りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

介護の個人負担もっともっと軽減を

2023年02月07日 | 政治の転換を
 日本共産党西相地区委員会が行った市民アンケートの回答が続々と返ってきている。暮らしや政治で関心がある事項にレ点チェックを入れてください。この問いにダントツ多いのが年金・介護・医療など。

 小田原市政で優先的に取り組んでほしい施策は何ですか?これに多いのが高すぎる介護保険料・利用料についてだが、納めやすく利用しやすい料金設定にしてほしいということです。

 あるご商売されている方とのお話によると、ご両親揃って介護施設に入所されたとのことでしたが、「月32万円費用が掛かる」と言われました。また、これもあるご商売されている方のお話ですが、ご主人が介護施設に入所されてトータルで1400万円近く掛かったとか・・・。

 さらにあるご夫婦でご商売されている方のお話では十分家で見てあげることが出来ず、ご両親のどちらかが施設に入所されたということですが、家で見てあげればいいのにと知人に言われれ、悔しい思いなどでショックを受けられておられました。(その気持ちよくわかる)

 多くの費用が掛かる場合お金のない人は本当にどうなるのか、体力的に限界、家で見てあげたいけど見てあげられないなど。介護は他人ごとではなく本当に大変。介護している当事者同士だと安心して本音でものが言えて元気も出る。こういう経験をしている人が多いと思うが、孤立感を抱いている方もおられるので、そうならないようにして行かなければならないと思う。介護は私自身も経験があるが、北森あすかさんも経験している。いずれにしても介護保険制度があるにもかかわらずいつになっても介護が大変すぎるのはなぜか。

 政府は昨年末介護サービスの利用料の2割負担を拡大するなどとした最終案を先送りせざるを得なかったようだ。全国からの反発によるものと理解する。これ以上の個人負担は大問題だと考える。介護保険制度の改悪はゆるされない。

 昨年の12月定例会一般質問において、住民税非課税世帯の介護保険料・利用料の市独自の減免制度を強化するよう求めた。特に高齢者世帯はこの物価高、年金の削減等あり非常に生活が厳しい。答弁に低所得者の家庭への負担軽減に十分配慮するとあった。引き続き具体的な対応を求めて行きたい。

 高齢者・障がい者と家族の生活を犠牲にしない小田原。家庭でケアを担う人、ヤングケアラー、ダブルケアラーを孤立させない。
~北森あすかのお約束から~
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