京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

相国寺

2016-05-30 15:14:06 | 寺院・庭園

承天閣美術館で『森田りえ子展』を見たあと、春期特別拝観中の相国寺に入ります。
私の最初の禅寺通い、座禅会は相国寺です。
もう10年以上前になりますが、ここで第二、第四日曜日に開催されている座禅会に参加しました。
5,6年通い続けたのですが、参加者が多くなり、別の禅寺に変更しました。

座禅会はこの庫裏を入ります。




方丈に入ります。
白砂の方丈南庭です。















西の庭です。





枯山水の南庭です。





法堂





放生池の睡蓮が咲いています。










美術館のアプローチは青もみじがきれいです。






























美術館前の庭園





美術館の中庭





十牛の庭





今年は伊藤若冲生誕300年にあたり、若冲展示会は想像を越える大盛況です。
若冲は 禅宗に深く帰依した宗教人でもあり、相国寺に「動植綵絵」30幅、
と『釈迦三尊図』3幅対を寄進し、金閣寺大書院の障壁画も手掛けています。
私は相国寺でよく開催される 若冲展によく足を運びました。






『森田りえ子展』相国寺承天閣美術館

2016-05-30 05:24:44 | 美術・博物館

相国寺承天閣美術館で金閣寺方丈杉戸絵奉納10周年記念『森田りえ子展』が開催されています。
森田の作品は四条円山派の伝統を踏まえた花鳥画や京都の舞妓などがよく知られ、
私は作品の中では季節の花を鮮やかに描いた作品が気に入っています。
また寺社の襖絵なども手がけ金閣寺の方丈杉戸絵八面、客殿天井画二面を奉納しています。
今回の展示会はその奉納10年を記念しての開催です。





金閣寺方丈杉戸絵

春ー牡丹









夏ー花菖蒲










秋ー菊





冬ー椿










お店だしと呼ばれる舞妓デビュー三部作で、変身する女性の内面を描いています。

粧ー1(部分)





粧ー2(部分)





粧ー3(部分)





花菖蒲





秋蒼穹





熱国麗華





朝の月





昨年10月発表の新作シリーズ「KAWAII・GITAI」は京都で初公開です。
どちらかというとアニメのような感じです。




















「風神」の現代版のような作品です。





光の入江





作品約120点の展示です。
森田りえ子は女性の方に人気がありますね。