伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

見慣れた島と山なのだが…

2010年12月29日 | 日記

12月29日(水)

年末の天気は日本全国大変な荒れ模様。特に裏日本は風と雪、それに雷までが荒れ狂っているらしい。
伊豆高原でもこの数日来の激しい風は一向に収まらないが、天気だけは雲一つないような素晴らしい晴日が続いている。

風が強いとこれまでに積もっていた枯葉はすっかり吹き飛ばされ、庭一面が掃き清められたようになる。また、冬の空気は一層澄明となり、海も山もくっきりと鮮やさかな姿をみせる。
庭から眺める姿に変わりがあるわけではないが、季節と時間によって違った表情をみせる利島と大室山。

今朝は風にそよぐ竹藪越しに波立つ光る海の向こうに船影と利島。隣家の電線が真ん中を横切るのは頂けないが、それは贅沢というもの。

普段は我が家の庭から大室山を見ることはできない。緑の樹々が山全体を覆い隠してしまうからである。だが、この冬の時期だけは、すっかり葉を落とした樹間を通して見ることができるのである。




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