相国寺承天閣美術館で金閣寺方丈杉戸絵奉納10周年記念『森田りえ子展』が開催されています。
森田の作品は四条円山派の伝統を踏まえた花鳥画や京都の舞妓などがよく知られ、
私は作品の中では季節の花を鮮やかに描いた作品が気に入っています。
また寺社の襖絵なども手がけ金閣寺の方丈杉戸絵八面、客殿天井画二面を奉納しています。
今回の展示会はその奉納10年を記念しての開催です。
金閣寺方丈杉戸絵
春ー牡丹
夏ー花菖蒲
秋ー菊
冬ー椿
お店だしと呼ばれる舞妓デビュー三部作で、変身する女性の内面を描いています。
粧ー1(部分)
粧ー2(部分)
粧ー3(部分)
花菖蒲
秋蒼穹
熱国麗華
朝の月
昨年10月発表の新作シリーズ「KAWAII・GITAI」は京都で初公開です。
どちらかというとアニメのような感じです。
「風神」の現代版のような作品です。
光の入江
作品約120点の展示です。
森田りえ子は女性の方に人気がありますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます