京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都の洋館(第四回)

2015-08-16 05:25:03 | 京都の洋館

昨日は終戦記念日、そして今日は精霊送りと五山の送り火です。
私も精霊迎えした両親の精霊を送り返します。

相変わらず日課の散策は続けております。
日中はまだまだ猛暑続きですが、朝は少しずつ涼しくなってきました。
移り変わっていく季節を感じながらの散策も楽しいものです。

今日は京都の洋館めぐりの第4回をお届けします。


京都市役所本館(1927,昭和2年)
設計は武田五一、中野進一、鉄筋コンクリート造りです。
今も現役の市役所本館です。河原町御池西北角。










旧京都中央電話局上京分局(1924,大正13年)
丸太町橋西詰め南側にあります。
設計は当時の逓信省技師の吉田哲郎、鉄筋コンクリート造りの登録文化財です。
現在はフィットネスクラブやスーパーが入っています。










京都御幸町教会(1913,大正2年)
設計はヴォーリズ。イギリス積みレンガ建築の教会です。
京都御苑の南、御幸町通り二条下ル

























教会の南隣は和風旅館柊屋別館です、





旧山口銀行京都支店(1916,大正5年)
その後北國銀行として使われ、現在は商業ビルになっています。










京都市美術館(1934,昭和9年)
鉄筋タイル造り、現在「ルーブル展」と「マグリット展」が開催されています。
まだ開館前です。





洋館ですが建物の上には和風の銅葺き屋根、日本伝統の千鳥破風です。






美術館裏側です。





京都府立図書館(1909,明治42年)
設計は武田五一、レンガ石貼りです。
現役の図書館で、京都市美術館の真向かいです。






京都洛陽教会(1912,明治45年)
W・M・ヴォーリズ設計です。










旧京都府立医科大学図書館(1929,昭和4年)
1階出入口は尖塔アーチのスクラッチタイル貼りの建物です。
河原町通り広小路、現在は学生生協が入っているようです。





ニッシャ印刷文化新興財団、本館・印刷歴史館(1906、明治39年)

登録有形文化財です。











最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
建築の歴史が良くわかります (一山百楽)
2015-08-16 10:29:06
京都は戦災にあわなかったので、寺社仏閣のみならず貴重な洋館もたくさん残っていますね、知らないものもいくつかありました。これからは洋館にも目を向けてみようという気持ちになりました。ありがとうございます。
返信する
写真集が出来そう!! (香乃)
2015-08-16 13:09:05
洋館シリーズも、4回め!!
胸をキュンキュンさせながら、見ております。

京都府庁の桜は、ガラス窓越しに撮るのが好きで、
仕事の休みと開化と天気が揃えば、毎年、行っています。
大丸ヴィラは中に入れましたか?
私は門の隙間から見ただけですが、興味津々です。
返信する
一山百楽さまへ (京都で定年後生活)
2015-08-16 15:34:51
こんにちは
私はひょんなことから洋館めぐりにはまっています。
この機会に、可能なかぎり洋館撮影したいと思っています。
もっと洋館にスポットがあたり、京都観光のひとつになってもらえたら、などと考えたりしています。

返信する
香乃さまへ (京都で定年後生活)
2015-08-16 15:44:46
こんにちは
京都の洋館、当初考えていた以上に多いように思います。現在第四回で35棟紹介しましたが、できれば100棟くらいはお届けできたらと、野望をいだいております(笑)。
あそこに洋館があったはずだと、行ってみるとすでに取り壊され、新しい建物に変わってしまった洋館もいくつかあり、残念でした。
大丸ヴィラは外からの撮影です。

返信する
まとめて見るといいものです (アートプラス京めぐり)
2015-08-16 22:26:51
対象の建築物のそばを通っていても
気づいてないときもあります
まとめて見せていただくと
いいものですね
100もあるのですか
返信する
アートプラス京めぐりさまへ (京都で定年後生)
2015-08-17 04:31:29
おはようございます。
100棟は希望、願望です。
でもそれくらいにはなるのではないでしょうか。
今回は可能な限り、撮影してみたいと思っているのです。京都の洋館(近代遺産)が、京都ファンを増やしてくれると勝手に期待しています。
返信する

コメントを投稿