5月1日はメーデーでしたが、県西地域のあり方に関する調査特別委員会があり出席。
4月25日の小田原市・南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会(略・任意協)の感想を聞かれ、協議事項の補助金、交付金等の取り扱いについて、とっても気になったのでその点について述べました。以下感想等について書きます。
合併後の市において、補助金、交付金等への考え方が、必要性に欠ける補助金、交付金等の事務については廃止をする、内容、金額及び補助金効果を精査の上継続すべきものは合併後も実施すると、こうあります。
実際に当日は、この考え方に沿って協議がされました。でも・・・
1つは「合併する、しないに関わらず」必要性に欠ける補助金や交付金等があってはならないと考えるので、合併へのシミュレーションでやっている場合ではなく、即刻そういうものがあるならば廃止すべきかどうかそれぞれの市において検討すべきことだと思ったのです。
2つは小田原市の事務処理の方式を適用するものの中に、例えば南足柄市の消防団の補助金額等について、これを本当に小田原市と同様の事務処理方式としてよいのかと思ったことです。
小田原市の事務処理方式を適用するとなると、南足柄市の消防団の補助金額等が大幅に減となってしまうのです。南足柄市の消防団の補助金額等は小田原市の約1.6倍と金額は大きいです。でもそれには根拠があるはずです。そう思いましたのは、ここについて熱心な質疑があったからです。質疑した方は、なぜ小田原市の事務処理方式とならなければならないのか、疑問があったのです。何回かこの件について質疑されましたが、回答は、「広域消防が充実してきた」などとありました。
広域消防が充実してきたことはよいことだと思う。でもどのように充実してきているのか、それと減額とどうかみ合っているのか、説明がなかったのでよく分かりませんでした。任意協に臨んでいた委員の方たちや傍聴されていた方たちは理解納得されたのだろうか・・・。
質疑された方が、消防団は「人命、財産を守る重責についている」などとくり返し述べられていたと思います。それと南足柄市の消防団の経緯について述べられていましたが、それらのことが強く印象に残りました。
3284もある事務事業について冒頭書いたようなことですり合わせされていきますが、一つひとつの事業にはみな成り立ち・経緯があるから・・・。