川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市立西中学校で卒業式

2016-03-08 21:56:17 | 日記
 暖かい春の日差しが降りそそぐ3月6日、松阪市内の市立中学校12校の(多気中は含まない)の卒業式が一斉に行われました。この日市内の中学校から1,399名、多気中の松阪関係33名のが卒業しました。
 私も松阪市曲町の松阪市立西中学校(川島三由紀校長)の第31回卒業式に、地域の皆様と一緒に来賓として出席させていただきました。西中学校からは186名が巣立っていきました。

 卒業生が担任の先生を先頭に入場したあと、国家・校歌斉唱がありました。卒業生の名前が一人一人読み上げられ、クラスの代表が校長先生から卒業証書を授けました。
 川島校長は式辞の中で、『皆さんが入学した2013年には、夏季オリンピックが東京に決まり、日本中が沸き上がった年でした。皆さんが2年生の2014年には日本人3人がノーベル物理賞を受賞し、自身を失いかけていた日本人に希望の光を灯しました。
 ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんは、「私たちは暗闇のなかにいると、光の大切さに気づきます。私たちは銃を見て本とペンの大切さに気づきました」と述べました。皆さんは学校で平和、環境、人権を学んできましたことを生かし、一人一人が自分らしく輝いて新しい世界に大きく羽ばたいていくことを願っています。』と述べました。


                   (卒業生代表で答辞を述べる佐藤勝一さん)

 また来賓として出席された松阪市教育委員会の山内一教育委員、山口華苗西中PTA会長から祝辞がありました。山口PTA会長は「これからは今まで以上に悩むこともあるでしょう。そんな時にも西中学校で学んだことを忘れずに、家族や先生、地域の人たちがいることを忘れずに、大きな夢をもって歩んで下さい。」と述べました。

 在校生を代表して奥田龍至さんが送辞を述べ、卒業生を代表しての送辞では佐藤勝一さんが、中学校最初の春の遠足、2年生の修学旅行、また職場体験学習(わくわくワーク)、陸上競技大会や合唱祭などの思い出を述べ、「西中で学んだことを生かし、どんな困難でも乗り越えていき、ゆっくりでもいい、一歩一歩しっかりと進んでいきます。」と希望を述べました。
 式歌の「旅立ちの日に」を歌う頃には感激にすすり泣く卒業生の姿も見られ、186名の卒業生が3年間の思い出の学舎を巣立って行きました。素敵な卒業式でした。

コメント
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