りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

市民活動の場を集約するとどうなっていくのかな

2013年12月05日 | *市*議*会*

 12月定例会もだんだん佳境に入ってきています。所属する総務常任委員会では議案に指定管理者の指定について(おだわら市民活動サポートセンター)と、報告に(仮称)市民活動交流センターについてなどがあり執行部から説明がありました。

 小田原市民会館4階におだわら市民活動サポートセンターがあります。市民の自主的なボランテァ活動などをサポートするところです。市がその運営管理を指定管理者に委託していますが、次期指定期間は平成26年4月1日から平成27年3月31日までの1年間にするとあります。

 その理由の中に、本施設は本市の小田原駅東口お城通り地区再開発事業において、平成26年度末を目標に他の市民利用施設とともに機能移転が予定されているためとなっています。なので、指定管理者の選定に当たっては、熟知している現在の指定管理者となっているところを選定、選定委員会にて審査、協議を行い、結果的に現在の指定管理者になったとのことでした。

 一方、(仮称)市民活動交流センターなのですが、これは今述べたお城通り地区再開発事業の一環として、平成27年3月供用開始予定の駐車場施設に、①市民活動サポートセンター②女性プラザ③国際交流ランジなどの市民活動団体、企業など、様々な主体が交流する拠点施設として整備するとしています。要はここに全部集めるということです。

 このセンターについては、小田原市事業協会が施工者になり管理運営をしていくとのことで、すでにそことは整備・運営に向けた協議がされていて、3施設の運営関係者によるワークショップ等行われてきています。

 議案、報告の審議を通じて、サービスの低下を懸念することからか質疑が相次ぎました。私は、①サービス低下をさせないという担保はどのように考えているのか②そのチェック機関はどのようになっているのか質しました。準備組織作っていくなどと答弁がありました。

 他に、市民サポートセンターの機能を廃止していく訳ではない。建設、管理運営は小田原市事業協会にお願いする。事業合意書を結んでいる。総合協力をしていく。小田原市事業協会は公共的団体として非常に公共的要素が強い。市民活動推進条例を推進する立場から市はこの施設をサポートしていくなどと答弁があったように思います。

 気になるのは市民活動サポートセンターには二つの会議室と窓口横のサロン、作業のできるスペースがありますが、こじんまりとした中にも居心地良く、またそれらは無料で、印刷機も原紙1枚100円ですが、印刷する紙は持ち込み自由などとなっていることです。ぜひこの辺りのことを十分考慮に入れた新たな施設造りになって行ってほしいと思います。市民の素朴な活動が今後も長続きできることが大切だと思っています。

コメント (4)
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