フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

日記

2010-12-10 21:24:41 | Weblog
今年のブームは何と言っても「坂本龍馬」でした。この坂本龍馬が刺客に襲撃され暗殺されたのが慶応3年11月15日の午後8時頃が定説になっていますが、実は午後10時頃だとする日記が出てきました。それも襲撃したのは、3人ではなく2人組だというものです。
日記を書いていたのは、幕末の京都で政治情勢をひそかに探る活動をしていた土佐藩の役人で龍馬と非常に親しい人です。今後はまた、龍馬襲撃に関する定説が変化するかもしれないですね。
日記が歴史を語ることは往々にしてありますが、それほど大袈裟でなくても、日記を続けることは大きな効果があります。もちろんその日記を読み返すことによってですが。まず書いているときは、等身大の自分と向き合うことが出来ます。現在の自分と向き合うことをせずに未来を見つめることが出来ないですからね。また日記を読み返すと、わずか一行書いてあるだけでも懐かしさが沸き起こり、その当時の自分を思い出すことが出来ます。もうひとつ、こまめに読み返していると物忘れしなくなるような気がします。逆にどれだけ物忘れをしているかの確認も出来ますね。
間もなく新年。今度こそ日記を継続しましょう。