部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



第15回オラザクの発表がありましたね。
参加したSDデュエルは予定通り、ガンプラ部門への参加実績作りで終了。
しかも題名が”無記名” (大汗) 
どうも下書きから書き写す時に書き忘れたようで...(滝汗) 本来は”SDデュエル-Refine”のハズでした。
全745名の参加の中で”無記名”は私だけって、その点、目立って良いかー(笑)

参加したデュエルの画像はコチラから。


ガンプラ部門参加者、全369名。やっぱりSD部門とは層の厚みが違いますね。
それでもSD作品、雷後さんのハイゴッグが1次通過で96pointの高得点! 技術と腕前が桁違いすぎるのが問題ですが、リアル系SDでもちゃんと頑張れば(腕前がついていけば...ここが問題...汗)、ガンプラ部門でもいけるだなぁと。次回また機会があれば頑張ろう!
(雷後さんのハイゴック、ブログにUPされています。超スゴイです。必見! → こちらから

今回のオラザク、身近な方で言うと、sadaさんのνガンダムがガンプラ部門で銅賞受賞!!! 本当におめでとうございます!さすがです! ハイディテールが素敵すぎ。
先の雷後さん、R☆トータスさん、ソロモンの大佐さん、和茶さんが1次通過。おめでとうございます!!!


さて、オラザクは次の機会にまた頑張るとして、5月の静岡を視野に入れたバスターですが、いよいよ胴体の切り刻みに入りました~

まずはキットの胸部+腹部


内部はこのようになっています。ほぼデュエルと同じですが、ちょっと違うかな?(デュエル、もう覚えてません...)


手順はディエルの時と同じです。内装腹部部分をまずはぶった切り。


胸部の下部分を永遠とヤスって、内部構造が胸部外装にめり込むくらいまで、何度も組み付けて様子を見ながら、短くしていきます。
また、切り離した腹部は、胸部に凸としてはめ込めるように、形状を変更。

こんな感じにしています。


腹部の凸化させた部分がちょうどコクピットにハマる感じで、このように合体できるようにしています。


ハッチ部分も適当に下部を分断。


様子見で組み上げたのが下の画像。




まだまだ腹部が長いですね。もう数mm詰めないと...腹部が段差になってるところまで詰めないといけないかな。
さらに厄介なことに、バスターは胸部の下への角度が急なので、デュエルに比べると胸部高さがあります。このままにしておくと、頭身が高くなりがちなので、胸部の高さ詰めをするか、腹部をもっと削るかしないといけないのですが... 
ただ、ランチャーの取り回しがあるので、腹部を削るにも限界があるし、胸部は複雑な形状をしているので、正直あまりいじりたくないし...という事で、しばらく黙考時間となりそうです。

また、久し振りにガンダム系+フロントスカート有り(デュエルは無かった)なので、これも幅変更検討しないと...1年以上ぶりなので、どのような変更をかけて良いか、もうわからなくなってます(汗)


今日は持ち帰り仕事をしないといけないので、プラ時間は取れるかな?

最近感じているのが、休みの最終日に少し仕事をしておくと、最終日の夕方~夜の憂鬱さが少しは軽減されると言うこと。どっかの本に書いてあったのですが、確かにそうですね。
ただ今日の仕事は、例の木曜の会議の件で急遽検討時間を作らないといけなくなったので、その時間を作るために、それで押し出された仕事を先に片付けておかないと、という玉突き段取りの関係で、やむ得ずという事なんですが...





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大阪ACTで開催されている”Modeler's EXPO2012”、導入編の続きの本編記事です。
画像はクリックしていただくと大きな画像になります。本文に戻る際は、ブラウザの”戻る”を使ってください。



昨日が初日、明日まで開催です。

昨日見学してみて、今までに無い展示会だと感じました。
まずはその展示の質。プロモデラー、TOPモデラーの招待展示の形態ですので、作品の量と質はピカ一。
さらに展示、装飾、照明、機材にも気を配ってあり、雰囲気は芸術展示-彫刻絵画展示のイメージに近いのかもしれません。
また、トークショー、実演が頻繁に在り、来場者を飽きさせないプログラムになってる点も、従来の模型展示とは違うなァと感じてます。

行ってみて、正直ビックリしました。
明日で終わりですが、是非行かれることをお勧めします。


以下、見学した感想をUPさせてもらいました。
チョット長い文章、多い画像なので、重いかもしれません。


ACTに入ってから、会場に行くまでにちょっと迷いました。とにかく馬鹿でかい建物で、おしゃれ(言い方が古いが)なので、ACTの建物に入ってから迷う迷う。
10Fについてからも、どこ行っていいかわかりませんでした(田舎者)

で、ようやく正面受付通って入場、パッと目に入るのがコジマ大隊長(初代)さん、takaさんのブース。


■コジマ大隊長(初代)さん

入口入ってすぐにここで足が止まり、ずっと見ていると、そこにコジマ大隊長さんが。
モデサミ2以来。ご挨拶&色々話を聞かせていただきました。奥方のドロンジョ様も見えており、ご紹介いただきました。ありがとうございます!


今回用の新作だそうです。
速攻で完成との事でしたが、う~ん、何でこれが速攻で作れるのですか??? やはりプロは違うなぁ。
マラサイがめちゃめちゃ渋くてカッコ良い。


モデサミ1の時に「HGUCです」とさらりとコメント用紙に記載されていて、すっかり騙されたザメル。
再度間近で見て感嘆。スクラッチ??? キットの完璧超絶改修品に見えます。やっぱりプロはスゴイなぁ


モデサミ2が初見のスクラッチドム。さらに凄みを増しているような気がします。圧倒的存在感。


作製中展示。こういう展示がビギナーの私には嬉しい。ほんとプラパン製なんですね。

大まかに形を出して、ここから調整、ディテール作製との事。
お話を聞くと、三面図はひかず、頭からガリガリとバランス見て作って行かれる様です。三面図を引くと想定より大きくなりがちになるとの事で、現物合わせが一番との事。なんか納得。

リアル系もやってみたいんですよねーという私の戯言に、あれこれ散らさず、強みのSDに集中した方が良いよとアドバイスを貰いました。このような作品展に出ている方々も、それぞれ特徴ある強みを持っているよ、とのお話に成程と納得。やっぱり自分の中に強みの軸を持てという事なんでしょうね。


