りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

廃止の支所等はどうなっているのか

2020年02月02日 | 市議会

 1月30日の総務常任委員会は、①公共施設再編事業について②国府津駅周辺整備事業(自転車駐車場)について報告がありました。(写真は旧大窪支所)

①についての報告資料から、
旧大窪支所と旧曽我支所はどうなっているのかというと、
用地の測量、不動産鑑定、アスベスト調査をする。

では地域への説明等の状況はどうなっているのかというと、
自治会長会議や地域コミュニティ組織の会議等で説明してきている。

どのように説明してきているのかとなると、
公共施設目的で使用する見込みがないため、民間への売却等今後の利活用の検討に向け、用地測量等を実施することを説明した。参加者からは特段の意見や質問は出なかった。

旧片浦支所についての説明はどうなっているのかというと、
自治会長会議に出席し説明した。

どのように説明してきているのかとなると、
施設解体後、片浦小学校の駐車場としての利活用を検討している旨を説明した。各自治会とも小学校の駐車場の課題を承知しており、建物保存について強い意見は把握されていないとのこと、とあった。

今後のスケジュールはどうなるの?
旧大窪支所、旧曽我支所は、今年度中に測量等を終了。来年度は、4月~9月まで民間提案制度等の検討・構築。9月には募集要領公表。1月∼3月にかけて提案受付・選定。なお4月~3月まで利活用支援業務委託。8月、2月に地域説明。となっている。

旧片浦支所は、来年度4月に地域説明。6月~12月にかけて解体撤去工事となっている。

報告資料は廃止された早川支所、下曽我支所、桜井窓口コーナー、国府津駅前窓口コーナー、酒匂窓口コーナー、豊川支所、上府中支所、中央連絡所、大窪支所、曽我支所、片浦支所の11か所についての現状と利活用状況も示されていた。

委員(議員)からの質疑はどうなっているのかというと、

 「地域等への説明だが本当に意見が出なかったのか」「地域に公共施設があるということはよいこと。地域コミュニティによい」「制度構築できると、民間に知らせることを同時にやる積極性大事」「新しい制度はもう少し早めにこちら側の声アナウンスしたい」などとあり、

 日本共産党の岩田委員(議員)からは、「旧町村の財産。歴史的経過あること含み説明したのか」「調整区域内の扱いどうなるのか」「地域住民の声聞くとか手順とったのか」「売却等の等は何か」「市は自治会長会議に振ればよいと考えているのか」「売却最優先なのか」「売却して採算あるのか」など質疑がありました。

地域の財産、地域住民の声を十分掌握し反映すると、それこそよりよいアイディアがうまれそう

 制度の構築に関しては、貸し付けだったらもう少しこういう提案出来た等ならないように、なるべく早く民間の力借りたい。地域への説明だが、地域住民の声を聴くとかいう手順は特にとっていない。売却等の等は、貸し付けも排除しない。売却しての採算ということでは、地域活性化につながるようにと考えているがそこまで考えていないなどと答弁があった。

 傍聴していて、利活用支援業務委託はまた予算が必要、委託しなくてもできるのではないかと議論があり、そうだなと思ったのと、地域住民の声を十分に聴くべき、建物の売却等は建物がなくなることも意味する、長い目で見ると地域コミュニティに活かせる、活かしていったらどうなのか、大窪村役場その後合併し支所として地域に根差した歴史的経過がある建物。これまた魅力的な近代建築物をなくしかねないことになるが本当にそれでいいのかと思います。豊島邸もいいが率直に旧大窪支所の方が身近に感じるな。

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