川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

竹上市政4ヶ月の評価

2016-03-11 19:27:41 | 日記
 昨年10月4日の松阪市長選挙で竹上真人市長が誕生して4ヶ月が過ぎました。この間に市政は安定し、周辺の政治とも急速に修復が進んでいます。
 市長選挙は昨年の9月議会の会期中に行われました。本来市長選挙に当選した新市長は各部署からしっかりレクチャーを受けてから議会に望むのですが、その暇がありませんでした。いきなり議会に出て答弁をするということになりましたが、しっかり議会対応をされたのではないかと思います。

 これまで松阪市は周辺の多気町、明和町、大台町、大紀町などとRDFの離脱問題などで長い間もめていました。また県や国ともギクシャクしていました。市長と市議会ともギクシャクしていました。
竹上市長の誕生で周辺の町とも、県とも、国とも一気に関係が改善されました。また市議会との関係も改善されました。最も市長と市議会の関係は良好に越したことはないのですが、ある程度距離をおくことも必要です。
 何はともあれ、周辺の政治とのトラブルに無駄なエネルギーを使わなくてよい分、本来の市政運営に力をそそぐことができます。

 竹上市長が怒っている姿は見たことがありません。市長が職員を怒る、会社の社長や上司が部下を怒る、親が子どもをしかる。自分の言葉で相手を納得させることができれば、怒る必要はありません。怒るのは言葉で相手を説得できない場合に威圧するための行為です。怒るのは自分の能力のなさを表しているのです。
 竹上市長はうそのない市長です。市長という職業柄全くうそをつかないわけにはいかないと思うが、肝心なところでのうそはないと安心できます。平気でうそを連発した前市長にへきえきしてきたので、当たり前のことですが、うそのつかない市長は新鮮に映ります。

 少し褒めすぎましたが、竹上市長の真価が問われるのはこれからです。市議会議員としてしっかりチェックをしていかなければなりません。