと頭を横切ると多少なりとも憂鬱な気分になりますが、頭を整理して今年も頑張って行きたいと思います。

さて、年末追い込みが記憶に新しいSDνガンダムもなんとか昨年内に完成し、今年一発目の作製としてはリアル系から。
SNS「模型大好き」中部連合の今年の新年会で、ティエレン宇宙型を持ち寄って並べよう!との「中部人革連」企画があり、それに向けてティエレン宇宙型の作製を行っていきます。




今までリアル系はほとんど作った事がありません。
F.S.S系で2体、AB系で1体、さらにガンプラはなんとブログにUPしてないもので1体しかありません。
正直、作り方がわからない...(汗)


で、まずは仮組み(パチ組)から、という事で...




ティエレンってなかなか良いですよね- MS、かくありき、みたいな露骨な構造が好きです。
本当は地上型の方が好みなんですが、お題が宇宙型なので今回はこれで。

どういじるか仮組みしてしばらく考えていましたが、これも実は時間余裕がありません。
「新年会」の開催日程はまだ未定ですが、おそらく来月中旬かと。
仕事で、今月末~来月初の休日に引っかかるちょっと長めの海外出張も予定されており、実は新年会までに休日作製可能日数は余り無いというのが実態です。
機体に連番を振るので欠番は避けないといけないというプレッシャーもあるので、極端に言えば今回の3連休であるレベルまでもって行きたいぐらい。

という事で、いじるのは少し控えて基本は素組みという事にし、まずは240番でいきなりペーパーかけをはじめました。



とりあえず昨日で上半身は終了。
一気にやったので、指が痛い...


切り刻みSD作製だと240番をかけるまでに着手から2~3ヶ月はかかるので、素組みの早さを実感しています。
(ティエレンはキットの出来が良いので、しいていじるところが無いというのも幸いしています)


今日は下半身の240番と全体の400番までもって行けるといいなぁ。
あと今日はディテールUPパーツを買いに行ってきます(ディテールUPするかどうかはパーツしだいですが...)

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SDνガンダム、2010年大晦日に完成しました。

作製開始が10/10、完成が12月31日なので、おおよそ2.5ヶ月。途中FAガンダムとの並行作製でしたので、実質は2ヶ月。
SDキュベレイに迫る短期日程での作製でしたが、キュベレイの場合はG.W.休みをフルに使えたので、印象としては今回のνの方が大変でした。

このνガンダムはSNS「模型大好き」の中部連合で開催している年末「負け犬レース」のお題となっていました。

 ※「負け犬レース」とは 
   SNS「模型大好き」中部連合の忘年会で行われている行事。
   忘年会のくじ引きで当ったキットを次の年の忘年会にまでに皆が完成させて、その忘年会で乾杯する目的の作製レース。
   ただし忘年会までに完成させないと、完成するまでHNに「負け犬」という冠を被せないといけない。
   キットは忘年会参加者が各自持ち寄り。何が当るか当然くじ引きが終わるまでわからない。

作製期日となる忘年会は2010年11月末でしたが、結局それには間にあわず...
年内までは「負け犬」を免除される執行猶予期間があるので、それまでには何とか完成をと思い、突貫で仕上げました。
最後は相当慌てての作製だったので、かなり粗が目立つ完成となり少し残念ではありますが、約束に間に合わせるという大目標(執行猶予期間ですが...汗)はなんとかクリアする事が出来て、ホッとしています。
(ギリギリ年が越せました)




■RX-93




















■作製記

1.「負け犬レース」スタート

 負け犬レースでお題に割り当てられた(くじ引きの結果)はHGUC νガンダム。
 世間では良キットとの評判です。普通に考えれば引き当てた時点で”ラッキー”なキット。
 でもこれをSD化しようとすると...(汗)



 作製方針ですが、負け犬レースの趣旨である「忘年会までに引き当てたキットを作製し持ち寄る」という事を考えると、出来るだけ他キットの流用は避けるべきと考えました。
 頭部はBB戦士に依存するとして、それ以外は”全てこのHGUC νガンダムのキットからパーツを生成する”というマイルールを決めて作製スタート。 



2.BB戦士 νガンダム
 
 頭部ベースとなった(?)BB戦士νガンダムです。
 作製スタート時はどうも頭部の印象が良くなくて、大幅にいじる事にしました。
 ただ、あとで出てきますが、頭部をさんざん弄り繰り回したあげく、結局あまり満足できなかったことを考えると、このBB戦士の頭部に定番加工を施した程度で使用すれば良かったかもとちょっと後悔しています(汗)



 今見ると(汗)、νの特徴を捉えた良いキットだと思います...



