りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

公立保育園の調理業務が民間委託に

2021年12月07日 | 市議会

 3日は所属する厚生文教常任委員会があり出席しました。

感染症予防事業(コロナワクチン3回目接種)について

 新型コロナウイルスワクチン接種を2回完了した方を対象に3回目の接種を行います。

事業費費17億2千319万円は全額国の予算となる。2021年12月~まず、医療従事者を対象に接種。その後2022年1月には高齢者施設も対象となり翌2月からは高齢者も対象になるなど、接種が進められます。

 そこでコールセンター等運営業務委託料について①電話回線はいくつになるのか。②これまで混線してなかなか電話がかからないことがあった。このことを危惧するが対応はできていると考えてよいのか質疑。

 答弁は、①平日40回線、土日20回線②こちらについては一言で言うと、できているといった答弁だった。ぜひともコールセンターの対応はスムーズであるべき。これまでの教訓を活かすべきです。

保育所給食調理委託料について

目的は公立保育所の給食を安定的に提供するため、給食業務委託を委託するとあります。

 調理員の退職に応じて2019年から開始。新規に下曽我保育園で実施する、曽我保育園は更新を行う。予算は債務負担行為・限度額8千58万3千円。

 ①安定的に提供できない状況があるのか、あるとすればその理由につて②新たに委託する下曽我保育園の場合も退職に応じて委託を開始する考えか③下曽我保育園の現体制だが、一般職員は退職となると退職者不補充ということか、会計年度任用職員は退職となると雇用契約を更新しないでここで退職となるのか④曽我保育園の更新だが2019年度から今日に至るまでの委託の検証を行ったのか、行った場合どのように行ったのか質疑。

安定的提供できない

 答弁は公立全体を考えると安定的に提供できない状況がある、なので安定的にしたい。雇用に関しては希望をよく聞き対応していくなど。検証については問題なく円滑に行われている、3年間うまく行っているなどということでした。

 検証について東京都豊島区の例を示し、調理業務委託に特化した検証を求めた。質疑答弁の中で、それに代わるかどうかわからないが保育園のこと全体についてのアンケートをとり、その設問に給食に関しての部分があるとのことだったので、そのアンケートを求め資料請求をしました。

 給食についてはとても良い回答結果となっています。つまり、肝心要の調理員さんの人数が適正であるということが見て取れる。下曽我保育園の現体制も適正と言える。このように本当にこの先市直営で体制維持はできなのか??給食は保育そのもの、市が責任を持って行っていくべきところだと考えます。

議案4件中1件に反対、陳情3件の全てに賛成

 従って一般会計補正予算の、この部分にだけは賛同することができず、議案4件中1件に反対。陳情の安全・安心の医療・介護・福祉を実現し国民のいのちと健康を守るための陳情など3件にはすべて賛成致しました。

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1 コメント

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議会報告の記事楽しみ (ぽこ太)
2021-12-07 20:52:23
市議会の出来事を伝える記事、楽しみにしています。
建設経済常任委員会の記事も待ってます。
お体に気をつけて頑張って下さい。
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