京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

洛北鷹峯三ケ寺

2016-08-18 05:28:39 | 京都めぐり

お盆も終わりそろそろ涼しくなってほしいのですが、まだまだ残暑が厳しい日が続いています。
昨日朝向かったのは洛北鷹峰山(鷹ケ峰、鷲ケ峰、天ケ峰)を望む景勝地にある、光悦寺、源光庵、常照寺です。
狭い街道にある三ケ寺はとても近い距離にあり、秋の紅葉シーズンは三ケ寺を訪れる観光客で混み合います。


光悦寺(日蓮宗)
光悦の屋敷のあった場所が寺になり、光悦一族の墓碑があります。
拝観開始時間前でしたので今回は参道部分だけの撮影です。

青紅葉と青苔の石畳
私の好きな大徳寺高桐院の参道に似ています。











青苔の上に落葉一枚、秋の気配を感じます。





中門





中門から拝観受付までの参道





青紅葉ですが、一部色づいているのもあります。











寛永年間造られた鐘楼





夏花ムクゲと一部紅葉が季節の変わり目です。















源光庵(曹洞宗)
悟りの窓、迷いの窓が有名な寺院です。
京都市内は臨済宗寺院が多く日曜座禅会が開催されていますが、ここでも座禅会が開催されています。
以前私も参加したことがありますが、臨済宗の座禅との違いに戸惑ったことがあります。


山門






ユリが咲いていました。





中門と本堂











最後は常照寺(日蓮宗)
ここも本阿弥光悦が徳川家康より拝領した光悦村の一部で、光悦の子、光磋の発願で開創された寺院です。
朱塗りの山門は吉野門と呼ばれ、天下随一の太夫と言われた二代目吉野太夫が寄進したものです。
毎年四月第二日曜日には吉野太夫を偲ぶ供養が行われ、現在の太夫による道中や法要茶会が開催されています。











吉野門





本堂





ここには帯塚があります。










青紅葉のなかに一部紅葉もあります。