多気町に拠点を置く劇団白つばき(北村久和代表)の結成15周年記念公演「五桂池ものがたり くちなしの花」が3月1日、多気町民文化会館で上演され、妻と見せていただきました。この演題は劇団白つばきが15年前に結成されたときの旗揚げ作品で、少しイメージ変更、追加した内容でキャストもほとんど替わっているとのことです。会場は満員の観客であふれました。
この作品は、今から約340年前に藩命により県下最大の農業かんがい池の五桂池が造成されるとき、強制的に立ち退きを迫られた25軒の民家の人たちの苦悩を描いた実話です。静かな山あいの村に突然発せられた立ち退き命令、人々は現在の多気町朝長、玉城町富岡、志摩市磯部町夏草、鳥羽市相差茅原の4ヶ所に移り住むことになります。なるべく近くに移り住みたい人々、それを調整する庄屋の苦労、やがて行き先が決められ、それぞれの地に分かれていきます。
この演目の演出を担当された竹守伸一さんは私が小学校のPTAをしているときお世話になった先生です。また出演者の大北則子さん、奥村茂さんは私の知り合いで、この芝居の案内をいただきました。
この公演を見ていて素晴らしいと思ったのは、舞台と会場が一体となっていることでした。芝居の途中途中で拍手がおき、みんなでこの劇団を支えていこうという会場の人たちの熱い思いを感じました。素晴らしい公演を見せていただきました。
次回の劇団白つばき2016年春公演は『冬の汽笛-参宮鉄道物語』が予定されています。
この作品は、今から約340年前に藩命により県下最大の農業かんがい池の五桂池が造成されるとき、強制的に立ち退きを迫られた25軒の民家の人たちの苦悩を描いた実話です。静かな山あいの村に突然発せられた立ち退き命令、人々は現在の多気町朝長、玉城町富岡、志摩市磯部町夏草、鳥羽市相差茅原の4ヶ所に移り住むことになります。なるべく近くに移り住みたい人々、それを調整する庄屋の苦労、やがて行き先が決められ、それぞれの地に分かれていきます。
この演目の演出を担当された竹守伸一さんは私が小学校のPTAをしているときお世話になった先生です。また出演者の大北則子さん、奥村茂さんは私の知り合いで、この芝居の案内をいただきました。
この公演を見ていて素晴らしいと思ったのは、舞台と会場が一体となっていることでした。芝居の途中途中で拍手がおき、みんなでこの劇団を支えていこうという会場の人たちの熱い思いを感じました。素晴らしい公演を見せていただきました。
次回の劇団白つばき2016年春公演は『冬の汽笛-参宮鉄道物語』が予定されています。