■takaさん

2日目に会場入りされるとの事で、初日は不在。残念。


モデサミ作品のファンファン。
スクラッチ作品です。どうやって精度を出して行かれるのか、聞きそびれていることを今度お会いできたら聞いてみよう。


損傷ボール
以前にオフ会か、どこかで見せていただいた記憶のある作品。
破損による装甲のめくれ上がりと焦げの表現が凄まじい。綺麗に仕上げるだけが模型の範疇では無いんだよねー SD&素立ち派の私には刺激が強すぎ(笑)



■どろぼうひげさん

入口すぐ右にある少し薄暗いコーナーに設置されているブース。
理由はすぐにわかりました。
光が美しい作品ばかり。


静岡HSが初見のグーチョキパン店。何度見ても良いですね。光が美しくて、見惚れます。


ネットで噂になっていた「サツキとメイの家」
なんじゃこれは~!!!と思わず声を上げてしまう作品。もう生活品数々の小さな作り込みは絶句。光も美しく、見飽きません。家のテーブルに置いてじっと見ていたい。


ルパン&次元、劇中のイメージがビンビン届きます。このキット、今回の展示会でもサポータ展示含め複数見ましたが、かなり難しいキットの模様。


アルカディア号。しかもTV版! 嬉しい! 宇宙海賊キャプテンハーロック世代にはたまりません。
光が美しいー



■吉岡和哉さん

戦車模型第一人者の吉岡さん。ブースで実演を常にやっておられました。
気さくに質問に答えられたり、コツを分かりやすく教えられたりと、TOPモデラーは”気さく&いい人”の法則そのままの人柄が印象的でした。



戦車のディオラマも良いなぁと吉岡さんの作品を見入っているところで、あにさんとお会いしご挨拶。
ディオラマ作品についてお話を伺ってる時に、これは良く見ておいた方が良いよとあにさんに言われたのがこの作品。

「ディオラマ パーフェクション」に掲載の作品。
戦車、人物に表情があります。それに泥の表現がすごい。
もう本物かと思うような”泥のぬかるみ”です。

語る言葉を持たないのですが、模型の表現って凄いなァと改めて感じてます。

「ディオラマ パーフェクション」は持っていますが、読み込んでなかったのを激しく後悔。
読み込んだうえで作品を見れば、もっと色んなことを吸収できたでしょうに。
記憶が薄れないうちに読み込んでおきます。

こちらも吉岡さんの作品の中で、あにさんに勧められた作品。
この方向から見ると良いよと、見方を教えてもらいました。

戦闘で破壊された建物とガレキが臨場感たっぷり。
側面の採光用の窓ガラスが割れているんですよ。実際そう見えます。すごいなぁ。


個人的にお気に入りの作品。

TOPモデラーさんのディオラマってスゴイですね。物語がちゃんとある。



■水野シゲユキさん



AFV作品群の中にあって、まったく違和感のなかったテキーラガンナー
修作扱いのようですが、ばっちりダグラムの世界観とあっています。それだけクラブガンナー系のコンセプト、ダグラムの兵器コンセプトが現実味を持っていて、TOPモデラーさんの力でそれが引き出されているという事でしょうか。


何でしょうね、この凄すぎるリアリティは。本当に模型?


これは水野さんの作品の中で、あにさんお勧めのモノ。
泥と雪と氷の表現がすごい。模型で氷ってどうやって表現するんだろう?ここで表現されているので方法はあるんだろうなァ。
冬のロシア進撃でドイツ軍が苦戦したのもむべなるかな。


あにさんにはディオラマのお勧め作品や鑑賞のポイントを教えてもらったり、すっかりお世話なりました。ありがとうございました。


■小原雅司さん

9月に名古屋の吹上ホールで行われた「名古屋モノづくりフェスタ」に、今回の作品の一部が先行公開されていました。その時に作品を拝見したことで、小原さんのファンになりました。


その時の作品がこれ。再度見る事が出来て嬉しかった。

”Night before the enjoyment”と題された本作品。作品解説に「家族でオートキャンプに出かける前の日のワクワク感を描いた作品です」とありましたが、まさにそんな楽しい時間を切り出して、形にした感じがします。

今回、記事に画像は載せていませんが、”ミハエルの夢”と題された連作があり、その情景の一部を拡大作製されたのがこの作品。

”再生”という題の作品です。
主役のBMWのバイクは”エッシー”という名のメーカキットとの事ですが、いやぁー渋くて良いなァ。バイク模型は専門外も専門外、興味を引くかなり外側に位置していますが、小原さんの模型は別格。このBMWのバイクはそのまたさらに別格。カッコ良すぎ。


■ミツタケさん

ミツタケさん、大ファンです。


一番のお気に入りはこのキャラメルマンが題材の”Cheat”
何度見ても見飽きない作品。将来の目標です。


ジオ


ガンプ
大きい作品ですが、全然大味ではないですよね。ラインの美しさが際立っています。


名古屋モノづくりフェスタで堪能した、”FLYING ACE スヌーピ”や”ドライビング ミスターベアッガイ”もあり、やっぱりすごいなァと再驚嘆。将来はミツタケさんのような楽しい作品づくりが出来たらいいなァ


■あにさん

今回ホントにお世話になりました。ディオラマの見方を教えてもらったり、ライターのGASさんを紹介していただいたりと、本当にありがとうございました。
やっぱりTOPモデラーさんは良い人が圧倒的に多いですね。


さて、あにさん作品、オラザク3連打です。

第11回オラザク金賞”LOST"

朽ち果て感が素敵です。

第12回オラザク銀賞”Blank"

背中の孤独感が素晴らしいなぁ

そして、第14回オラザク大賞”Cenote"

何度見ても”凄い!”という感嘆詞が出ます。

最後に、初めての戦車模型と語られていた「第1回浜松 ジオラマグランプリ」参加作品の”wind”

