京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

夏真っ盛り ヒマワリ

2016-08-07 15:05:43 | 花めぐり2016

連日の猛暑が続き日課の散策の足も鈍りがちです。
朝晩だけでも涼しければいいのですが、熱帯夜続きでエアコンなしには寝れない日々です。
今日はヒマワリの投稿です。多くの方が夏の花で思い浮かぶ代表格がヒマワリです。
花言葉は「あなただけを見つめている」そうですが、名前(向日葵)の由来は太陽の動きに沿って花が回ることからついたようです。

私はヒマワリといえばマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン主演の映画『ひまわり』(1970年公開)をすぐに思い浮かべます。
映画の後半、スクリーン一面に写しだされたヒマワリは脳裏に深く残っています。





私も映画のように一面に広がるヒマワリ畑を撮影したいのですが、残念ながら京都市内にはヒマワリ畑はないようです。
京都府下や近県にはありますがなかなか足が出ません。

身近な植物園のヒマワリです。
ヒマワリの品種が多く、大きさもさまざまです。

ダブルシャイン





サンリッチレモン





ステラゴールド





ショコラ





サンゴールド





クラレット





サンリッチ・フレッシュオレンジ





エリートサン





フロリスタン





パチノゴールド





ロシア
背丈が2m以上ある大きい品種です。










サマーリッチオレンジ45





ソーラーパワー





ムーランルージュ





バレンタイン





プラドレッド





最後はテデイベア





ヒマワリは夏の代表花ですがあまりの暑さで元気がありません。



タヌキモ花の群生 上賀茂深泥池

2016-08-07 05:21:00 | 花めぐり2016
昨日はひさしぶりに上賀茂深泥池に行ってきました。
深泥池は面積約9ヘクタール、周囲約1.5kmの市街地にある池ですが、
現在でも氷河時代以来の動植物が生息する大変貴重な池です。
京都盆地は気候的には暖温帯ですが、この池は東日本北部の冷温帯の高層湿原が残っているということで、1927年国の天然記念物に指定されています。
希少な動物昆虫も多く、中でもトンボは約60種類確認されているそうです。

池の中央に浮島があり、調査の結果約14万年前から存在していたことが判明しています。
夏は浮かび上がり、冬は沈んで冠水します。





浮島の周囲が黄色くなっています。
これがタヌキモの群生です。









今の時期は食虫植物のタヌキモが一面に生育しています。
水中に捕虫嚢をもち、ミジンコや線虫、ボウフラなどを捕獲するそうです。





浮島の近くにボートに乗っている方がいます。
生態調査員のようです。














トンボ発見





池のあちこちに捕獲器があり、中に外来種のカメが捕獲されています。
調査員の方にお聞きすると、ブラックバスやブルーギルも捕獲しているそうです。
これらの外来種は人間が持ち込んだものですが、希少な在来動植物に大きな悪影響を与えているそうです。





昨日は車で行きましたので、少し上賀茂を走りました。
上賀茂神社の神官が多く住んでいた社家町の近くに藤木神社と楠木の巨木があります。





明神川には地元小学生手作りの行灯が置かれ、夕刻に灯されるそうです。










上賀茂神社大鳥居





賀茂川上流に行ってみました。





夏で水量は少ないですが、人工の滝になっています。涼を感じさせてくれます。
以前は子供たちがよ水遊びをしていました。







賀茂川河川敷





サギがいます。





アオサギ





チュウサギでしょうか。





上賀茂橋の景色





16日夜の五山の送り火の一つ、船形が見えます。