お盆も終わりそろそろ涼しくなってほしいのですが、まだまだ残暑が厳しい日が続いています。
昨日朝向かったのは洛北鷹峰山(鷹ケ峰、鷲ケ峰、天ケ峰)を望む景勝地にある、光悦寺、源光庵、常照寺です。
狭い街道にある三ケ寺はとても近い距離にあり、秋の紅葉シーズンは三ケ寺を訪れる観光客で混み合います。
光悦寺(日蓮宗)
光悦の屋敷のあった場所が寺になり、光悦一族の墓碑があります。
拝観開始時間前でしたので今回は参道部分だけの撮影です。
青紅葉と青苔の石畳
私の好きな大徳寺高桐院の参道に似ています。
青苔の上に落葉一枚、秋の気配を感じます。
中門
中門から拝観受付までの参道
青紅葉ですが、一部色づいているのもあります。
寛永年間造られた鐘楼
夏花ムクゲと一部紅葉が季節の変わり目です。
源光庵(曹洞宗)
悟りの窓、迷いの窓が有名な寺院です。
京都市内は臨済宗寺院が多く日曜座禅会が開催されていますが、ここでも座禅会が開催されています。
以前私も参加したことがありますが、臨済宗の座禅との違いに戸惑ったことがあります。
山門
ユリが咲いていました。
中門と本堂
最後は常照寺(日蓮宗)
ここも本阿弥光悦が徳川家康より拝領した光悦村の一部で、光悦の子、光磋の発願で開創された寺院です。
朱塗りの山門は吉野門と呼ばれ、天下随一の太夫と言われた二代目吉野太夫が寄進したものです。
毎年四月第二日曜日には吉野太夫を偲ぶ供養が行われ、現在の太夫による道中や法要茶会が開催されています。
吉野門
本堂
ここには帯塚があります。
青紅葉のなかに一部紅葉もあります。
流石に参道の石畳も芸術的ですね。素晴らしい!
青葉が眩しいですが、その中に秋の気配が感じられる色の混じりますね。
旧盆が過ぎて、台風7号の影響で猛暑がぶり返していますが、ツクツクボウシが鳴きだして、晩夏の風情です。
今年は残暑が厳しいという予報ですが・・・
爽やかな秋の到来が待たれます。
例年ですとお盆過ぎには朝晩は少し涼しくなるのですが、今年は今もも熱帯夜続きです。今日は台風の影響でしょうか、とても蒸し暑い一日でした。
それでも今の時期は秋の気配も少しずつ感じられるようになってきました。
日課の散策で秋の草花に出会うのがとても楽しいです。
秋の山野草も楽しみですね。
涼しくなればnao♪さんの好きなトレッキングができますね。
京都に行くと必ず訪ねるお寺です。
法華経信者の光悦らしい佇まいですね。
そして、常照寺は、お茶をしている方は知らない人がいない、吉野太夫のお寺さんですね。
この方に因んだお道具もあります。
いつ見てもいいですね。
私は散策で季節の景色を楽しむだけですが、お茶の世界では光悦寺は有名なようですね。
茶室がいくつかあって茶会が行われるのだろうなと見ていました。
常照寺も茶会があるは知っていましたが、そんなに有名とは知りませんでした。
今度から少し見る目が変わりそうです。