前日の雪降りの荒れた天気から一転して暖かく晴れわたり絶好の祭り日よりとなった2月19日、松阪市柚原町のうきさとむら(西井静男代表)で、「じゃんぼ七草粥祭り」開催されました。七草粥は正月の7日に行われる行事で、正月の間に酒やご馳走で疲れた胃袋や臓器を休めるために、その頃野に出てきた栄養価の高い七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を粥の中に入れて食べるもので、うきさとむらでは旧暦の1月7日に近い、2月の第3日曜日に行われています。
第21回目となった今年の祭は好天に恵まれて朝早くから、大勢の市民が来場して祭りを楽しみました。会場内には焼きそばやモロヘイヤうどん、ミンチカツ、から揚げ、ぜんざいなどの店が並び、思い思いのバザーを楽しんでいました。
午後12時からは直径1mの大釜で炊かれた七草粥が、竹の器に盛られて来場者に無料で振る舞われました。
この日は普段静かな山あいの地区も終日賑わっていました。