持つ

昨日の新聞に、中国の長者番付が公表され、不動産開発を手掛ける会長の娘(26歳)が資産162億ドル(約1兆9000億円)で１位に選ばれたとありました。
兆というお金の単位は日本の予算編成の際にお目にかかる位で、我々の日常の生活からはかけ離れた存在です。数字の下に０が12もつくんですから、まさに桁はずれです。
余談ですが数の単位には、この兆の上に京けいで０が16、ず～と上もあり、０が64の不可思議、０が68の無量大数、まであるそうです。不可思議といえば我々のレベルでは億でもじゅうぶん不可思議です。
この26歳の女性はどんな生活をしているのか、まったく想像もつきません。「華やかなんだろうな」と思うのですが・・・。
ある人から幸せの為の「五持つ」を聞いたことがあります。
「人生は五持つがあれば幸せ。１つは健康をたもつ、他に目的、友人、趣味、そしてお金を少々・・持つ」
この女性は確かにお金持ちですが、ふとそんな事を考えるのは貧者のひがみなんでしょうか？