米大統領選で事前の予想を覆し、共和党候補のドナルド・トランプ氏が、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破り、第45代大統領に決まった。接戦ではあるが、最後はクリントン氏が当選するだろうというのが事前調査などから大方の見方であったが、予想を見事に覆した。
暴言王ともいわれ、政治の経験がなく、ちょっと危なかしいが、政治においても経済においても漂う閉塞感を打ち破ってくれそうというのが、アメリカ国民の選択だったのだろう。
それにしてもアメリカの大統領戦は長い闘いだ。民主党、共和党の候補となるための予備選挙に始まって、本選挙へと約1年間の戦いである。
同じ国家元首の選任でもイギリスは大違いである。今年の7月にキャメロン首相が退任して、テリーザ・メイ氏が76代首相に選任された。いつ選挙がおこなわれたの?どのような過程で選任されたの?と思ったが、イギリスでは直接国王(現在はエリザベス女王)が首相を任命するということである。
アメリカでは最後は選挙人が大統領を選任するが、党の候補者選びも含めて直接選挙に近い形での選任は、民主主義を代表する国らしい。各州で多く得票した候補がその州の全ての選挙人を獲得するのも独特だ。時には総得票数が多かった候補が大統領になれなかったこともあるという。また副大統領も併せて投票するのも独特である。もし大統領に不測の事態が発生して職務ができない時には、副大統領が大統領に昇格するためだろう。
何はともあれ世界中が注目したアメリカの大統領選挙が終わった。今度はトランプ次期大統領の政治手腕に注目が集まるだろう。
暴言王ともいわれ、政治の経験がなく、ちょっと危なかしいが、政治においても経済においても漂う閉塞感を打ち破ってくれそうというのが、アメリカ国民の選択だったのだろう。
それにしてもアメリカの大統領戦は長い闘いだ。民主党、共和党の候補となるための予備選挙に始まって、本選挙へと約1年間の戦いである。
同じ国家元首の選任でもイギリスは大違いである。今年の7月にキャメロン首相が退任して、テリーザ・メイ氏が76代首相に選任された。いつ選挙がおこなわれたの?どのような過程で選任されたの?と思ったが、イギリスでは直接国王(現在はエリザベス女王)が首相を任命するということである。
アメリカでは最後は選挙人が大統領を選任するが、党の候補者選びも含めて直接選挙に近い形での選任は、民主主義を代表する国らしい。各州で多く得票した候補がその州の全ての選挙人を獲得するのも独特だ。時には総得票数が多かった候補が大統領になれなかったこともあるという。また副大統領も併せて投票するのも独特である。もし大統領に不測の事態が発生して職務ができない時には、副大統領が大統領に昇格するためだろう。
何はともあれ世界中が注目したアメリカの大統領選挙が終わった。今度はトランプ次期大統領の政治手腕に注目が集まるだろう。