3.初期検討

 ベースになったHGUCに頭部を乗せて観察。



 この時点で想定される課題は、
 ・頭部が気に入らない - νガンダムの頭部ではない →でも止めとけばよかった(汗)
 ・胸部のインテークに至るラインがSDには不向き-大幅改造必要。
 ・脚部が心配 -シンプルすぎ → この心配当りました。
 ・多分、足がデカ過ぎて話しにならないのでは... → これも当り。
 
 それぞれの課題は作製中に解決する事にして、期日も無いのでとにかくGO!
 (手を動かさなくてはその先にある課題も出てこない。何よりモノが完成しないので)



4.頭部

 さて、頭部です。
 手元の設定画や色々なイラストの資料とBB戦士の頭部を比較すると、
 BB戦士の頭部は、
 ・ヘルメットが卵形過ぎる。
 ・ひさしのラインが省略しすぎ。 
 ・フェイスマスクのラインが違う- 幅、長さ
 ・バルカン砲の角度と形状が違う
 ・左右ダクトの位置が違う
 ・メインカメラとアンテナ基部の位置関係が違う
 う~ん、、、、

 どこまでやるかはともかく、まずは定番のフェイスマスク切り離し加工から...
 (下写真の上段向かって左)
 大概はこれでSDの可愛いにカッコいいの要素がプラスされるのですが...

 続いて作業は各ダクトの開口へ
 左右ダクトを切り離し、開口。あとでプラパンでスリットを再生しています。
 (下画像の上段むかって右)
 またヘルメットの頬へのライン、ひさしのラインを修正(同画像)
 さらにフェイスマスクを下に1mmほど延長し、顎鬚(?)の部分を生成。
 また前面にエポパテを盛り、前面のラインを変更。
 フェイス基部の赤いパーツの顎鬚部分を下へ延長しています(下段向かって左)。
 その上で開口のため切り離したダクトをプラパンで再生。左右ダクトの位置も元の位置から前方へ動かしてています(下段向かって右)。
 なお、写真では分かり難いですが、ヘルメットの前後割りのところで少し隙間を開けて(1mmほど??)その間にプラパンを突っこんで前後に幅増ししています。 




 つづいてバルカン砲。 ※画像は上記作業と前後しています。
 
 太くて設定と角度の違うバルカン砲(下画像の上段向かって左)
 これを削り落としました(上段向かって右)

 削り落とした跡をエポパテで一旦埋めて、そのあと丸ヤスリで適当に丸溝を掘り込み。
 その溝に2mmのプラ棒をセットし、バルカン砲の砲身基部としています。
 で、それにペーパをガリガリかけて適当に形状出し(下段向かって左)
 最後に1.6mmプラ棒に穴を開けて砲身として取り付けました(下段向かって右) 
 


 各部のシンメトリーを再調整して頭部改造終了。
 マスクの口ひげの部分など、まだ左右非対称+曲がっていて、完成したからも気になる事、気になる事...(汗)



 う~ん、作っては見たものの...会心の出来ではないですね。
 もっと別のアプローチがあるように思います。
 


5.胸部

 さて、続いては胸部の作業内容です。

 νの胸部は胸部インテーク(?)、ダクト(?)へ向かった急激にRを描いて落ち込む構成になっていますが、これがSD化する際に厄介な点です。
 (下画像の上段向かって左)
 SDでここまま使用すると胸部が縦長になり、バランスが崩れる大きな要因になります(ここポイント)。
 そこは大工事覚悟で、胸部左右ブロックの角度変更を実施しました。

