フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

天使の囁き

2008-02-17 18:28:51 | Weblog
今日、2月17日は1978年に北海道大学演習林で最低気温氷点下41.2度を記録した事によって1994年に「天使のささやきを聴く会」が制定したのが「天使の囁きの日」です。
私が知る日本最低気温は、1902年1月25日の旭川市で記録された氷点下41.0度です。不思議に思って調べてみると、気象庁の公式記録の対象から外れていたために、これは記録に残らないのだそうです。
ところで、この「天使の囁き」とは何でしょう。
空気中の水蒸気が凍ってできる小さな氷の結晶、ダイアモンドダストの事だそうです。
「天使の囁きを聴く会」では1987年から2月17日にはダイアモンドダストの観察等厳冬の一夜を体験する集いを「母子里もしり」で行っているそうです。ダイアモンドダストがキラキラ舞い落ちる様子はきれいだそうですね。ダイアモンドダストが漂っている様子が天候の話し声となって聴こえてくるわけですね。どんな声の響きでどんなトーンなんでしょう。
我々の知らない事が本当に数多くあります。一つ一つ体験して行きたいものですが、手はじめに「天使の囁き」を体験しますか。耳元でとても心地よい声を届けて欲しいですね。
しかし、ああ明日も目覚ましの音が「悪魔の囁き」に聞こえるのでしょう!!