フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

解散

2012-11-16 23:11:41 | Weblog
報道番組はおろか、今やバラエティー番組を除いてほとんど解散問題を取り上げています。皮肉な見方かも知れませんが、議員の先生の動きは就職活動をしている学生さんの動きにダブって見えるのは私だけでしょうか。学生さんにとっての会社が議員さんにとっての党派となり、有利な場所を求めて走り回っています。会社に入って何をするかではなくとにかく就職して社会人に早くなりたいと思う状態です。議員さんの離合集散はそんな風に映っています。
うした議員さん側ではなく、我々国民側として、こんな状況にどんな風に参加していったら、いいのだろうか。もちろん最終的には一票を投じることですが、解散から投票までの間に見抜くことではないでしょうか。何を見抜くかといえば、本物を見抜くことですが、国を思う気持ちが本物かどうかです。抽象的過ぎるかも知れませんがそれしか言いようがないのです。ただ選挙から逃げることだけは絶対しないことです。民意という言葉が飛び交いますが、投票率が低い民意では、結果、政権を託された政党も思い切りようが鈍るからです。自信を持って政策を遂行出来るだけの投票率を併せて政権党に持たせたいと思うのです。