京都の洋館シリーズ第十九回です。
残すは番外編だけになってしまいました。
衣笠会館 旧藤村岩次郎自邸(1905,明治35年頃)
京都市北区北野下白梅町 国登録有形文化財です。
紡績会社・京都綿ネルの専務だった藤村岩次郎の自邸として建築されました。
京都市内では数少ない明治後期の煉瓦造の住宅建築です。
現在は文部科学省所管・財団法人衣笠会 繊維研究所として使用されています。
パビリオンコート(旧山中合名会社美術館)
洋館=大正9年(1920) 和館=明治37年(1904) 門=大正元年(1912)
洋館,和館,門が国登録有形文化財になっています。
東山区粟田口三条坊町 青蓮院前にあります。
古美術品商である山中合名会社の顧客向け迎賓施設・私設美術館と して建てられました。 洋館の設計は池村元之助
壁面を煉瓦造,床面を鉄筋コンクリート造。
現 在結婚式場,飲食店などとして活用されています。
ムラナカ理髪店(1928年、昭和3年)
京都市中京区室町通蛸薬師西南角
現在は1階は理髪店ではなくなっています。
香鳥屋 祇園本店(1926、昭和元年)
京都市東山区祇園町南側580
スクラッチタイル貼りの 鉄筋コンクリート造り、3階建の近代建築です。
現在ではかなり 古ぼけた外観ですが、当時はかなりモダンな建物だったと思います。
3階に大きく張り出したバルコニーがあり、2階にもバルコニーがあります。
村瀬肉店(昭和時代初期?)
木造2階建て磁器タイル張りの建物です。
京都市下京区七条通油小 路西入ル
衣笠カトリック教会旧聖堂(1952,昭和27年)
京都市北区衣笠御所ノ内町
比較的新しい建築物です。
旧聖堂です。
ハガキみたいな美しい画像を、いつも楽しみにしています。
花のときは癒され、建物の時は実際に行った気分になります。
先日の入院中の時の写真の時は違っていたように感じました。
気のせいでしたら御免なさい。
爆弾低気圧の影響はいかがでしたでしょうか。
こちらは昨晩は強かったようですが(就寝中で全く知りませんでした)、今日は一日、青空に恵まれ絶好の散策日和でした。
でも風はありました。
京都の洋館シリーズも残すは番外編だけになりました。やっと終わりを迎え、少しホッとしています。
入院中の画像はいつもと違っていたでしょうか。
撮影に集中できていなかったようですね。
もう大丈夫です。ありがとうございます。