京都の洋館もいよいよ最終回となりました。
今回は番外編で、洋館めぐりのなかで出会った印象に残った和風建築、近代建築物をお届けします。
船岡温泉(1923,大正12年)
設計は河原林千之助です。京都市北区紫野南船岡町 有形登録文化財
料理旅館舟岡楼の浴場として建築されたものです。
脱衣所は建築当時のままで、非常に印象的です。
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旧藤ノ森温泉(1930,昭和5年)
設計は京都工務所です。
正面外観には唐 破風を設け,腰壁部分に色タイルを貼っています。
京都市北区紫野東藤ノ森町 国登録 有形文化財(第26-0157号)です。
平成11年に銭湯は廃業し,現在店舗として活用されています。
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喫茶静香(1919,大正8)
先斗町の芸妓が始めた喫茶店で、昭和の面影が色濃く残っています。
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水路閣(1890年,明治33年)
左京区南禅寺境内にあります。
設計は田辺朔郎です。
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ねじりまんぽ(1891年、明治24年)
京都市東山区東小物座町 地下鉄蹴上駅を降り、南禅寺に向かう道です。
蹴上インクラインの下を通るトンネルです。
アーチ構造で煉瓦積みしているのですが、レンガの積み方が特殊で、
通常ならば単純な併行積みですが、このトンネルはねじる ように積み上げています。
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平安神宮(1895,明治28年)
平安遷都1100年を記念して建てられた神殿で、平安京を造営した桓武天皇を祀っています。
設計は木子清敬、伊東忠太
京都市左京区岡崎西天王町
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平安神宮大鳥居(1929,昭和9年)
京都市左京区岡崎成勝寺町 国登録有形文化財(第26-0129号)
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今までお届けしてきた、京都の洋館シリーズ(二十回)の一覧をのちほどお届けします。
素晴らしい青空と共にいろいろ拝見させていただきありがとうございます。
水路閣はよく見ますが、ねじりまんぼを是非この目で見てみたいと思いました。
ねじり積みで振動や圧力にも強いのでしょうね。
長い間にわたり大切な美しい建物を撮って下さり大変お疲れ様でした。
これらは京都市の貴重な文化遺産なので、京都市の写真集にして残して欲しいと思います。
拝見させていただき心より感謝申し上げます。
おもしろいですよね、この積み方。
でも、よく通っていた頃はそんなに意識してみることもなかったんですけどね(笑)
レンガ建築は数多くありますが、こういうねじった積み方は大変珍しいと思います。
ここは地下鉄蹴上駅から南禅寺方面の通り道にあります。
いつもは何気なく通る道ですが、きちんと見てみると味わいがあります。
ふと京都の洋館に興味がわき、京都市内の洋館を探し歩いてみました。
京都の住民ですが、これほどまだ現存しているとは正直思いませんでした。
楽しい散策シリーズになりました。
私もそうです。ふだんは何気なく通っていてあまり気にもかけていませんでした。
よく見ると歴史もあり、趣があります。
南禅寺界隈は、寺院だけでなく、近代京都の歴史を刻んだところだと改めて感じた次第です。
今日植物園に行って見てきました。
ねじりまんぽは通ったことがあるのに全く気付きませんでした。
何気ないとこにさりげなく技術が使われているのですね。
今度ちゃんと見てきます!
私もそうですが、水路閣はよく撮影しますが、ねじりまんぽは通っているのに見逃しやすいです。
この近くは南禅寺は勿論、インクライン、無隣庵、西に足をのばせば、岡崎の美術館や平安神宮、北に足をのばせば、永観堂、さらに哲学の道から法然院、銀閣寺と散策に適したところで、私もよく歩くコースです。