ホントに戦車初めてなんですか???って聞きたい。
泥と雪と風の表現がすごいです。水たまりの波紋があまりにも自然。

この他にも、必見の作品が目白押しでした。


■アラーキーさん
ブースで質問攻めにあいながらも、楽しそうに、丁重に回答されている姿が印象的でした。


どの情景模型をとっても垂涎の作品ですが、個人的に一番心に響いている作品がこちら。

過ぎた時間への哀愁と言うか、哀惜というか、もの悲しい雰囲気がたまりません。

もう一つ。正規の作品ではありませんが、錆実演のために用意された、錆びたピカチュウ。

忘れ去られ、朽ちていくだけの遊園地の乗り物のような雰囲気を感じ取ります。素敵です。



■蛇塚賢一郎さん

今回、メタルフィギュアの大家が数名参加されています。
トークショーも聞きかじりましたが、同じフィギュアでも塗り方によって全く違うモノに見えるところが不思議でした。
展示でも同じベースの作品が何点かありましたが、どれも全くの別物に見えます。
プラ以上に差が出やすい点、面白いなァと。


沢山あるメタル作品群のなかから、一番のお気に入りだったのがコレ

とにかくカッコいいー


プロモデラーさん、TOPモデラーさんの画像UPは以上です。
今回UPしていないトップモデラーさん、また作品が多数あります。
すみませんが紹介しきれないし、正直、素人画像では魅力の万分の一も伝えられません。
やっぱり直に見て欲しいなというのが実感です。


■サポータズエキシビジョン作品

今回のモデスポでは、メインのプロモデラー/トップモデラーの作品展示に併設する形で、40ブースが準備され、一般のモデラーさんが参加。
あっと言う間に予約一杯になったとか。

多数の展示がありましたが、その中から数枚紹介です。

「模型大好き」でご一緒しているオガさんが参加されていました。
コアファイターとこの作品を展示されていました。

オラザク参加作品ですね。額縁越しの構図が楽しいです。


続いて、アラレちゃんモデル。上手いなァ。



このルパン&次元、構図が素敵でした。



ゼラーナ。ゼラーナそのものの作り込みもさることながら、豆粒みたいな乗組員もそれとわかる特徴をとらえていて、ブース展示代表の方と、マーベルはここ、キーンはここと、ひとしきり盛り上がりました。



さて、モデサポの見学紹介は以上です。
導入編の記事にも書きましたが、ホント、時間の都合がついて、行ける可能性のあるモデラーさんは是非見に行った方が良いと思います。模型の奥深さを体感できるハズ。

実際、昨日半日見て、もうお腹いっぱいになりました。モチベーションは天井知らずも上昇(でもお腹いっぱい過ぎて手は動かずですが....笑)
聞き伝えに聞いたところでは、以降、2回、3回と行われるそうです。次回も楽しみ。

また、サポータズエキシビジョンも多くの方の目に触れる機会ですので、「倶楽部ディフォルメ屋」や「模型大好き」のメンバーで参加出来たら楽しいだろうなと少し思いました。


えらい長文、重たいページになり、ご覧いただいた方にはご迷惑をかけたかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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昨日は大阪ACTで開催されている”Modeler's EXPO2012”に行って来ました。

昨日が初日、明日までです。

超一流のモデラーさん20余名の超絶作品が集まっています。時間の都合が付けられそうな方は、ちょっと無理してでも見に行った方が良いなと感じた展示会でした。

めちゃめちゃ奥が深い。5時間くらい会場に居ましたが、全然足りない。泊りで2日間見ても良いなァと思える内容です。トークショーや実演も常時あるので、やっぱり3日必要かな。

写真は沢山撮りました。しかし、写真撮るよりやっぱり魅入っちゃう時間の方が圧倒的に長い。写真はその内容を思い出すキーワードですね。

撮った写真の一部をUPします(全部載せきれません...かなりな量になりました)
UPは勝手な選定基準ですので、あのモデラーさんのが無いとか、あの作品は?という事はご容赦を(笑)
とにかく、ものすごい作品展ですので、是非行かれた方が良いと思います。



画像を準備して、記事を書き始めましたが、ここですでに4時間。UP出来るように画像を処理するだけで時間がかかるかかる。
このあと外出しないといけないので、一旦冒頭部分を導入としてUPしておきます。

モデラーズEXPO、2日目がもう少しで始まります。
ホント、イケそうな方は行った方が良いと思います(しつこいかな?)


画像を含めて、完成記事は今日の夕方にはUPしようと思います...中途半端な記事UPですみません(滝汗)

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3連休です!雨のスタートですね。
全国的に雨ですが、今日は大阪で開催されるModeler's Expo 2012に行ってくる予定です~


昨日の今週ラストの会議で、久し振りに滅多刺し、滅多切りを食らいました。しかもほぼ一方的に(笑)
流石にキツイかったー もっともっと修行が必要ですね。事業的な視点をもっと広げる必要があるなぁ。

で、凹みまくって帰宅。
嫁が予約しておいてくれたヤマト2199の3巻を見て、プラス、プラモをいじってようやく復活。来週も頑張ろうー


さて、そのプラですが、2週ぶりのSD系の更新になります。
先週末と昨夜でバスターを進めました。
いよいよMG本体の切り刻みの始まりです。
(頭部アンテナは後回しに変更ー)


胸部は頭とのバランスからデュエルのように幅詰めせず、そのままで行く予定です。
ただ胸部上面の微妙な凹凸の関係から、頭部ダクトの下側と凸部分が干渉してアゴが引けないので、この凸部分を少しいじりました。

まずは外装の干渉する部分をいったん切り離し。


この部分の角度を変えて再度接着(裏には補強のプラ板を入れています)


内部構造も合わせてカットしてます。
元はこれ。


ぶつかる部分をエイやぁでカット



これらの加工で顎が引けるようになります。


続いて肩の幅詰め。

先に加工した胸部に、肩パーツを取り付けたのが下の画像。

そのままだと、ちょっと肩の左右への張り出しが大きくて馴染めません。

肩の短縮のために、まずは内部構造を短縮加工。
ディテールの段差位置で切り分けています。


キットと比較するとこんな感じです。
上がキット、下が短縮加工後。


外装もミサイルポッドの横で分断して短縮しました。


片側だけ変更した状況。


昨夜もう片側も作業を行いました。

最初の画像に比べると少し落ち着いたかな。
肩下部の内部フレームも一回り小さくしないといけないかなー

斜めから俯瞰。

まぁなんとかやって行けそうな気がします...腕が付かないとホントのバランスはまだ見えないのですが。



さて、これから大阪への準備を始めます。
名古屋モノづくりフェスタでの事前展示が素晴らしかったので、すごく楽しみです!
イヤなことは忘れて楽しんできますー






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SNS「模型大好き」のジャブロー企画に参加し、作製したゴッグです。
ブログを見ていただいている皆様にはすでにご承知の通り、普段はSD作製がメインで、めったにリアル系は作りません。
リアル系ガンプラ作製実績は、ガンプラ再開後、ブログにUPされていない分を含めてもたったの3体、しかも全部00関連で、U.C.系の完成はナシ!
実はゴッグがU.C.系で初めての完成品だったりします。

