京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京町屋下京(37)高*家、山利木工、柴田勘十郎、保昌山保存会、上羽絵具、京都じゃっかどふに、野*家

2020-04-10 18:51:06 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区、第37回です。
撮影はコロナ発生前です。

高*家









山利木工










柴田勘十郎 御弓師









保昌山保存会
京都市有形文化財










上羽絵具
京都上羽絵惣(株)














京都じゃっかどふに



















野*家










京都の町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。








自粛生活  

2020-04-10 06:28:34 | 2020 桜


昨日東京181名、大阪92名の感染
驚くような感染拡大です。

私は悪天候以外は毎日市内の散策に出かけていましたが、1月奈良県で初感染が出て以降は、市バス地下鉄はやめ、もっぱら自転車か車に切替えました。
人出の少ない時間帯と場所を選び、桜めぐりをしてきましたが、最近はそれも自粛しています。
自粛後の生活リズムは起床は5時、朝食は6時と変わらないですが、それからが大きく変わりました。
朝食後に出かけていた散策は、近所を30分ほど歩く程度です。
あとは就寝までひたすら家の中にいますが、ときどき近くに食料品の買い出しに出るのが唯一の外出です。
以前ブログに書いたことがありますが、食料品の買物は私の分担です。
外出の際に気をつけているのは、マスクと手袋ですが、なるべく混まない時間帯に行くようにしています。
入店してレジ待ちが多いときは出直します。
一部でレジ待ちの間隔を空けるようになっているようですが、私の周辺スーパーでは見かけないです。
ただ、最近は店舗の出入り口に消毒液が置かれるようになったのは良いことです。

買物以外の時間は、読者の方々の記事をゆっくり拝見し、最新ニュースのチェック、あとはパソコン将棋、読書くらいでしょうか。
テレビは朝食の時間帯には見ますが、以降はほとんど見ないようにしています。
以前からどの放送局も同じ内容(例えば芸能人の不倫やスキャンダル、政治家の失言など)を朝から晩まで、しかも何日も取り扱うのには辟易していました。
最近はコロナウィルスの問題があるので、情報収集のこともあり見ていましたが、それもいやになっています。

連日○人感染し最多更新、5,000人突破、ヨーロッパやアメリカの爆発感染と死者数の映像ばかり、日本もいずれ、、、、、、。
自粛で商売深刻。学校休みで大変、医療崩壊、政府への対応遅れや不備、、、、、、。
各局とも同じような内容です。

深刻なのはわかりますが、緊急事態を国民が前に向いて頑張っていけるニュースはないのでしょうか。
放送のあり方をもう少し考えてもらいたいと思う次第です。
特に日中の情報番組?、ワイドショー?の類いは、精神衛生に良くないので見ないようにしています。

ところで、近所のソメイヨシノは散りが多くなり、一雨あれば終わりそうです。
これからは里桜が見頃ですが、今年はパスすることにしました。
わが家のドウダンツツジが満開になり、ヒラドツツジが開花直前です。
モッコウバラも蕾が大きくなり、バラも枝葉を大きくのばしています。
コデマリやヒメウツギが咲きはじめ、もみじの新緑もきれいになってきました。
季節はまた進んだように思います。

桜のストック記事も終わりです。
京都市内の私立校の桜です。