京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

二男夫婦と孫の帰省、朝顔

2016-08-12 17:27:41 | 花めぐり2016

昨日からわが家に二男夫婦と孫が帰省しています。
二男はいわゆる転勤組で大阪→博多→神戸→札幌を経て現在は東京です。
今日は鉄道博物館に行きたいというので朝送って行きました。
やはりお盆休みの方が多いようで非常に多かったそうです。朝から駐車場待ちの大渋滞でした。
今孫は鉄道博物館で買ってもらった電車で遊んでいます。
二男の夏休暇は8日と例年より少ないようですが、私から見るとそれでもずいぶん多いように思います。
明日にはお嫁さんの実家の博多に新幹線で向かいます。
私は孫に会えるのは嬉しいですが、当人たちは京都、博多の帰省とつくづく大変だと思います。


先日朝顔展を投稿しましたが、変化朝顔はまだ元気に咲いていました。
江戸時代後期に大流行した変化朝顔(変わり咲き朝顔)ですが、現在は一部愛好家によって辛うじて保存育成されているそうです。


青抱獅子葉紫牡丹





青班入抱芋葉紫牡丹





黄抱芋紫吹掛丸咲





青班入抱芋葉紅紫切咲牡丹





不明





黄尾長竜田葉紅筒白切咲





不明





青縮緬竜田葉木立白台咲





青乱菊葉紺石畳





黄南天葉淡青紫剣咲





黄打込渦桔梗葉紺糸覆桔梗咲





青打込渦桔梗葉藤桔梗咲





青水晶班入常葉覆輪丸咲小輪





最後に大輪朝顔 旭光





植物園の方にお伺いすると8月いっぱいはつぎつぎ花を咲かすそうです。






奥嵯峨、愛宕山登山口清滝

2016-08-12 05:28:28 | 京都めぐり

早いもので明日からお盆です。
奥嵯峨の化野念仏寺では毎年8月23,24日に境内の西院の河原で千灯供養が行われ、
数千体の無縁仏にロウソクを灯し供養する宗教行事が行われます。
若い頃に一度近くまで行きましたが、あまりの混雑で引き返したことがあります。

京都新聞の昨年の画像拝借しました。





少し早いですが、昨日朝奥嵯峨に行ってきました。

奥嵯峨入口





化野念仏寺少し手前の町並み





化野念仏寺の入口の石段





受付を通るとすぐに目にはいる石仏





強い日射しですが、木々が日射しを遮って暑さもましです。










青苔の石仏、手を合わせたくなります。















西院の河原の数千の石仏と石塔










手入れされた竹林





以前も紹介しましたが、ここの御本尊です。
鎌倉時代制作の美しい顔立ちが好きです。





西院の河原の中に入っての撮影は禁止なので、外側からの撮影です。










化野念仏寺からさらに奥嵯峨へ進みます。





愛宕鳥居本の茶屋、つたやと平野屋さんです。














さらに奥に行くと愛宕寺があります。
以前紹介しましたが、ここも数千の石仏があります。





いつもはここで終わりですが、今回はこの奥、清滝まで行きます。
清滝は愛宕山のふもとになり、愛宕神社への参詣路で戦前は嵐山から愛宕山鉄道が開通し、ホテルや遊園地、スキー場も開設されるなど最先端のレジャー地域でした。
夏は京都で数少ない納涼避暑地で、松尾芭蕉が句を詠み、徳富蘆花が失恋の傷みを癒し、与謝野寛・晶子夫妻が逗留したこともあります。
現在は清滝を訪れたり、愛宕山信仰参詣登山者も減り、集落は寂れています。

清滝の入口、清滝隧道のトンネル
車の対面通行ができない狭いトンネルです。長さは500mほどです。
蛇足ですが、ここは京都で最も有名な定番心霊スポットだそうです。
トンネルの中は暗く、夜は通る気がしないです。





トンネルを抜けると愛宕山神社参詣入口の看板が立っています。





清滝川
ゲンジボタルの生息地として国の天然記念物に指定されているほか、特別天然記念物のオオサンショウウオが生息し、カジカガエルも見ることができるようです。





清滝は子供たちが小さい頃に連れてきたことがあります。
それ以来ですからずいぶん久しぶりでした。

追加

東山 魁夷の「京都四季」(1969年)にも「千灯会(念仏寺)」があります。