昨日はひさしぶりに雨が降り、気温も下がりました。
台風の影響かもしれないですが、エアコンをつけずに過ごせたのはいつからだろうと考えてしまいます。
台風10号は依然強い勢力のまま東北直撃になりそうです。
大きな被害がでないのを祈らざるを得ないです。
先日朝の散策は京都市北区大徳寺のすぐ近くにある今宮神社です。
創建は平安時代の944年、都の悪疫退散を祈り、紫野御霊会を営んだのが今宮神社の起りとされています。
毎年4月第二日曜日は京の三大奇祭の一つやすらい祭が有名です。
春は疫病が流行することから、桜の花びらが飛び散る様子が疫病神が飛び回る様子を連想して生まれた疫病退散の神事です。
桜や椿などで飾られた花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちの行列が、お囃子に合わせて踊り歩きます。
この花傘の下に入ると疫病から守られ、一年間健康に過ごせるとの信仰が長く続いています。
やすらい祭画像(ネットより借用)
現在の社殿は1902年(明治35)の再建です。
本殿
境内には「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石があります。
叩くと怒るともいわれ、撫でて軽くなれば願いが叶うとされています。
またこの神社は徳川五代将軍網吉の生母 桂昌院の氏神社として、良縁開運「玉の輿」のご利益を願う人がお参りに訪れます。
境内は一部色づいていました。
今宮神社の参道は二軒の茶屋が有名です。
一軒は創業400年の「あぶり餅」の老舗かざりや、向かいに建つ一文字屋は平安時代から続く創業1000年の日本最古の和菓子屋です。
二軒ともあぶり餅だけを売っています。さっぱりとした白味噌の甘だれと香ばしいお餅は私も大好きです。
大徳寺高桐院はすぐ近いので寄りました。
石畳参道
先日投稿した早い色づきまだ続いています。