伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

IKOI農園倉庫の大整理作業

2015年01月25日 | 園芸

1月24日   (土)    

「寒中」といわれるもっとも寒さが厳しいこの時期に、あえてやるべき農作業はほとんどない。

趣味生活の一翼に位置づけてきているIKOI農園での作業に、このところすっかりご無沙汰だったが、今日はMr.ITが不要となった古竹や園内に散らばっいる剪定枯枝などを焼却炉で焼く作業をするというので、私も加わることにした。

実は一週間前滅多に風邪などひいたことのない私だったが、思わぬ風邪をひいてしまった。1/17の夜半俄かに猛烈な嘔吐と水様の下痢に見舞われ完全にダウン。その夜は胃に違和感があり、胸苦しく容易に睡眠できない状態に陥ってしまった。

翌日は37.5の体温で必ずしも高くはなかったが、食欲なく、口渇感、胸部の圧迫感、頭も少し痛く、全身に脱力感があり、ベッドから起き上がる気力もない。

この症状を自己診断すれば、随分前に経験しことがある老人特有の「間質性肺炎」の初期症状かと思われた。
困ったことにその日は日曜日なので病院に行くこともできず、やむなくベッドでひたすら身を横たえているだけで、なにもせず専ら静養に努めることにした。

そして翌朝、この一日の静養が効を奏したか、熱も平熱に戻り気分もよくなった。もう治ったと思ったものの元の生活状態に戻るには少々不安もあって、読書、TV、音楽のほかは身体を動かすことなく過ごす。

そんな二日間の風邪生活を送った後だけに、身体が元に戻っていることを確認するにはMr.ITに追従してのIKOI農園での軽い作業はまことに都合がよろしい。

うそ寒い曇天下だったが、炉に燃える古い竹材や枯れ木・枯葉の炎はとても心地よく、さらなる作業意欲を起こさせてくれた。

 

思いついたのが、かねてから気になっていた倉庫の整理整頓作業。長い間、作業用具や作業資材などなんでもかんでも無秩序に放り込んでおいたものをこの際できるだけ不要なものは廃棄した上で分類整理する作業。

物事の整理・整頓の達人Mr.ITと一緒に作業できる今日をおいてほかにはないかもしれない。

さっそく、焚火しながらその作業にとりかかる。倉庫内のものをすべて外に持ち出し、廃棄する可燃物はゴミ袋へ、金属物や瓶類などはポリ箱に入れ、後はそれぞれ同種類・同用途のものを分類して整理用のケースに入れる。

そして、倉庫内に位置決めして搬入。

手順よく、小気味がいいくらいの速さで整理・整頓作業は完了。あの乱雑に積み上げられたものが、きちんと所を得てきれいに収まった。

整理整頓能力がからきし欠如している私にとって、この作業の進行スピードとその成果は想定をはるかに超えるものだった。

これで準備完了、これからの春先の園芸作業が待ち遠しくなった。

Before  &   After



コメント (2)
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