 まずは胸部を三つのブロックに分割(上段向かって右)。ハイパーカットソー、重宝しています。
 さらに左右のブロックを更に加工します - 前後割りになっているパーツの前パーツ部分を更に2つに分割(下段向かって左)。
 これら分割したパーツを、インテークが前を向いて、胸部上面の角度が緩やかになるように位置決め(下段向かって右)
 


 位置決めが終わったら、適当に接着。
 胸部幅方向がSDとしては足らないので、補強もかねてプラパンを左右に貼り付け形状出し。
 また左右ブロックの角度変えに伴い、中央ブロックも少し傾きを見た目緩和させようと、上部にプラパンを貼り付け、角度変更しています。
 前面にはプラパン1.2mmを貼り付けブロックの大型化を実施。
 (以上、下画像の上段)

 写真にはありませんが、インテーク下の形状が参考にしたνガンのイラストと異なっていたので、その部分を切り取り、プラパンで形状出ししています(画像下段)。
 また胸部上面にプラパンで気持ちディテールUPしています。



 前記作業中に胸部のカメラを切り離していましたが、すっかりその再生を忘れており、本サフ吹いた頃になって慌ててプラパンの張り合わせで作製していました(汗)
 




6.腹部

 腹部は上下端を切り離し、腰接続のポリキャップが許す範囲まで削り込みました。
 腰とはPCで接続ですが、上半身とは力技で接着です(汗)





7.腰部
 
 腰はνガンダムの腰パーツから、股間の軸を切り飛ばし、市販ボールジョイントのパーツへ置き換えています(ここはマイルール非適用です...汗)

 その上でフンドシとフロントスカートを加工。
 フンドシの連邦Vマークが入る部分がSDにしては長すぎるので、ここにあたる部分を短縮加工しています。
 一度切り飛ばして、短縮し、プラパンで形状、ラインを整えています(下画像の上段)。
 
 続いてフロントスカートですが、幅がSDとしては不足しているため、左右に薄いプラパンを貼り付け幅増し。この際に途中の窪みのところに関して、元のディテールを切り飛ばし、このプラパンで形状再生しています(同画像の中段)。
 
 これらの作業の後、全体バランス見てスカートの長さを僅かに短縮しました(下段)。
 




8.脚部

 ここも課題でしたが、頭部に続き難航したところです。
 
 キットの膝下パーツを加工して使用する方針でしたが、いざそれを切り出してみると結構デカイことに気がつき、ちょっと作業の手が止まってしまいました。(下画像の上段)。
 さらに構造がシンプルなので、ごまかしが効かないのも大きな問題でした。
 
 これらに対し、前後に幅詰めしたり(同画像下段)、脚部の内部の軸に対して、きっちり位置決め出来るように内側にガイドを設けたりと、あれこれ工夫してなんとか使用できるようにしましたが、100点満点には程遠いです。
 これももっと違ったアプローチがあると感じています。




 脚部左右には紺色のふくらはぎスライスターがつきますが、これもキットのままではデカ過ぎて使用できませんので、パーツから適切な大きさになるように切り出しを行いました(下画像の向かって左)。
 脚部が弧を描くようなR形状になってるため、この切りだしたパーツをそれに沿うようにR加工したり、位置決め用のボスをつけたりしています(向かって右)。
 膝のアーマーは切り出したアーマーをこれ小型化の作業した上で、ある程度角度を持たせて脚部パーツへ取り付けています(同画像)。
 また画像はありませんが、リア側には、ふくらはぎスライスターのカバーをこれも適当にR形状に沿うように加工した上で、ディテールとして取り付けています。





9.足

 スタート時からその大きさを懸念していました。

 BB戦士とHGUCのキットの足をそのまま履かせた時の比較です。
 どっちにしてもバランス的に上手くありません。




 マイルールに則り、HGUCパーツを最適化する作業を実施。

 問題は、
 ・前後に長い
 ・厚みがSDの頭身に対してあり過ぎる。
 の2点なので、上下厚みを途中分割して削ることで、両方の問題に対応出来るように進めました。

 まずは足のパーツをかかとのラインで水平に上下分割。
 上下それぞれをヤスリで削り、全体として厚み短縮しました(下画像の上段)。
 削っていくと下パーツのかかとの部分あたりが上パーツの長さと合わなくなってくるので、かかとを一旦切り離し、この部分で上下パーツの大きさ・位置合わせを実施(中段)。
 結果、前後の長さの短縮と厚み短縮が同時に達成できました(下段)。
 向かって左がキットの足、右が加工した足です。 
 


