フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

忍者の教え

2012-11-12 21:37:27 | Weblog
アメリカのフロリダ州マイアミの大学の授業で、建築学の教授が幅が約50メートルある池の上を歩けという課題を学生達に与えました。学生達は特製の靴を履いて挑戦しました。41チームのうち10チームはゴールにたどり着けませんでした。1位のチームは1分余りで渡り切り、500ドル、日本円でおよそ4万円の賞金が出たそうです。どうやって水に浮いたかというと発砲スチロールや合板を使ったようです。
さて、発砲スチロールや合板がなかった日本の戦国時代の忍者はどうやって水の上を歩いたのでしょう。右足が沈む前に左足を使うという笑い話は別にして何か方策があったのでしょうかねぇ。忍者の力はオリンピックでもかなりの種目でメダルがとれそうですよ。走る、跳ぶ、投げる、泳ぐなど特別な修業で実力をつけたと思うのです。そうした修業内容は今、踏襲されていないのですかね。
こうした忍者の知恵を活かす工夫をしたり、そうそう、おばあちゃんの知恵をもう一度日常生活に活かすなど、ちょっと日本も歴史に学ぶ姿勢が薄れているだけに、ここらで、立ち止まってもいいと思うのですが…。