このゴッグ、HGUCでも最初期のキットだけあり、今の水準から見るとかなり厳しい内容。しかもデザインが単純なので、ディテールや複雑さで誤魔化せないキット。
実はかなり難しいキットなんだと作ってて思いました。メリハリ出すのが難しいー

ゴッグは1st放映の初登場時、あのヌッと出てくるシーンが衝撃的で、いまだに水陸両用MSというとズゴックより先にゴッグが浮かびます。
なので、ジャブロー企画の機体選定の時もゴッグが残っていたので、躊躇せず”総監督”にお願いしてこれを担当させてもらいました。


簡素過ぎるキット構成、仮組してみるとなんかイメージからかなりかけ離れていることから、地味ながらあれこれ手を加えてみましたが、やっぱり”地味”(汗)
一応初品記念という事で、あまり中身が無くて申し訳ないのですが、UPさせてもらいます~


■MSM-03 ゴッグ



沢山写真を撮りましたが、これが一番いいかな。
いかに写真写りが悪いか、お察しください(滝汗)






ゴッグお約束のポーズですが、映像の再現は絶対無理。自由自在に曲がる装甲が必要。
手に持っているのはHGUCガンダム30thの付属のガンダムハンマーです。
これじゃまるでお手玉かソフトボール??? MG付属のハンマークラスでないとゴッグの手の大きさには合わないかー


迫力ないなぁー

何の変哲もない作品ですみません(滝汗)
リアル系はこういう機会が無いとなかなか作れないので、無理やりUP。
半ツヤ仕上げになっていますが、これは企画の都合上。 ”総監督”が汚しを入れて、100倍カッコ良くしてくれることを期待してます~


■作製記

作製記も何もあったもんじゃないのですが、うちのブログの完成品のお約束ですので、お付き合いください。

まずは素体から。

非常に微妙な出来です。良くも悪くもない。でも全然物足りない。昔見た1stのゴッグとは明らかに違う。何をどうして良いか良くわからない所が難しいー そんな印象のキットでした。
とりあえずインストにあるカトキさんのゴッグ設定画(こいつはカッコいい)と見比べて、改修ポイントを整理。

①頭部形状の変更:モノアイカバーの形状変更、モノアイレールの幅変更、口(?)もとの尖がり加減変更、モノアイレールと頭部装甲の距離感変更、などなど

②胴体の変更:厚みが圧倒的に足りない。胸部ラインも素直すぎ。

③肩アーマーの変更:キットは長さが短い?

④爪:定番工作の尖らせ加工

⑤あとは何をいじったらゴッグになるのかわからん...(汗)


1.頭部

 頭部ですが、まずはモノアイカバーを前方向に延長し、角度を変えました。
 またモノアイレール上部には0.5mmプラ板を貼って、モノアイレールの幅を細めにして、目つきが悪くなるようにしています。
 さらにモノアイレールの下部正面、左右からの接合点をいったん切り離し、少し尖るようにプラ板を足して、小細工しています。
  
 
 横から見た画像です。
 
 モノアイをキットのシール構成から市販丸バーニア+Hアイズに置き換えるため、頭部内部パーツと外装の間に隙間が必要なこと、後述のように胴体を前後延長するため、頭部も幅増ししておく必要があることから、1.2mmほど後頭部を延長しています。

 比較のために元のキット頭部画像を。
 

 ゴッグはモノアイレールが広く、中が良く見えます。そこに何もないと流石に寂しい&厳しいため、プラ板を張り付けて、モノアイ可動レールぽく見えるようなディテール(?)を入れました。
 

 画像はありませんが、モノアイは、ベースに市販丸バーニア、レンズにはHアイズを使用し、出来るだけ薄く削り込んでいます。
 

2.胴体

 元キットは前後幅が薄く、ゴッグの丸々としたイメージが出ていません。スマートすぎのため、貼り合わせ面にプラ板をはり、前後に3mmほど厚み増ししています。胸部、腹部、腰ともに同じ量の幅増しを実施。
 
 また胸部のボリュームはさらに不足している(のっぺりしている)ように見えたので、エポパテを盛りつけて、かなり強調しました。


3.肩部

 カトキさんの設定画はかなり肩が張り出しているのですが、水中巡航状態(手を肩口に引っ込める形体)再現のためもあるのか、キットの肩はかなり小ぶりです。
 また、胴体を3mm程幅増ししていることから、キットのままでは使用できないので、長さと厚みの両方を増す加工をしています。

 くさび状に厚み増し。肩口で2mm程長さ増ししています。


 さらに途中の切り返しのところで、プラス長さを約2mm増し。
 

 ここの作業、適当にやり過ぎたので、キットの元の形状が崩れ、ガタガタになりました。
 結局エポパテでつじつま合わせしましたが、正直、左右のシンメトリーは出ていません。
 見る人が見れば、なんじゃこれは~ という出来です。もうちょっときちんとラインを決めて、左右正確に分割して作業すれば良かったと後悔&反省。


4.爪

 定番の尖らせる作業。10本もやると飽きます。
 向かって右が加工後。これ以上尖らせるのは飽きっぽい私には無理ー



5.その他
 腰のフンドシも少し薄く感じたので、プラ板1枚を貼って厚み増ししています。
 また腕が若干短く感じたので、捨て値で売っていたゴッグをもう一体買って、フレキシブルジョイントを1関節分追加しています。
 

