りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

いのちを最優先にする政治を

2011年03月14日 | なんたって住民福祉

 11日の東日本を襲った大地震はあまりにも悲惨な結果となってしまいました。テレビ映像を見ていて、これが同じ日本なのかと思い、ただただ驚くことばかりです。そして地震、津波の恐ろしさを改めて知る思いですが、津波などによって大勢の方が犠牲となったり、行方不明となっていることに胸が痛みます。「おかあさ~ん」と叫んでいた女の子の顔があまりにもかわいそうで、目に焼きついて離れません。こんなに残酷なことはないと思いました。

 そして許せないのが福島第1原発の1号機水素爆発です。2号機でも故障が起き、13日日には3号機でも1号機と同様のことが起きる危険性が高くなってきていることが分かるなど、大変な事態になっていることが非常に残念でなりません。原発は「安全」だとくり返し言ってきた政府や電力会社のアピールはまったく信じられないことが今回でよーく分かりました。すでに被爆された方が何人もいることも分かり、その恐れのある方たちも大勢いそうで、地震、津波、被爆と何重にも大変なめにあっている方たちのことを思うと、それこそ怒りが爆発します。

 12日と13日の二日間で、小田原駅頭などで、後援会の方たちと被災地への募金活動に取り組みました。福島に両親がいるので心配だったという若い方が募金されましたが、現地では電気が通じてなくロウソクの灯りで耐えているとのことでした。その他に被災地に親戚や家族がいる方など多くの方が募金されましたが、どの方も足りないと言われている、水、食料、毛布を届けたいという思いだったと思います。募金活動は今日も行います。

 さて、11日の地震があった時、声をかけながら広範囲に地域を回りました。酒屋さんのお酒のビンがそうとう落ちていましたが、水道管の破裂した箇所もあり、今回の地震の大きさを感じました。回っているときに大きな揺れがあり、すぐ近くにいたご高齢の方とそのご家族の方と肩を抱き合って揺れが止まるのを待ちましたが、こんな時は肩を寄せ合うと安心しますね。

 それから、近くの少年院が緊急避難場所になっているので、心配な方はそこに避難するように声をかけましたが、ご高齢の方たちの何人かがすでに避難していました。中には家が傾き危険な方がいらっしゃったので、避難場所も手配しましたが、いろいろなことが身近でも起きていると思いました。夜にはお一人住まいのご高齢の方が不安になり訪ねてこられたので、わが家で夜をともに過ごしました。

 とにかく、被災地への救援を、いのち最優先で取り組むことが求められていると思います。 

 

コメント
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