(小田原市役所前、ひろば)
福祉をめぐって、人ごとではすまされない、痛ましい事件等が相次いで起こっています。私が議員となり7年、今ほど多く起こっているときはないと感じます。
認知症のお母さんを殺害、若い男性が福祉事務所の前で自殺、餓死状態で発見されるという高齢者の方など。本当に痛ましい限りです。殺害、それ自体はけして許される行為ではないものの、すべての背景に日本の介護制度や生活保護制度のあり方が大きく問われてきていることは見逃せない事実です。
このような事件をめぐり、京都地裁の裁判長が、「行政のあり方を再度考える余地が残されているのではないか」などと述べたそうですが、まさにそのとおりです。
憲法25条は国民の生存権の保障をうたっています。弱い立場にあればある人ほど支える力を必要とします。国の医療、介護、障害者福祉、生活保護制度の改悪は重大です。ますます国会とも連携し、福祉をよくするために頑張らなければと思います。