6.工作完了



7.サフ

一度サフを吹いてから、加工痕がめちゃめちゃあることが発覚。肩なんかは思いっきり凹んでるし...結局5回くらい、サフ→修正(エポパテ盛り含む)→サフを繰り返しました。
基本技術が出来てないと、ホント苦労しますね。もっと修行しよう。


8.塗装

ゴッグは表面積が広いので、本来は多少なりともグラデーションを入れてメリハリを出すのが正解なのでしょうが、企画の趣旨から、ベタ塗+半ツヤで仕上げています。
また”総監督”のところで手を入れ易い様に、瓶直塗りになっています。
(なんて、グラデーション、調色無しの言い訳に使わせてもらっていますー すみません)

本体茶色 :クレオス マホガニー
本体黄土色:クレオス ダークイエロー
濃いグレー:クレオス ジャーマングレー
薄いグレー:クレオス MSグレージオン系



■あとがき
9月半ばから始めたゴッグ、本当は10月半ばで終わる予定でした。途中、レプラカーンやったり、レプラカーンやったり、レプラカーンやったり...(汗)で、なかなか進まず、11月半ばの完成となりました。
それでも年内に締切に対して、早めに終わったので、”総監督”にダメだしされても修正する時間はあるぞっと...そうならない事を切に願いますー

今回の反省はあまりにも加工が適当過ぎたところ。SDであれば大きさも小さく、かつ密度もあるため、ある程度のところで誤魔化せる(!)のですが、リアル系は表面積が広いのでそうもいかず、表面状態が凄く目立ち、結局サフを吹いてから何度も表面処理をやり直しました。やはりリアル系をやれる一定レベルでの基本技術は大事なんだと痛感。
こういう機会が無いとなかなか食指が動きませんが、今後もリアル系に積極的にトライしてみたいと思います。

これで一応、肩の荷が下りましたので、SDバスターを進めて行こうと思います。








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”お気に入りリンク集”を更新させていただいています。
シーラ=ハウエルさんのブログです。
男子会社員の日常
1/400ガンコレの改修作品が記事に並んでいて、その細かな作業にはホントびっくりです。
ザメルやバウンドドック(ガンプ)がメッチャカッコええーです。

お世話になってる ぐっちMAXさんのところや、先週リンク相互リンクしていただいたkogattiさんの所で出ている話題ですが、最近、模型関連のブログ交流に以前のような勢いが無くなってきたのでは?という問いに対して、う~ん、確かにコメントする事も減ったしなぁーと自己反省。気になる記事にはどんどん積極的にコメントして行こうと思いますー
また相互交流もより活発化するため、リンクも増えれば良いなぁと思っていますので、皆様よろしくお願いいたします。


さて、先週末は久し振りにSDネタを記事に出せたのですが、またまたオーラロードに引き込まれています(というか、昨夜は時間があまり無くてSDをいじれなかった...)
レプラカーンを作製していて、溜めしていた内容をまとめてUPさせていただきます(と言っても、そんなに量と内容が無いのですが...汗)

先の関連記事等ではレプラカーンは固定ポージングの研究(?)が中心で、実作業が進んでませんでしたが、ここに来て部分的に気になってる点を3点ほど改修しました。

まずは胴体。
胴体延長のためにプラ箱を取り付けていましたが、一応コクピットハッチに見えるようにプラ板でそれらしく加工しています。

胴体下部の箱の周りをプラ板でぐるりと囲いました。コクピットハッチ部分と胴体部分で切り返しを入れて、区分できるようにしています。

続いて、ティンコ機銃。
なぜこの部位に機銃がティンコのように付いていないといけないのか、私にとっては永遠の謎ですが、設定にあるものは仕方なし、腰にマッチするように改修しました。
機銃を取り巻くように腰にプラ板を貼って、機銃基部が埋め込まれる感じでペーパ掛けして、形状を整えています。

基部はボールジョイントですが、機銃はほとんど動きません...汗)

さらに左腕の盾の取り付け方法を変更。
元は設定通りに、前腕にある爪でひっかけるようにしていたのですが、腕と盾の間の隙間がひろがり、ポーズをとった時に今一つ決まらない事もあって、ピンを立てて強制的に接続するようにしました。

着脱して遊ぶ訳でもないので、オッケーです...ね。

本体でまず気になっていた点の改修は以上です。

続いてオーラバトラーには欠かせないコンバーター。
自立の問題、あまりに簡素なコンバーター裏側等々、コンバーターには色々な問題があって、今後の作業のメインはコンバーターに移行すると思いますが、その手始めにカクカクしたエッジを落とす作業を昨夜はしてました。
プラの厚み丸出しのエッジですので、そのままでは強獣の外骨格(?)を使ってるとはとても思えない雰囲気を醸し出すので、とにかくエッジを落として丸くしていきました。

向かって右がキットのパーツ。写真ではわかり難いですが、だいぶマシになりました。

で、ほぼ決定のポージングで全身確認。

やはりABは固定ポーズに限る!!!

初めてのドアップ。

アップにはまだまだ耐えられません(汗)
手はバンダイのビルダーズで、ほとんど手を入れていないので、違和感ありあり(滝汗)


この先の作業課題は多いですね。
・コンバーターの裏側。エラ(?)のような仕切の追加と、多少の生物的表現追加。
・コンバーターのオーラバルカン(?)の形状整形。
・羽のエッジ処理と、コンバータ基部から斜めに生えてるような角度に変更。
・手の改修。鳥の爪のように...
・肩の装甲の凸モールドの追加と整形。
・盾の裏側処理と前面爪の作製。
・首、襟周りのグニュグニュ表現追加。
・足首、足爪基部の整形。取って付けた感じなので、エポパテでグニュグニ表現追加。
・脚の裾の形状変更。ここは明らかに設定画と異なるのですが、まぁこのままでも良いかなァ....
・手足の各関節、接続部にエポパテでグニュグニュ表現を追加。
う~ん、まだまだあるなぁ(→まだまだ楽しめるなァ)


最初がこれでしたから、すいぶん変わりましたね。このあたりSDと同じで、手を入れたら入れるだけ変わる所が旧キットの楽しいところ!









