歩行者天国

1974年の今日、銀座と新宿で土曜歩行者天国が行われました。
全国にもこの動きが拡がり、各地で歩行者天国が実施されました。しかし、車社会が年毎としごとに進行するにつれて、渋滞状況が加速し、歩行者天国の数はどんどん減って行き、名古屋でも殆どみられなくなりました。まあその分、大型ショッピングセンター続々誕生して、店内が歩行者天国となっていきました。
そんな中、今年は名古屋でも１日だけでしたが、テレビ塔の右側で歩行者天国が復活しました。太陽が直接降り注ぐ道路を活用することで、地域の活性化につなげることが出来るか検証しようとしたのかもしれません。
ところで、この歩行者天国の「天国」という言葉はどこから誕生したのでしょうか。
確かに人と人とが触れ合うコミュニケーションの場と位置づけようとしたのでしょうが、天国はコミュニケーションがとりやすいのでしょうか。そんな疑問を抱いていたら、先日ある本に「天国は孤独に陥る事がない所」と書かれていて、天国という言葉に納得しました。
しかしコミュニケーションは黙っていてとれるものではないだけに、場を設けるだけでなく、人間同士がコミュニケーションをとる勉強も日常の生活でしっかりとしていかなければならないでしょう。