 この状態でバランス確認しましたが、甲のパーツはいじっていないので、まだ甲高の印象が残っています(下画像の上段)。
 そこで甲のパーツの各面を一旦大きく削り、周辺をエポパテでスリッパの形状にあるように現物合わせして、無理やりですが甲高を解消しました(下段)。



 最後に、脚部の隙間から足首が見えるので、キットの足首パーツの一部を流用して目隠しを作りました。





10.腕

 腕は定番の二の腕短縮と、同じく前腕の短縮で済む予定だったのですが、νの関節構造が今までのHGUCと異なっていてちょっと工夫が必要でした。
 νは、肘関節から凸、肩軸からも凸で、これを二の腕内部のPCで受けるという構造なので、単純に二の腕を短縮すると両軸の凸を受けきれなくなって保持力に問題が出ました。
 そこで構造を全面変更- 肘関節の凸をPCの受けに変更し、肩軸の凸をPCにあう太さに置換え。
 これにより所望の長さのバランスにする事が出来ました。





11.武装

 νの特徴である背中のバズーカとシールドを作製しました。
 そのままではとてもバランスが合わないので、適当な位置で切り刻み短縮をかけています(下画像の上段左右)
 で、適当な大きさ、長さになったら再接続(下段)。
 


 ライフルは....まぁビバ素立ちなので...そのうち作ります...多分 (汗)



12.改造全身

 前述までが改造の凡そなのですが、結構バランス出しに苦労しました。
 
 下は作製途中の画像なのですが、ホントにこれ完成するのか、、、と悩んでしまっている頃の物です。もうグダグダのバランスですね-



 普段はこのような状態からあちこち弄ることで少しづつ良くなっていくのを楽しむのが作製後半の醍醐味なのですが、今回は期間的余裕がなかったのでプレッシャーでしかありませんでした。
 ホント、適切な作製期間は取らないと作る事でストレスが溜まってしまいます。

 で、突貫であちこちいじりまわして改修がほぼ完了した(見切った??..汗)頃がこちらの画像。





 なんとかギリギリ見ることが出来るこのレベルに持って行けてホッとしました。
 この手前ぐらいで結局「負け犬レース」の本戦時間切れとなり、未完成のままSNS「模型大好き」中部連合の忘年会に臨むことになったのですが、持ち込んだ作り掛けの作品に対して「模型大好き」中部メンバーと東海組の皆さんから暖かいご感想、コメントをいただき、ずいぶん気持ちが楽になりました(ありがとうございました -実は”投げ出しちゃおうかな~”なんてチラリと頭の片隅に浮んでましたので...)。



13.マイルール成果

 さて、頭部以外はHGUCを使用するというマイルールの成果は下の画像の通り。
 今までに無い位の画期的なHGUCパーツ使用率になりました。80%以上は使っていますね。従来は多くて30%くらい...(汗)



 前回のFAなんかに比べると圧倒的にエコなSD作製でした。



14.サフ

 サフ画像です。
 忘年会には完成品を持ち込めませんでしたが、年内一杯「負け犬」執行猶予期間が与えられたので、この前の工程あたりから年末完成に向けて更なる突貫作業を行っていました。





15.塗装

 白部分:ガイヤピュアホワイトの下地の上にガンダムカラーホワイト(5)
 紺部分:ガンダムカラー グレー(5)
 黄色部:キャラクターイエロー
 赤部分:モザンレッド
 グレー:ニュートラルグレー

 仕上げはつや消しコート

 塗装は年末突貫でした。晦日、大晦日も塗装作業してました-
 白の発色がパーツごとに違うし、何度もやり直しだし、しかも夜中に窓全開でずっと吹きっぱなしだしと、ホント寒さで倒れるかと思いました(塗装部屋には冷暖房設備無し...)
 もう二度とこんな無理はやりたくないですね(笑)