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ブログをご覧いただいてる方はご存知と思いますが、今、珍しく3つ平行して作製作業しています。
SDバスター、「模型大好き」企画用のゴッグ、そして旧キットABのレプラカーン
大抵は1ヶ集中型なのですが、カテゴリの異なるものを3つ並行てのは初めてかも。

一番進みが良いのが、合間合間で作ってるレプラカーン。合間合間作業のハズなのに、一番進みが良いって何で?
二番目が納期が近いゴッグ。昨日から塗装を始めました。今日塗り上げたいのですが、今日はなかなか塗装部屋に籠れないので、来週に持ち越しになるかな?雨になりそうだし。
そして一番進捗が遅いのがバスター。
昨日の記事にも書きましたが、来週から作業するすると言いながら1ヶ月放置状態でした。始めてみるとやっぱり楽しい。ようやく手が動き始めた感じです。

さて、作製記事はこのバスター。

昨日の記事のように、頭を胴体に乗せてみてバランスの確認を取っていますが、胴体はひょっとしてこのままの幅で良いじゃない?って思い始めています。
なので、もうちょっと頭部のイメージを固めて、そのあと肩を付けてからもう一度考えようと、少し胴体の作業を先送り。
昨日は頭部の追加作業をしてました。

まずは一昨日時点の頭部。

こうやって見るとフェイスマスクが長くて、顔が間延びして見えます。
顎下をシャープにすること、頬ダクトの位置関係を微調して、もう少し小顔に見えないかを検討。

顎下を削り込んで、各部微調したのがコレ。


まだまだ調整は要りますが、一旦ここで止めて、今のデュエルとバスターの中間イメージをバスター側に振るために、バスターの頭部の最大の記号である、メインカメラガードを作製しました。

エバグリのプラ棒の組み合わせで、まずは簡易的に作ってみました。
作製中の画像は...なし(すみません)
で、これです。

向かって左はMGのガードパーツ。
雰囲気だけ出ればOKと割り切って作っています(汗)
 
横から見るとこんな感じ。


取り付けるとこんな感じ。

一応、バスター(モドキ)という事で(汗)

次は簡易アンテナを作っていきます。





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週末です! いやぁ今週も疲れた~

まずはお知らせです。
ブログのお気に入りリンクを更新しています。
SNS「模型大好き」でご一緒の、kogattiさんのブログをリンクさせていただきました。
  kogattiの日記
ゴッグと同じ「模型大好き」の企画モノのガンダムに取り組まれていますが、ゴッグがもたもたしているうちに先に完成されてしまいそう...焦る(汗)


さて、結局一ヶ月放置したSDネタでの更新です...すみません(大汗)
バスターの胴体検討に入りました。

昨夜、最近では少し遅めの帰宅。会社から出る間際、新商品の事で結構込み入った話を始めて結局2時間以上話をしていた事もあり、帰宅後はグッタリ。
スタートが遅かったこともあり、MGの胴体パーツの仮組と頭部の一部修正を行った時点で26時過ぎ。で、ダウン...

仮組した胴体に頭部を乗せたのが下の画像

この角度が一番見られる画像。正面からの画像はまだ公開できません(大汗)

頭部の作業がまだ仮構築レベルとしても50%台で、メインカメラガードもついてないので、バスターって感じがしませんが、脳内で変換ください(笑)
頭部の幅がデュエルより少し広めなので、胴体とのバランスはまぁまぁですが、外装一枚分は幅詰めした方が良いかな、という感じです。
胸部の前方への角度が、デュエルと比較してやや急傾斜と言う感じもあり、この辺りをどのように誤魔化すかが胸部のポイントになりそうです。

来年の静岡ホビーショーで先に作製したデュエルと並べるのが目標なので、レベルは同じにしないといけなくて、それが何気にプレッシャーだったりします。
まだまだ頭部がMGレベルでないので...(汗)

(画像をクリックしていただくと、デュエルの作製記に飛びます。よろしければご覧ください)


手を動かし始めるとモチベーションが上がってきますね。バスターも頑張っていきますー
と、その前にゴッグを仕上げないと。周りでは次々に完成品が上がって来ています(滝汗)







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久し振りのガンダム系で、ガンダムSEEDより「デュエル」です。

このデュエル、第15回オラザク選手権に参加している機体ですが、今年は残念ながらSD部門が無いため、無謀にもガンプラ部門で参加しています(滝汗)
オラザク結果発表は11/25の号となりますが、もう審査も済んでるでしょうし、なにより参加部門が花形ガンプラ部門で「参加することに意義がある」状態ですので、先に作製記をUPしても何も問題無かろうという事でUPいたしました。

今回、初めてMGをベースにSD化するということを試みています。
MGベースについては一長一短ありそうですが、そのメリットも大きく、もう1体くらいはMG→SDを行って、SD化の方法を確立したいと思います。



■GAT-X102 デュエル
























ちょっと画像が小さかったですねー



■工作内容

MGデュエル、カッコいい!


デュエルって、ストライクと差をつける為なのか、元の設定では正直今ひとつのデザインに感じてました。
放映当時、快調なSEEDプラモの中で、デュエルは少しばかり日陰者だったような記憶が。
それが今回のリファインで、主役機と見間違うばかりのデザイン変更。
デュエルがデュエルであるポイントを外さず、かつ、以前のデザイン的に今一つだなぁと感じていた、腰回り、足周りを大幅に変更された企画・設計の決断、センスには敬意を払わずにはおれません。
このMGでのデザイン変更がなければ、今回デュエルを作ることは無かったでしょうね。

で、ともかくもこのMGデザインをベースに、以前取り組んだミキシングでのSDデュエル作製からどれだけ自分の技術が進歩したかの確認も含めて、再度デュエルを作製してみる事にしました。

プラン検討を行う中で改めて思ったのが、SEED系ってすごく細身であること。
デザイン検討用に購入したMGを子細に見ていく中で、MGのパーツそのものががベースに使用出来そうなことに気が付きました。そこで思い切って初のMGベースSD化にトライすることに。


1.頭部
 モチベーションが上がるも下がるも頭部次第、と言われている(自分の中で)最重要部位です。
 胴体以下にMGキットを使用するので、頭部のレベルもある程度MGに見合う様にしないと、変なギャップが発生してバランスが悪く見えそうなので、その辺りのレベル合わせに注意して作製しました。

