りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

第6次小田原市総合計画基本構想の策定について審議

2021年12月02日 | 市議会

 本日は総務常任委員会でした。

 議決案件になっている総合計画基本構想の策定について審議があり、日本共産党からは岩田泰明議員が委員になっていますので審議に臨みました。

 基本構想は小田原市におけるまちづくりの基本的な理念を掲げ、小田原市が目指す2030年までの姿を描いたもの、将来都市像を実現するために必要なまちづくりの目標を示したもの。目標年度は2030年度になります。

 岩田議員は、立地適正化計画や小田原市公共施設再編基本計画との整合性について、デジタルまちづくりでは個人情報保護に万全を期すと、記されているが見解に不足がある。漏えい等起きているがその上でどうするのか、などと質疑。

 人口20万人規模の都市を目指すとあるが、9年で2万人以上増やすことになる。その根拠は何か等、人口については切り口を変えて繰り返し質疑しました。

  個人情報保護についての答弁は、これ以上の対策や考え方は合わせて考えていくのでそこまで書くのは不適当とあった。

 岩田議員は東京商工リサーチの調査に触れ、それによると、2012年から2020年の間に個人情報の漏えい・紛失事故が累計460社、漏えい・紛失した個人情報は累計で1億1千404万人分あると指摘。私としても、個人情報保護については、どこも万全を期してきたと思っている。

 しかし現実は厳しい結果となっている。なので、どう万全を期すのか、非常に重要なことだけにもう少し分かるように示すことが大事だと考えるのです。市民の大切な個人情報が将来にわたって安全安心に守らていくという確約はないと考えるだけに。

 人口については他の委員からも質疑がありましたが、あくまでも目標であり積み上げでないということ。9年後に20万にするという確固とした目標ではないということは分かりました。他の委員から20万にするという根拠がないがいかがなものかという指摘と、岩田議員からは、具体的なものがないと説得力がないなどと指摘あり。限られた時間の中でいろいろと審議は尽くされました。結果、日本共産党は本構想には賛同できないことを表明。審議は本会議の議決まで続きます。

コメント
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