京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

植物園の蓮いろいろ

2020-07-08 19:58:37 | 2020 花


植物園の蓮です。

真如蓮





姫万里





桃蓮





マカムラ





キバナハス(ミシガン州産)





キバナハス(テキサス州産)





巨、南観世





巨、新大久保





巨椋の香





巨椋の桃蓮





巨、佐古外屋敷





巨椋清平





巨椋の白鳥





巨椋の白鳳





巨、黒坊Ⅳ





巨椋の紅鶴





巨椋の彩雨





巨、相島大木ノ下





輪王蓮





紅孔雀





黄陽





オハイオ州蓮





ミセススローカム





曲院風荷





皇居和蓮





毎葉蓮(華台紅蓮)





漁山紅蓮









古墳を歩く 第1回 蛇塚古墳

2020-07-08 05:53:58 | 京都歴史散策


 古墳を歩く、第1回は蛇塚古墳です。

 京都盆地の西部、嵯峨野台地の南縁に築造された古墳です。
所在地は右京区太秦面影町の住宅街の中にあります。
7世紀頃(現存する京都府の前方後円墳としては最後期)につくられた前方後円墳で、京都府下最大の石室を持っています。
名称の「蛇塚」は、石室内に蛇が棲息していたことに由来するそうです。
1920年(大正9年)頃までは墳丘の一部を残していたようですが、現在は墳丘封土のほぼ全てが失われています。
被葬者は太秦一帯で権勢をふるっていた秦氏一族の首長クラスの墓と言われています。

もとは全長75mの前方後円墳でしたが、現在残っているのは石室部分だけです。
横穴式石室は全長17.8m、石舞台古墳(奈良県高市郡明日香村)に匹敵する規模です。
石室内には家形石棺があったと伝わっています。
棺が置かれていた「玄室」と呼ばれる石室内は広く、床面積の大きさは全国第4位です。

1977年(昭和52年)に国の史跡に指定されています。
現在は崩落の危険があるため、石室内部が鉄骨で補強され、石室の周囲はフェンスで囲われて施錠されています。






説明板





石室正面





石室の上には巨石があります。









石室に入ります。
内部は鉄骨で補強されています。





石室上部

玄室 



棺が置かれていた「玄室」内から正面入口方向
玄室内は想像以上に広く、高さもあります。
長さ:6.8m 幅:3.8m 高さ:5.2m 床面積:25.8平方米(約15畳)





「玄室」の上部は開いています。





「玄室」内の巨石













戻ります。





石室を出て、外から撮影









蛇塚古墳は近所の保存会が管理しています。
訪れた日は保存会の方が古墳周りの雑草を刈っておられ、お願いして石室内に入らせていただきました。

古墳時代中期から奈良時代の遺跡 (1:50,000)  京都市埋蔵文化財研究所調査報告第 14 冊



1 西ノ京遺跡 2 和泉式部町遺跡 3 松室遺跡 4 段ノ山古墳
5 史跡天塚古墳 6 清水山古墳 7 史跡蛇塚古墳 8 仲野親王墓古墳
9 太秦馬塚古墳 10 常盤御池古墳 11 巽古墳 12 常盤東ノ町古墳群
13 甲塚古墳 14 印空寺古墳 15 遍照寺古墳 16 稲荷古墳 17 広沢古墳
18 一本木古墳 19 南野古墳群 20 大覚寺古墳群 21 嵯峨七ツ塚
22 鳥居本古墳群 23 観空寺谷古墳群 24 朝原山古墳群 25 長刀坂古墳群
26 遍照寺山古墳群 27 山越古墳群 28 御堂ヶ池古墳群 29 音戸山古墳群
30 朱山古墳群 31 住吉山古墳群 32 三瓦山古墳群 33 双ヶ岡一ノ丘古墳
34 双ヶ岡古墳群 35 五位山古墳 36 常盤仲之町遺跡 37 上ノ段町遺跡
38 西野町遺跡 39 多藪町遺跡 40 嵯峨野高田町遺跡 41 花園遺跡
42 史跡妙心寺境内下層 43 嵯峨遺跡 44 広隆寺旧境内下層 45 徳願寺跡