 まずは、素のBB戦士デュエルの頭部。以前の作製では頭部をそのまま使用しましたが、MGレベルと考えるとさすがに苦しい。


 そこで、各部位にいったんバラして、部位ごとに精度を上げていきます。
 まずフェイスと頬ダクトを切り離します。


 フェイスのマスク端のラインが弱くて、マスクの中央部ばかりが目立だち、かつ目とマスクまでの隙間が有り過ぎて、少し間の抜けた顔に見えるため、マスク端のラインをプラ板で修正。


 ヘルメットのひさしの凸をいったん切り離し。整形し、高さと長さを合わせ直して再度接着。
 (フェイスと頬ダクトの位置関係を変えているため、高さと長さ変更必要)

 
 アンテナの比較。一番上はMG、中央がBB戦士パーツ、下が加工後。
 BB戦士のアンテナの基部付近と基部をプラ板で形状変更しました。イメージだけMGに似せています。


 横から見た図。
 
 ①頬ダクトは、通常の取り付け位置から1mm程度、前に出るようにプラ板で調整しています。
 ②頭部つなぎ目で、前後に2mm程度長さ増し。
 ③ヘルメットのフェイスの角度を僅かにきつくするとともに、ひさし下に0.5mmプラ板を貼って、少し目つきが悪く見えるようにしてます。
 ④ヘルメットひさしの先端は、全体調整時に加減を見ながらヤスリで丸めてます。
 ⑤フェイス自体は、普通より1mm程度奥まる位置に固定できるようにしてあります。

 正面から見た図。

 ①フェイスのマスクは、エポパテを少し盛ることでボリュームを増しています。
 ②ヘルメットのバルカン砲は、あまりにも...の造型なので、全部を削除。バルカンの砲身を入れる穴を、ピンバスと丸棒ヤスリで慎重に開けています。塗装後の工程で、ここにプラ棒で作った砲身を入れてます。
 ③顎は雰囲気に合わせて少し延長しています。
 

2.胸部
 今回、MGベースを採用することになった主要因の胸部です。

 まずは、検討時の様子から。
 各グレードの胸部を比較しました。
 向かって左から、無印1/100、MG、BB戦士、HG。 

 無印1/100は、SD化するにはチョット厳しい大きさなのと、ディテールはやっぱりMGの方が上。
 HGは小さすぎ。SD化するには幅まし作業が多すぎて、元のディテールが生かせない。
 BB戦士パーツを使ってMGデザインレベルを狙うには、やっぱりもとのディテールが厳しい。
 MGは無印に比べるとかなり細身で、少し幅詰めすればSDバランスに使えそうなレベル。HGを幅増しするより作業が簡単そう(と、その時は思いました...大汗)。何より、MGデザインのデュエルを狙う趣旨なので、いっそMGを使おうと決断しました。

 SEEDのMSは全体的に細身で、かつMGはさらに細身にデザインされているため、MG→SDという流れが実現できたわけで、UC系のMSではこんな風には行かないだろうなァと思います。

 側面の外装をカットして幅詰め。内部構造も一部削り込み(確か1.5mm強)。
 腕の軸の位置関係は変えていません。キットのまま。 

 最終的に胸部の幅は片側2mm以上は詰めています(全体バランス調整の中で、結局2、3回は詰め直ししています)

 胴体の内部構造もカット。少しずつバランスを見ながらカットを繰り返しました。


 結局、胸部にめり込むまで内部構造をカット。


 外装はこんな感じに。
 コクピットの天井もいったん切り離し。


 コクピットはキットの通常組立より相当斜めに取り付けることになるので、斜めにした時の長さを調整してカットしています。
 さらにここを斜めにするため、コクピット天井の奥行が足りなくなるのでプラ板で調整。


前面のダクト上部にプラ板を貼って、上面のボリュームUPと、角度を逆エッジにすることでシャープさを演出(笑)


 胸部幅詰めに伴い、キットのままのコクピット幅ではかなり目立つようになってしまったので、コクピットも合わせて幅詰め。上面の装甲部分も、幅詰めのために再加工しています。



3.肩
 MGの素のキットに頭部を載せた、初期検討段階の画像です。
 さすがに肩のパーツが大きくて、BB戦士改修頭部と比較しても肩だけが目立つ格好です。 

 全体バランスを合わせるために、肩の短縮に取り組みました。

 まずは、内部構造の短縮から。
 上が短縮加工後、下がキットです。

 オプション装着フック(?)は中央で分断。メインの構造体は、端のディテールが段落ちしているところでカットしています。それぞれ確か3mmほど詰めていると思います(記憶があやふや...汗)
  
 外周フレーム(グレーの部分)も削り込みで小型化。
 向かって右が加工後、左が加工前のキットのまま。

 1mm程度は削っていると思います。

 さらに、今回のMGデュエル特有の意匠の一つである、外装先端部分も思い切ってカット。
 向かって左がカット後、右が先端カット前。

 グレーフレームとのラインの流れを合わせています。

 肩アーマーはプラ板1枚分延長しています。下方向側を伸ばしています。



4.腕
 腕の短縮ですが、まずは関節から。
 2重関節になっていて、そのままでは長すぎて腕の短縮後に目立つので、ここを短縮加工します。
 下の画像位置でカットしています。曲げられて、かつ接着できるギリギリのところを狙ってます。
 腕を曲げる時に力のかかる所なので、再接着時に中にプラ片を挿し入れて、少しでも接着面積が増えるようにしています。


 前腕のカットですが、バランス調整の中で、何度もカットしています。
 まずは最初のカット。 

 腕の短縮バランスとしてはこれでは全然不足で、さらに追加カット。

 下の画像の中央2ブロック分をカットしています。カット量としては相当な量になります。

この内部構造の長さに合わせて、前腕外装も長さ詰め、高さ詰めをしています。

 画像は前後しますが、二の腕のカット量は下の画像のような感じになります。
 上がキットのまま。下が加工後です。
 
 この後で、二の腕には薄々攻撃をかけて、かなり厚みを薄くしています。さらに面の一部は薄いプラ板と置き換えました。

 肩の軸ですが、向かって左のキットのままだと胸部と干渉して腕が押し込めず、胸部と肩が離れた感じとなってしまい、バランス的に今一つでした。このため、内側をカットして腕の押し込め量を確保できるようにしました。