 追い込まれすぎでスミ入れもグダグダだし、う~ん、ちょっと後悔。


 年末のこの時期、文句も言わず協力してくれた奥さんに感謝です。ありがとう。

 

■所感

 「負け犬レース」でくじ引きキットを受け取ってから1年。
 十分時間があったのに、結局、結局執行猶予期間を使用しての作製完了となりました。
 他のキット作製が長引いたとか色々あったのですが、作製時間の読みの甘さと手を動かさなかった事が原因の自業自得かと。

 「模型大好き」中部忘年会に作製したキットを持ち寄るという本来の趣旨を果たせずに申し訳ないです。
 今年の「負け犬レース」はそのような事が無いように頑張ります- お題は”00ガンダム”。頑張ります-

 作製期間、実質2ヶ月。
 やはりちょっと無理があったかなと思っています。
 もう1ヶ月うまく時間を使っていればもう少し納得のいった仕上がになったかと。
 特にνガンダムは人気のある機体なので、νガンダムファンの方のお叱りを受けそうな気がして...せっかくの機体&キットのポテンシャルを生かしきれなくてすみません。

 まぁそれでも年内完成したので良しとしましょう!!

 最後になりましたが、作製期間中に励ましのコメントをいただいた皆様、ありがとうございました。
 

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2011年 あけましておめでとうございます。
旧年中はブログをご覧いただきありがとうございました。





昨年末はνガンダムの作製追い込みでホント倒れるかと思いました(笑)
もうあんな突貫工事はゴメンです- 計画的に作製を進めたいですね。
(もう体力がもたん...)
おかげさまで色々問題はありながらも何とか完成することが出来ました。
皆様の励ましのコメントのお陰です。ありがとうございました。




この反省踏まえ、今年の課題は”計画性”です。


という事で、今年のプラモ計画ですが、大きな柱は2本+1本。

一本目は恒例の5月の静岡ホビーショー モデラーズクラブ合同展示会。
二本目は昨年末に内容が公開された、11月のモデラーズサミット2。
あともう一本の柱としては、今年もSD部門があればですが、HJオラザク選手権へ再度チャレンジ、です。

またネットコンペへも今年同様積極的に参加したいと考えています。
昨年のAB祭やキャノコンがそうだったのですが、コンペに参加することで、人のつながりを得たりとか、他のモデラーさんの作品の背景・技術を実感として感じる事が出来るなど、参加せずにコンペギャラリーを見るだけに比べると確実に得る物が大きいと思います。


さて、今後の作成予定ですが、

1月はちょっとSDから離れて、SNS「模型大好き」の中部連合で企画している”中部人革連ティエレン宇宙型”の持ち寄りのためにテイエレン宇宙型を作製します。
実はこれも突貫工事です(涙)2月初の新年会までに仕上げないといけないので...(今年の課題の計画性って何??)

2月以降は5月静岡に向けての新作SD作製となります。ネタは決めてあり、部材確保済み。

その後はモデサミ、オラザク用の作製ですが、これも新作SDで、ネタは決めてあります。ただかなり難易度が高いので、それこそ計画性を持ってやらないと前日までバタバタになりそうです。


今年休み明けから仕事がさらに忙しくなる事が分かっているので、うまく時間を作りながらホント計画をもってやらないと、趣味で息抜きのはずのプラがストレスの元になりかねないので注意したいとは思います。


その仕事の方ですが、
今期4Qから来期、部門収支を今まで以上に問われる事になってきます。
部門としての収益を上げるために何をするかを常に念頭においた仕事の進め方が要求されます(当たり前の話なのですが、現場はバタバタでなかなかその見極めが難しい)。
今までは営業とかお客さんのつながりで収益面からは断るべき話でも受けていた事もありましたが、今後は限られたキャパの中で、短期・中長期で利益の出る仕事はどれかを厳しく選択する必要に迫られます。

と言うことで、今年の仕事上の課題は”収益に着目した選択と集中の実践”です。


プラ+仕事、今年も頑張ります。



今年もよろしくお願いいたします!


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