 向かって右が、試しにキットの手首ガードパーツの長さ方向を短縮したものですが、これを腕に取り付けると手首だけがやたら大きく目立つため、使用出来ませんでした。結局、向かって左のようにプラ板で手首ガードを新規に作りました。



5.足、脚部
 まずは足(ソール)です。
 MGは前後でパーツが分かれる構造で、これによりつま先(?)を曲げられる機構がありますが、SDに使用するには前後に長くてバランスが合わないため、この前後分割による曲げ構造をオミットし、中央部で前後を短縮しています。
 またカカト部分もいったんカットすることで短縮して、全体としてかなりの量を詰めています。

 上がキットのまま、下が長さ詰め後となります。
 さらに、前後の短縮後に足の底を一度切り取り、この底の部分を削り込むことで、足(ソール)全体の高さを低く抑えています。
 
 続いて足首ですが、キットのままだと足首関節が大きく、頭身を稼いでしまう事になるので、部位ごとにいったんバラして、高さ方向を中心に前後も含めて詰めています。 


 向かって左がキットパーツ、右が詰めて再構築した足首です。高さは軸ボールの2/3分程度、幅は1/3程度詰めています。


 脚は、内部構造の脛の部分だけを使います。八の字開脚を想定し、斜めにバッサリとカット。

 先に短縮した足首関節をつなぐと、ここまで短縮していることになります。

 脚部全体像です。

 先にカットした内部構造の脛部分に合わせて、外装パーツも脛部分を切り出して使用します。
 膝アーマーは、FGザクの腕の肘アーマーを切り離して使用、それにプラ板で外周のフレームモドキをつけて、イメージだけ再現しています。
 アンクルアーマーや足の甲は、干渉する部分だけを調整し、あとはキットのまま使用しています。


6.腰
 腰は幅を詰める作業と、脚部の固定軸を取り付ける作業が中心です。

 まずは内部構造の短縮。
 サイドスカートの可動部分を潰さない部分で左右にカットし、左右それぞれ1~2mm詰めています。


 これに合わせて、フロントアーマーの内側もカットして、長さを合わせています。
 脚部の固定は市販のボールジョイント受けを使用。片側をカットして、出来るだけ中央に軸が寄るようにしています。

 画像はありませんが、フンドシは少し長さ(3mm程度?)カットしています。


 サイドスカートは、全体に長さを合わせる様にし、途中でカット+プラ板工作。



7.ランドセル
 ランドセルはMGのパーツのままで使用しています。
 バーニア部分にスリットプラ板を貼ってディテールUP



8.ライフル
 ライフルはHGから流用。
 それでもSDとしては全長が長すぎるので、ディテール的にカットしやすいところで4分割して、それぞれを短縮しました。



9.工作全身
 多くの改修部分がMGパーツの短縮加工中心となっているので、加工部分があまり目立ちませんね(汗)



10.サフ



11.塗装
 本体青:下地にクレオスのジャーマングレーを塗った上に、ガイアのウルトラマリンブルー+黒8%をグラデーション塗装。
 本体白:ガイアのニュートラルグレーⅣを塗った上に、同じくガイヤのニュートラルグレーⅡをグラデーション塗装
 内部フレーム(関節)グレー:クレオスのMSグレージオン系
 アンテナ基部・ダクト黄色:クレオスのキャラクターイエロー

 SDザク・デザートタイプやSDザクキャノンに続いて、自分的には本格的にグラデーション塗装にチャンレンジしてみました。ウチの塗装環境は立ち仕事になるので、今回のグラデーション塗装も延々と立ち塗装。さすがに足腰に来ました。やっぱり椅子を買おうー(笑)



■あとがき
またまたダラダラと長い作製記になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
最近、良い意味でも、悪い意味でも手抜き工作になっている傾向があるので、作製記も「これは!」というポイントを上手くピックアップするのが難くなってきました(汗)
自分への覚書がメインですが、少しでもSD作製の参考にしていただける所があると良いなァと始めてた作製記ですが、お役に立っているでしょうか?(大汗)

MGをSD化ベースに使うことについては、自分自身でもまだ割り切れていない所もありますし、賛否意見が分かれるところかと思います。
使ってみての実感は、やはり全体の精度はあがるため、一段上の何かを試すことが出来そうだという事。反面、MGだという事に引っ張られ過ぎて、かくあるべしという事になり、ディフォルメ本来の”適当感=個性”が発揮しにくくなりそうな危うさを持っているなぁという事。
リアル系でMGを自在に料理出来る位の腕がないと、MGベースを生かし切れないかなぁーと感じてます。
結果、まだまだ修行が足りんという事で、もう一体、二体、この方式で頑張ってみます。取り組み始めたバスターとフリーダムを頑張ります。




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週末です!
今週は異様に早かったなァー 月曜日→今日みたいな感じ。この時間の流れの感覚は何なんだろう?

気が付けば11月も3日目。今年もあと2ヶ月足らず。年初に立てた目標の達成率は何%???
頑張ろう!

さて、オーラロードばく進中の当ブログです。
コモン界をうろうろし過ぎて、SD界に戻るタイミングがありません(汗)
そのコモン界のオーラバトラーですが、現在ポージングの研究中。一応前から記事に書いているように、海洋堂の古いガレージキットの1/72レプラカーンのポーズがイメージソースなのですが、やっぱり同じ様には決めポーズがとれませんねー

左腕の関節を加工しないと、腕の伸ばし加減が不自然だし、剣を持ってる右手首の角度もおかしい。剣を水平に構えて、手首が猫手になっているなんて有り得ません~ 右腕前腕の回転角度を変えないといけないかな。
と言う感じで、会社から帰宅して寝るまで少し時間がある時は、あーでもない、こーでもないとポーズの研究と追加加工部分の洗い出しをやってます。

もう一つ、SNS「模型大好き」の企画作品のゴッグですが、先週末の日曜日に1回目のサフを吹いています。

もう加工痕だらけ(泣)

他にもまだまだ傷が多かったので、サフをヤスリながら、加工痕修正中です。

やっぱ11月中には終わらせたいなァー

完全に過疎ってしまってるSDネタですが、今日、SDデュエルの作製記をUPする予定ですので、よろしくお願いします!







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